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JIS B 1175:1988 規格概要
この規格 B1175は、一般に用いる鋼製の六角穴付きショルダボルトについて規定。
JISB1175 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1175
- 規格名称
- 六角穴付きショルダボルト
- 規格名称英語訳
- Hexagon socket head shoulder screws
- 制定年月日
- 1988年1月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 7379:1983(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 21.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ねじ II 2020
- 改訂:履歴
- 1988-01-01 制定日, 1993-01-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 1175:1988 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1175-1988
六角穴付きショルダボルト
Hexagon Socket Head Shoulder Screws
1. 適用範囲 この規格は,一般に用いる鋼製の六角穴付きショルダボルト(以下,ボルトという。)につ
いて規定する。ただし,プレス型のストリッパ保持などに用いるボルトは,必要に応じてJIS B 5064(プ
レス型用ストリッパボルト)によることができる。
備考 この規格は,ISO 7379-1983 (Hexagon socket head shoulder screws) によっている。
引用規格 :
JIS B 0023 最大実体公差方式
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0215 メートルねじ公差方式
JIS B 0251 メートル並目ねじ用限界ゲージ
JIS B 0601 表面粗さの定義と表示
JIS B 0951 ローレット目
JIS B 1021 ねじ部品の公差方式
JIS B 1051 鋼製ボルト・小ねじの機械的性質
JIS B 1071 ねじ部品の精度測定方法
JIS B 5064 プレス型用ストリッパボルト
対応国際規格 :
ISO 7379-1983 Hexagon socket head shoulder screws
2. 部品等級 ボルトの部品等級は,JIS B 1021(ねじ部品の公差方式)の一般用ねじ部品の部品等級A
に準じている。
3. 機械的性質 ボルトの機械的性質は,JIS B 1051(鋼製ボルト・小ねじの機械的性質)の強度区分12.9
による。
4. 形状・寸法 ボルトの形状・寸法は,付表1による。
なお,電気めっきを施した場合の寸法は,受渡し当事者間の協定による。
――――― [JIS B 1175 pdf 1] ―――――
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B 1175-1988
5. ねじ ボルトのねじは,JIS B 0205(メートル並目ねじ)の本体により,その等級は,JIS B 0215(メ
ートルねじ公差方式)に基づく5g6g(1)とする。ただし,ねじの等級は,受渡し当事者間の協定によってJIS
B 0209(メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差)本体の6g又は同規格の附属書1の2級とすることが
できる。
なお,電気めっきを施したねじの最大許容寸法は,JIS B 0209に規定する4hの最大許容寸法とする。
注(1) 等級5g6gの許容限界寸法及び公差を参考に示す。
6. 幾何公差 ボルトの幾何公差は,付表2による。
7. 外観 ボルトの外観は,円筒部の表面粗さが付表1に適合するほか,焼割れ及び使用上有害なきず,
ばり,かえりなどの欠陥があってはならない。
なお,表面欠陥の許容限界の基準は,特に指定がない限りJIS B 0101(ねじ用語)の参考によるのがよ
い。
8. 材料 ボルトの材料は,JIS B 1051本体の3.による。
9. 表面処理 ボルトには,一般に円筒部を除き黒色酸化被膜を施す。ただし,表面処理を必要としない
場合及びめっきその他の表面処理を必要とする場合は,注文者が指定する。
なお,電気めっきを施したものは,もろさ除去の処理を行う。
10. 検査
10.1 機械的性質検査 ボルトの機械的性質検査は,JIS B 1051本体の4.によって行い,3.に規定する機械
的性質を満足しなければならない。ただし,引張試験に係る機械的性質及び頭部打撃強さは,検査の対象
としない。
なお,特に引張強さの検査を必要とする場合は,受渡し当事者間の協定による。
備考 受渡し時における機械的性質の検査は,当事者間の協定によって試験成績表を確認するなどの
方法によって試験の一部を省略することができる。
10.2 形状・寸法検査 形状・寸法検査は,JIS B 1071(ねじ部品の精度測定方法)の各部寸法の測定方法
又はこれに代わる方法によって行い,4.に適合しなければならない。
10.3 ねじ検査 ねじ検査は,JIS B 1071のおねじの精度測定方法又はこれに代わる方法によって行い,
5. に適合しなければならない。
また,ねじ部 (b) の検査においては,JIS B 0251(メートル並目ねじ用限界ゲージ)に準じた通りねじ
リングゲージが,円筒部 (ds) の端面までねじ込むことができなければならない。
なお,電気めっきを施したねじに対する通りねじリングゲージは,4h用のものを用いる。
10.4 幾何公差に対する検査 幾何公差に対する検査は,JIS B 1071の幾何偏差の測定方法又はこれに代
わる方法(最大実体公差方式に基づくゲージ検査を含む。)によって行い,6.に適合しなければならない。
10.5 外観検査 外観検査は,目視によって行い,7.に適合しなければならない。ただし,表面粗さは,JIS
B 1071の表面粗さの測定方法又はこれに代わる方法によって行う。
10.6 受渡し検査 受渡し時のロットに対する抜取検査方式は,受渡し当事者間の協定による。
――――― [JIS B 1175 pdf 2] ―――――
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B 1175-1988
11. 製品の呼び方 ボルトの呼び方は,規格番号又は規格名称,円筒部の呼び径 (ds) ×呼び長さ (l) 及び
指定事項(2)による。
なお,ねじの呼びを表す必要がある場合は,lの後に括弧を付けてそれを示す。
注(2) 指定事項としては,表面処理の種類,頭部側面に施すローレットの有無などを必要に応じて示
す。
例 :
12. 包装の表示 ボルトの包装には,次の事項を表示する。
(1) 名称
(2) 円筒部の呼び径×呼び長さ(ねじの呼びは,必要に応じてこの後に括弧を付けて示す。)
(3) 数量
(4) 指定事項
(5) 製造業者名又はその略号(3)
注(3) 略号には,なるべく登録商標を用いる。
――――― [JIS B 1175 pdf 3] ―――――
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B 1175-1988
付表1 六角穴付きショルダボルトの形状・寸法
単位mm
円筒部呼び径 6.5 8 10 13 16 20 25
ds 最大 6.487 7.987 9.987 12.984 15.984 19.980 24.980
最小 6.451 7.951 9.951 12.941 15.941 19.928 24.928
ねじの呼び (d) M5 M6 M8 M10 M12 M16 M20
ねじのピッチ (P) 0.8 1 1.25 1.5 1.75 2 2.5
b 最大 9.75 11.25 13.25 16.40 18.40 22.40 27.40
最小 9.25 10.75 12.75 15.60 17.60 21.60 26.60
dk 最大(基準寸法)* 10 13 16 18 24 30 36
最大** 10.22 13.27 16.27 18.27 24.33 30.33 36.39
最小 9.78 12.73 15.73 17.73 23.67 29.67 35.61
dg1 最小 5.92 7.42 9.42 12.42 15.42 19.42 24.42
dg2 最大 3.86 4.58 6.25 7.91 9.57 13.23 16.57
最小 3.68 4.40 6.03 7.69 9.35 12.96 16.30
da1 最大 7.5 9.2 11.2 15.2 18.2 22.4 27.4
da2 最大 5 6 8 10 12 16 20
e 最小 3.44 4.58 5.72 6.86 9.15 11.43 13.72
k 最大(基準寸法) 4.5 5.5 7 9 11 14 16
最小 4.32 5.32 6.78 8.78 10.73 13.73 15.73
g1 最大 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 3
g2 最大 2 2.5 3.1 3.7 4.4 5 6.3
r1 最小 0.25 0.4 0.6 0.6 0.6 0.8 0.8
r2 最小 0.5 0.53 0.64 0.77 0.87 1.14 1.38
s 呼び(基準寸法) 3 4 5 6 8 10 12
最大 3.08 4.095 5.095 6.095 8.115 10.115 12.142
最小 3.02 4.02 5.02 6.02 8.025 10.025 12.032
t 最小 2.4 3.3 4.2 4.9 6.6 8.8 10
w 最小 1 1.15 1.6 1.8 2 3.2 3.25
l
呼び長さ 最小 最大
10 10 10.25
12 12 12.25
16 16 16.25
20 20 20.25
25 25 25.25
30 30 30.25
40 40 40.25
50 50 50.25
――――― [JIS B 1175 pdf 4] ―――――
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B 1175-1988
単位mm
円筒部呼び径 6.5 8 10 13 16 20 25
60 60 60.25
70 70 70.25
80 80 80.25
90 90 90.25
100 100 100.25
120 120 120.25
備考1. 六角穴の形状は,円すい底,きり底のいずれでもよい。
2. 頭部の側面には,平目又はあや目のローレット[JIS B 0951(ローレット目)参照]を付
ける。この場合dk(最大)はこの表に示した**印の値とする。
また,ローレットのないものを必要とする場合は,注文者が指定する。ただし,そのdk
(最大)は,この表の*印による。
3. 円筒部の呼び径に対して推奨する呼び長さ (l) は,太線の枠内とする。
なお,この表以外のlを必要とする場合は,注文者が指定する。
4. 円筒部の表面粗さは,JIS B 0601(表面粗さの定義と表示)に規定する中心線平均粗さ (Ra)
によっており,その値は,0.8 下とする。
5. 首下部の逃げは,受渡し当事者間の協定によって省略することができる(下図参照)
図 逃げがない頭部の形状
――――― [JIS B 1175 pdf 5] ―――――
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JIS B 1175:1988の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7379:1983(MOD)
JIS B 1175:1988の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.10 : ボルト,ねじ,びょう
JIS B 1175:1988の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0101:2013
- ねじ用語
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB0205:1997
- メートル並目ねじ
- JISB0209:1997
- メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0215:1982
- メートルねじ公差方式
- JISB0251:2008
- メートルねじ用限界ゲージ
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0951:1962
- ローレット目
- JISB1021:2003
- 締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
- JISB1051:2014
- 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
- JISB1071:2010
- 締結用部品―精度測定方法
- JISB5064:1986
- プレス型用ストリッパボルト