JIS B 0420-1:2016 製品の幾何特性仕様(GPS)―寸法の公差表示方式―第1部:長さに関わるサイズ | ページ 3

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B 0420-1 : 2016
a) 内側形体又は外側形体のいずれか,及び円筒
又は相対する二平面のいずれかとみなす測得形体
b) 最大内接サイズ
c) 最小外接サイズ
d) 最小二乗サイズ
図4−直接全体サイズの図解
3.11.2.1
算出サイズ(calculated size)
同じ形体の一つ又は幾つかの別のサイズに,形体の固有特性に関する数式を用いて得られるサイズ(3.8)。
注記 算出サイズは,局部サイズ(3.10),又は全体サイズ(3.11)のいずれにもなる場合がある。
3.11.2.1.1
円周直径(circumference diameter)
次の式から求めた直径(d)による(測得円筒の)算出サイズ(3.11.2.1)。
L
d
ここに, L : 最小二乗当てはめ円筒の中心軸直線に垂直な,横断面の
外殻測得線の長さ(図5参照)。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 11] ―――――

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B 0420-1 : 2016
注記1 円周直径は,横断面で定義する。
注記2 幾つかの判定基準を横断面に適用する当てはめ演算に用いることができるが,選択した判定
基準に従って異なる結果が得られる。標準判定基準は,形体の最小二乗当てはめ円筒である
[JIS B 0672-2の4.2.1(測得円筒の局部寸法)参照]。
a) b)
L 輪郭の長さ(測得線)
d Lをπで除した値に等しい円周直径
図5−円周直径の例
3.11.2.1.2
面積直径(area diameter)
次の式から求めた直径(d)による(測得円筒の)算出サイズ(3.11.2.1)。
4A
d
ここに, A : 最小二乗当てはめ円筒の中心軸直線に垂直な,横断面の
外殻測得線によって囲まれた領域の面積(図6参照)。
注記1 面積直径は,横断面で定義する。
注記2 幾つかの判定基準を横断面に適用する当てはめ演算に用いることができるが,選択した判定
基準に従って異なる結果が得られる。標準判定基準は,形体の最小二乗当てはめ円筒である
[JIS B 0672-2の4.2.1(測得円筒の局部寸法)参照]。
a) b)
A 測得線の輪郭の内側領域の面積
d Aから算出される面積直径
図6−面積直径の例
3.11.2.1.3
体積直径(volume diameter)

――――― [JIS B 0420-1 pdf 12] ―――――

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B 0420-1 : 2016
次の式から求めた直径(d)による(測得円筒の)算出サイズ(3.11.2.1)。
V
d
L
ここに, V : 外殻測得円筒で決まる体積
L : 最小二乗当てはめ円筒を,その中心軸直線に垂直で,形
体の完全断面を含んだ最大限に離れた平行二平面で切断
したときに得られる円筒形体の高さ(図7参照)。
注記 幾つかの判定基準を測得円筒と交差する横断面に適用する当てはめ演算に使用することができ
る。軸方向の長さLにおいて,選択した判定基準に従って異なる結果が得られる。標準的な判
定基準は,形体の最小二乗当てはめ円筒である[JIS B 0672-2の4.2.1(測得円筒の局部寸法)
参照]。
V 測得形体の体積
L 円筒長さ
d V及びLから算出した体積直径
a 最小二乗当てはめ円筒の中心軸直線に垂直で,そして形体の完全断面を含んでいる最大限に離れた平行二平面。
図7−体積直径の例
3.11.2.2
順位サイズ(rank-order size)
公差付きサイズ形体(3.2)の周り及び/又はそれに沿って得られた同種の局部サイズ(3.10)の値の集
まりから数学的に定義するサイズ特性(3.9)。
注記1 順位サイズは,局部サイズ(3.10)[部分サイズ(3.10.3),断面サイズ(3.10.2),球サイズ(3.10.4),
2点間サイズ(3.10.1)]から間接全体サイズ(3.11.2)を定義するために用いることができる。
注記2 順位サイズは,他の局部サイズから局部サイズを定義するために用いることができる(例え
ば,断面内で得られた2点間サイズから順位断面サイズを定義する)。
注記3 この規格で規定する順位サイズの種類を,図8に示す。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 13] ―――――

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B 0420-1 : 2016
3.11.2.2.1
最大サイズ(maximum size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中から,最大値で定義
される順位サイズ(3.11.2.2)。
3.11.2.2.2
最小サイズ(minimum size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中から,最小値で定義
される順位サイズ(3.11.2.2)。
3.11.2.2.3
平均サイズ(average size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中から,平均値で定義
される順位サイズ(3.11.2.2)。
3.11.2.2.4
中央サイズ(median size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中から,中央値(メジ
アン)で定義される順位サイズ(3.11.2.2)。
注記 中央値(メジアン)は,母集団を二つに等分する(上が50 %,下が50 %)局部サイズ。母集
団の再分割によっては,中央サイズと平均サイズとが同じになるか,又は同じでない場合があ
る。
3.11.2.2.5
中間サイズ(mid-range size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中の,最大値及び最小
値の二つの値の平均値で定義される順位サイズ(3.11.2.2)。
3.11.2.2.6
範囲サイズ(range of sizes)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(3.10)の値の集まりの中から,最大値と最小
値との差で定義される順位サイズ(3.11.2.2)。

――――― [JIS B 0420-1 pdf 14] ―――――

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B 0420-1 : 2016
1 局部サイズの値の集まり
2 軸直線方向の位置
3 最大サイズ(=10.498)
4 最小サイズ(=9.543)
5 平均サイズ(=10.012)
6 中央サイズ(=9.970)
7 中間サイズ(=10.020)
8 範囲サイズ(=0.955)
d 局部サイズの値
図8−2点間サイズに基づいた順位サイズの例
3.12
包絡の条件(envelope requirement)
形体がその最大実体寸法における完全形状の包絡面(最大実体実効状態)を超えてはならない条件。
包絡の条件は,単独形体,すなわち円筒面又は相対する平行二平面によって決められる一つのサイズ形
体に対して適用する。この条件は,サイズの最小実体限度に適用された指定演算子の2点間サイズ(3.10.1)
と,サイズの最大実体限度に適用された指定演算子の最大内接サイズ(3.11.1.2)又は最小外接サイズ
(3.11.1.3)との組合わせによっても定義できる。
3.12.1
外側サイズ形体の包絡の条件(envelope requirement for external feature of size)
下の許容サイズ(LLS)(3.4)に適用する指定演算子の2点間サイズ(3.10.1)と,上の許容サイズ(ULS)
(3.3)に適用する指定演算子の最小外接サイズ(3.11.1.3)とを組み合わせて同時に用いる条件。
3.12.2
内側サイズ形体の包絡の条件(envelope requirement for internal feature of size)
上の許容サイズ(ULS)(3.3)に適用する指定演算子の2点間サイズ(3.10.1)と,下の許容サイズ(LLS)

――――― [JIS B 0420-1 pdf 15] ―――――

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JIS B 0420-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14405-1:2010(MOD)

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