JIS A 2102-1:2015 窓及びドアの熱性能―熱貫流率の計算―第1部:一般 | ページ 8

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A 2102-1 : 2015
附属書JB
(規定)
外窓と内窓との伝熱開口面積の異なる二重窓の熱貫流率
JB.1 二重窓の熱貫流率
改修用の後付二重窓など,外窓と内窓とで伝熱開口面積が異なる二重窓の熱貫流率(UW)は,式(JB.1)
によって計算する。
1
UW (JB.1)
1 UW1 RsiRs Rse AW1 ( AW2UW2 )
ここに, AW1 : 外窓の伝熱開口面積(m2)
AW2 : 内窓の伝熱開口面積(m2)
また,他の記号については5.1.2に定義したとおりである。
JB.2 二重窓のフレームの熱貫流率
二重窓のフレーム部及びグレージング部の熱性能を個別に評価する場合,フレームの熱貫流率(Uf)は,
式(JB.2)によって計算する。グレージング部は5.2による。
1
Uf (JB.2)
1 U'1fRsi Rs Rse 1 U'f 2
ここに, U'f1 : 二重窓の外窓フレームの熱貫流率[W/(m2・K)]
U'f2 : 二重窓の内窓フレームの熱貫流率[W/(m2・K)]
また,他の記号については,5.1.2に定義したとおりである。二重窓の外窓,内窓のそれぞれのフレーム
の熱貫流率(U'f1,U'f2)は,外窓の伝熱開口寸法を基準とした場合の外窓と内窓とのフレームの投影幅の
違いから次によって計算する。
a) 外窓グレージングの見付け幅の方が大きい場合(bf1≦l1+bf2) 外窓グレージングの見付け幅が内窓
グレージングの見付け幅より大きい場合の下枠フレーム部分の例を図JB.1に示す。ここでl2は,外窓
の伝熱開口寸法を基準としたときの内窓のフレームの投影幅(l1+bf2)と外窓のフレームの投影幅(bf1)
との差である。

――――― [JIS A 2102-1 pdf 36] ―――――

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A 2102-1 : 2015
a 室内側
b 屋外側
bf 二重窓のフレーム投影幅
図JB.1−二重窓フレーム投影幅(bf)及びbf1,bf2寸法の例
(外窓グレージングの見付け幅の方が大きい場合)
U'f1及びU'f2は,それぞれ式(JB.3)及び式(JB.4)によって計算する。
Ug1 l2
Uf 1 bf 1
Uf 1 (JB.3)
bf 1l2
Uf 2 bf 2
Uf 2 (JB.4)
bf 2l1
ここに, Uf1 : 外窓単体のフレームの熱貫流率[W/(m2・K)]
Uf2 : 内窓単体のフレームの熱貫流率[W/(m2・K)]
bf1 : 外窓単体のフレームの投影幅(m)
bf2 : 内窓単体のフレームの投影幅(m)
Ug1 : 外窓グレージング中央部分の熱貫流率[W/(m2・K)]
l1 : 外窓と内窓の伝熱開口寸法の差(m)
l2 : 外窓伝熱開口寸法基準の内窓フレーム投影幅(l1+bf2)
と外窓フレーム投影幅(bf1)との差(m)

――――― [JIS A 2102-1 pdf 37] ―――――

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A 2102-1 : 2015
b) 内窓グレージングの見付け幅の方が大きい場合(bf1>l1+bf2) 内窓グレージングの見付け幅が外窓
グレージングの見付け幅より大きい場合の下枠フレーム部分の例を図JB.2に示す。
a 室内側
b 屋外側
bf 二重窓のフレーム投影幅
図JB.2−二重窓フレーム投影幅(bf)並びにbf1及びbf2寸法の例
(内窓グレージングの見付け幅の方が大きい場合)
U'f1及びU'f2は,それぞれ式(JB.5)及び式(JB.6)によって計算する。
U1f U1f (JB.5)
Uf 2bf 2Ug 2l2
Uf 2 (JB.6)
bf 2l1 l2
ここに, Ug2 : 内窓グレージング中央部分の熱貫流率[W/(m2・K)]
外窓及び内窓をそれぞれ単体の窓とした場合のフレームの熱貫流率(Uf1,Uf2)は,次のとおりである。
− JIS A 2102-2に従って算定したもの
− 附属書Dから得られたもの

――――― [JIS A 2102-1 pdf 38] ―――――

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A 2102-1 : 2015
附属書JC
(規定)
錠又はポスト口の熱橋を含むドアセットの熱貫流率
ドアの不透明パネルに錠又はポスト口の熱橋がある場合の熱貫流率(UD)は,式(JC.1)によって計算し
なければならない。
Ag Ug Ap Up Af Uf lg Ψg lp Ψp (JC.1)
UD
Ag Ap Af
ここに, Af,Ag,lg,Ap及びlp : 箇条4の定義による。
Ug,Uf,Ψg,Up及びΨp : 5.3の定義による。
χ : 錠又はポスト口の点熱貫流率(W/K)
ドアにグレージングがない場合,式(JC.1)にはAg=0及びlg=0を適用する。
Ψpは,次の場合はゼロとし,その他の場合はJIS A 2102-2の附属書C(熱貫流率の算定)に従って計算
しなければならない。
− 不透明パネルの室内側表面材及び屋外側表面材の熱伝導率が0.5 W/(m・K)未満である場合
− 不透明パネルの縁部での架橋材料の熱伝導率が0.5 W/(m・K)未満である場合
注記1 異なるタイプのフレームのUfの一般値を附属書Dに示す。
注記2 グレージングのΨgの一般値を附属書Eに示す。
内外を貫通する通常の錠及びポスト口の場合,χは表JC.1及び表JC.2の値を用い,その他の場合は,
JIS A 2102-2の附属書Cに従って計算しなければならない。
錠及びポスト口の構造の例を,図JC.1及び図JC.2に示す。
表JC.1−錠の点熱貫流率
単位 W/K
錠タイプ 補強材 錠モデル 点熱貫流率
χ
掘込み錠 木 シリンダ 0.09
シリンダ+角芯 0.10
面付け錠 スチール シリンダ 0.20
シリンダ+角芯 0.20
シリンダ+角芯+錠ケース 0.22
表JC.2−ポスト口の点熱貫流率
単位 W/K
ポスト口タイプ 点熱貫流率
χ
一般ポスト口 0.10
防風ポスト口 0.07

――――― [JIS A 2102-1 pdf 39] ―――――

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A 2102-1 : 2015
単位 mm
図JC.1−錠の構造の例
単位 mm
図JC.2−ポスト口の構造の例

――――― [JIS A 2102-1 pdf 40] ―――――

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JIS A 2102-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10077-1:2006(MOD)

JIS A 2102-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 2102-1:2015の関連規格と引用規格一覧