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A 6008 : 2002
表3 複合シートの品質
項目 種類 適用試験箇条
一般複合タイプ 補強複合
加硫ゴム系 非加硫ゴム系
熱可塑性 塩化ビニル タイプ
樹脂系
エラストマー系
引張性能 引張強さ N/cm 80以上 60以上 80以上 100以上 240以上 8.5
伸び率 % 300以上 250以上 300以上 150以上 15以上
引裂性能 引裂強さ N 40以上 30以上 50以上 50以上 50以上 8.6
温度依存性 試験温度引張強さ 32以上 24以上 40以上 40以上 100以上 8.7
60℃ N/cm
試験温度 伸び率 % 100以上 50以上 50以上 10以上 7.5以上
−20℃
加熱伸縮性状 伸縮量 伸び 2以下 2以下 2以下 2以下 2以下 8.8
mm 縮み 4以下 4以下 4以下 4以下 4以下
劣化処理後引張強さ 加熱処理 80以上 80以上 80以上 80以上 80以上 8.9
の引張性能比 % 促進暴露処理(1)80以上 80以上 80以上 80以上 80以上
アルカリ処理 80以上 80以上 80以上 80以上 80以上
伸び率 加熱処理 70以上 70以上 70以上 70以上 70以上
比 % 促進暴露処理(1)80以上 80以上 80以上 80以上 80以上
アルカリ処理 80以上 80以上 80以上 80以上 80以上
伸び時の劣化性状 加熱処理 いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。 8.10
促進暴露処理(1) いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。
オゾン処理(1) いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。
接合性状 無処理 基準線からのずれ及びはく離の長さが5mm以下 − 8.11
で,かつ,有害な膨れなど異常箇所があってはな
らない。
加熱処理 基準線からのずれ及びはく離の長さが5mm以下 −
で,かつ,有害な膨れなど異常箇所があってはな
らない。
アルカリ処理 基準線からのずれ及びはく離の長さが5mm以下 −
で,かつ,有害な膨れなど異常箇所があってはな
らない。
接合引張性接合引張 無処理 − 240以上 8.12
能 強さ 加熱処理 − 190以上
N/cm アルカリ処理 − 190以上
注(1) 屋外で露出して使用するルーフィングに適用する。
――――― [JIS A 6008 pdf 6] ―――――
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6. 寸法及び単位面積質量
製品の寸法は8.2,単位面積質量は8.4によって測定し,表4に適合しなけれ
ばならない。寸法及び単位面積質量に対する許容差は,表5による。
表4 製品の寸法
種類 厚さ mm 幅及び長さ 単位面積質量 g/m2
均質シート 加硫ゴム系 1.0以上 受渡当事者間の協定による。表示値とする。
非加硫ゴム系 1.5以上
熱可塑性エラストマー系 1.0以上
塩化ビニル樹脂系 1.0以上
エチレン酢酸ビニル樹脂系 1.0以上
複合シート 一般複合タイプ 1.2以上
補強複合タイプ 1.0以上
表5 寸法及び単位面積質量の表示値に対する許容差
厚さ % 長さ 幅 % 単位面積質量 %
+15 プラス側は,規定しない。 プラス側は,規定しない。 プラス側は,規定しない。
−10 マイナス側は,認めない。 マイナス側は,1まで認める。 マイナス側は,10まで認める。
7. 外観
外観は,製品を平面に広げて観察し,次の状態による。
a) 極端な湾曲があってはならない。
b) 異常な起伏があってはならない。
c) 異常に粘着する部分があってはならない。
d) 裂けた箇所,切断箇所,折れしわ及び貫通したあながあってはならない。
e) 層間に,はく離している部分があってはならない。
8. 試験
8.1 試験の一般条件
試験の一般条件は,次による。
a) 試験片の作製及び試験を行う環境条件 試験片の作製及び試験を行う環境条件は,特に指定がない限
り標準状態とする。
備考 標準状態とは,JIS Z 8703に規定する温度20℃ 2級,湿度65% 20級 [20±2℃,(65±20) %] を
いう。
b) 数値の丸め方 測定値,計算値を丸める場合の数値の丸め方は,JIS Z 8401による。
8.2 寸法の測定
寸法の測定は,次による。
a) 厚さ 厚さは,JIS K 6250の8.1(寸法測定)a)(A法)又はこれに準じる方法で測定する。
厚さの測定箇所は,図1に示すように端部から300mmを切り除き,更にその端部から20mm内側
で,かつ,幅方向の両端から各々幅の10%内側に入った2か所 (a,b) とその間を4等分した箇所(c,
d及びe)の合計5か所とする。厚さは,0.01mm単位で測定し,その測定値の平均値で示す。ただし,
幅が500mm未満のものは,c及びdの箇所の測定は,省略することができる。
b) 幅 幅は,長手方向の両端付近及び中央付近の3か所において1mm単位で測定し,その測定値の平
均値で示す。
c) 長さ 長さは,平面に広げた全長の最短部を1cm単位で測定する。
――――― [JIS A 6008 pdf 7] ―――――
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図1 厚さの測定
8.3 試験片の作製
試験片の作製は,次による。
a) 試験片の採取 寸法を測定した製品から,試験に必要な長さを切り取り,平面に広げて標準状態に24
時間以上静置した後,付図1,付図2及び付表1のように試験片を採取する。
なお,製品の幅が350mm未満のものについては,同条件で製造した幅350mm以上のものから試験
片を採取する。
製品に粘着性があり,試験に支障がある項目については,粘着部に,JIS K 8617に規定する炭酸カ
ルシウムをまぶし,粘着性を除去した後試験を行う。
b) 試験片の厚さ及び幅の測定 ダンベル及び切り込みなしアングル形試験片の厚さは,JIS K 6250によ
って,ダンベル形の平行部分を数箇所,アングル形は引裂き付近の3か所以上を測定し,各中央値を
試験片の厚さとする。
ダンベル形の幅は,打抜き型の幅を用いる。
8.4 単位面積質量
単位面積質量は,試験片の質量を1gまで量り,これを試験片の面積で除して単位面
積質量を算出し,グラム毎平方メートル (g/m2) の単位で表す。試験片の面積は,試験片の幅及び長さを
それぞれ3か所で1mmまで測り,これらの平均値から算出する。
なお,単位面積質量は,試験片3個の平均値で示す。
備考 試験片にはく離紙などの付いている場合は,その状態で質量を量り,その後はく離紙などの質
量を差し引く。
8.5 引張性能
8.5.1 引張試験機 引張試験機は,荷重及び変位の自動記録装置並びに一定温度(60±2℃,20±2℃及び
−20±2℃)に調節できる恒温槽を備え,引張速度を,一定速度(500mm/min,300mm/min又は200mm/min)
に調節でき,試験片の標線間距離の8倍以上に引っ張れるものとする。
8.5.2 試験方法 試験方法は,次による。
試験片を,標準状態に1時間以上静置した後,表6に示すつかみ間距離で引張試験機に取り付ける。次
いで,表6に示す引張速度で試験片が破断するまで引っ張る。
なお,補強複合タイプの試験片の取付け及びつかみの大きさは,図2による。
引張強さ及び伸び率の測定並びに算出は,表7による。
――――― [JIS A 6008 pdf 8] ―――――
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なお,引張強さ及び伸び率は,長手方向及び幅方向について,それぞれ試験片3個の平均値で示す。
表6 引張速度及び試験片のつかみ間距離
種類 引張速度 つかみ間距離
mm/min mm
均質シート 加硫ゴム系 500 60
非加硫ゴム系 500
熱可塑性エラストマー系 500
塩化ビニル樹脂系 200
エチレン酢酸ビニル樹脂系 200
複合シート一般複合タイプ加硫ゴム系 500 60
非加硫ゴム系 500
熱可塑性エラストマー系 200
塩化ビニル樹脂系 200
補強複合タイプ − 300 75(図2参照)
図2 補強複合タイプの引張試験片
8.6 引裂性能
8.6.1 引張試験機 引張試験機は,8.5.1による。
8.6.2 試験方法 試験方法は,次による。
試験片を標準状態に1時間以上静置した後,引張試験機に試験片をつかみ間距離60mmとして取り付け,
表6に示す引張速度で,試験片が破断するまで引っ張る。
引裂強さの測定及び算出は,表7による。
なお,引裂強さは,長手方向及び幅方向について,それぞれ試験片3個の平均値で示す。
――――― [JIS A 6008 pdf 9] ―――――
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表7 引張性能及び引裂性能の測定並びに算出方法
項目 種類 算出方法
引 均質シート 引張強さは,最大荷重 (N) を読み取り,次の式によって算出する。
張 PB
強 TB=
さ t W
ここに, TB : 引張強さ (N/cm2)
t : 試験片の実測した厚さ (cm)
PB : 最大荷重 (N)
W : 試験片の幅 (0.5cm)
複合シート 引張強さは,一般複合タイプは,最大荷重 (N) を,また補強複合タイプは,補強
布の破断時の荷重 (N) を読み取り,次の式によって算出する。
PB
TB=
W
ここに, TB : 引張強さ (N/cm)
一般複合タイプの場合 PB : 最大荷重 (N)
W : 試験片の幅 (0.5cm)
補強複合タイプの場合 PB : 補強布の破断時の荷重 (N)
W : 表側つかみ幅 (2.5cm)
伸 均質シート 伸び率は,破断時の標線間距離 (mm) を測定し,次の式によって算出する。
び LB−L0
率 EB= 100
L0
ここに, EB : 伸び率 (%)
LB : 破断時の標線間距離 (mm)
L0 : 標線間距離 (20mm)
複合シート 一般複合タイプ 伸び率は,破断時の標線間距離 (mm) を測定し,次の式によって算出する。
LB−L0
EB= 100
L0
ここに, EB : 伸び率 (%)
LB : 破断時の標線間距離 (mm)
L0 : 標線間距離 (20mm)
補強複合タイプ 伸び率は,補強布の破断時におけるつかみ間距離の変位量 (mm) を読み取り,次
の式によって算出する。
LB
EB= 100
L0
ここに, EB' : 補強布の破断時の伸び率 (%)
LB' : 補強布の破断時のつかみ間距離の変位量 (mm)
L0' : つかみ間距離 (75mm)
引 均質シート 引裂強さは,最大荷重 (N) を読み取り,次の式によって算出する。
裂 PT
強 TT=
さ t
ここに, TT : 引裂強さ (N/cm)
PT : 最大荷重 (N)
t : 試験片の実測した厚さ (cm)
複合シート 引裂強さは,最大荷重 (N) を読み取る。
8.7 温度依存性
8.7.1 引張試験機 引張試験機は,8.5.1による。
8.7.2 試験方法 試験方法は,次による。
試験片を60℃及び−20℃の試験温度に1時間以上静置した後,表6に示すつかみ間距離で引張試験機に
取り付ける。
――――― [JIS A 6008 pdf 10] ―――――
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JIS A 6008:2002の国際規格 ICS 分類一覧
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