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JIS B 4609:1998 規格概要
この規格 B4609は、小ねじ,木ねじ,タッピンねじの取付け又は取外しに用いる一般用ねじ回しについて規定。
JISB4609 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4609
- 規格名称
- ねじ回し―すりわり付きねじ用
- 規格名称英語訳
- Screwdrivers for slotted-head screws
- 制定年月日
- 1951年6月26日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2380-2:1992(MOD), ISO/DIS 2380-1:1996(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1951-06-26 制定日, 1954-05-22 改正日, 1957-05-20 確認日, 1957-10-30 改正日, 1960-01-01 改正日, 1963-01-01 確認日, 1966-04-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1975-09-01 改正日, 1978-09-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-04-01 確認日, 1991-03-01 改正日, 1996-02-01 確認日, 1998-03-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4609:1998 PDF [9]
B 4609 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4609-1991は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の技術的内
容を変更することなく採用し附属書に規定した。さらに,旧JISの内容の一部を改正し,本体に規定した。
また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正されたのに伴い,それに従って規格票の様式も
変更した。
JIS B 4609には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) I形ねじ回し−すりわり付きねじ用
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 4609 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4609 : 1998
ねじ回し−すりわり付きねじ用
Screwdrivers for slotted-head screws
序文 この規格は,備考に示す国際規格を元に,本体には,従来,日本工業規格(日本産業規格)で規定していた種類・等
級とこれらの形状・寸法,品質,検査,製品の呼び方及び表示を規定し,附属書には,対応国際規格を翻
訳し,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格にはない規定項目(材
料,形状及び寸法試験,検査,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,附属書のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO/DIS 2380-1 : 1996, Screwdrivers for slotted-head screws−Part 1 : Tips for hand-and
machine-operated screwdrivers
ISO 2380-2 : 1992, Screwdrivers for slotted-head screws−Part 2 : General requirements, lengths of
blades and marking of hand-operated screwdrivers
1. 適用範囲 この規格は,主として小ねじ(1),木ねじ(2),タッピンねじ(3)の取付け又は取外しに用いる
一般用ねじ回しについて規定する。
注(1) IS B 1101を参照。
(2) IS B 1135を参照。
(3) IS B 1115を参照。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1101 すりわり付き小ねじ
JIS B 1115 すりわり付きタッピンねじ
JIS B 1135 すりわり付き木ねじ
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 3506 硬鋼線材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 種類 ねじ回しの種類は,表1による。それぞれの組合せによって4種類とする。
――――― [JIS B 4609 pdf 2] ―――――
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B 4609 : 1998
表1 種類
本体と握り部との結合方法による種類普通形,貫通形
磁力の有無による種類 磁力あり,磁力なし
4. 等級 ねじ回しは,品質及び寸法によって,普通級及び強力級の2等級に区分する。
5. 形状及び寸法 ねじ回しの形状及び寸法は,表2による。ただし,握り部の形状は一例である。
表2 本体及び握り部の形状及び寸法
単位 mm
呼び 本体 先端部
l(4) d(5) a b
強力級 普通級 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
4.5× 50 50 5 +0.4 5 +0.4 0.6 ±0.1 4.5 ±0.2
5.5× 75 75 5.5 −0.2 5 −0.2 0.7 5.5 ±0.3
6 ×100 100 6 5.5 0.8 6
7 ×125 125 7 6 0.9 7
8 ×150 150 8 7 1.0 8
9 ×200 200 9 8 1.1 9
10 ×250 250 9 8 1.2 10
10 ×300 300 9 8 1.2 10
注(4) の寸法は,用途によって短くすることができる。
(5) 丸形のものは直径,角形のものは二面幅とする。
備考 本体と握り部との結合には,ピンを用いない適切な方法を用いてもよい。
6. 材料 ねじ回しの本体の材料は,JIS G 3506のSWRH62A又は7.に規定する品質と同等以上とする。
7. 品質
7.1 外観 ねじ回しの外観は,割れ及び使用上有害なきず,まくれ,さび,その他の欠点がなく,仕上
げの程度は良好でなければならない。
7.2 機能
――――― [JIS B 4609 pdf 3] ―――――
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B 4609 : 1998
7.2.1 ねじり強さ ねじり強さは,8.1によって試験したとき,本体と握り部との結合は強固で,先端部
には有害な欠け,ねじれ,及びその他各部に有害な損傷があってはならない。
7.2.2 硬さ 先端から5mm以内の硬さは,8.2によって試験したとき,52HRC以上とする。
7.2.3 磁力 磁力ありのねじ回しの磁力は,8.3によって試験したとき,表4の規定を満足しなければな
らない。
8. 試験方法
8.1 ねじり強さ ねじ回しのねじり強さは,ねじ回しの先端部を表3に示す試験棒の溝に入れ,握り部
に表3のねじりモーメントを加えて試験する。
表3 試験棒及びねじりモーメント
単位 mm
呼び 4.5×50 5.5×75 6×100 7×125 8×150 9×200 10×250 10×300
.00 + 15 .00 + 15 2.00 + 2.00 + 2.00 + 2.00 + 2.00 + 2.00 +
先端のはまる 幅 0.8 1.0 1.2 1.2 1.6 1.6 1.8 1.8
溝の寸法
深さ 1.5±0.1 1.5±0.1 2.5±0.152.5±0.15 3.5±0.15 3.5±0.153.5±0.15 3.5±0.15
ねじりモーメ普通級 2.5 4.4 5.4 6.4 8.3 9.3 10.8 10.8
ント (N・m) 強力級 3.4 5.4 7.4 9.8 12.3 16.2 19.6 19.6
備考 この試験に用いる試験棒の溝の部分の硬さは,58HRC以上とする。
8.2 硬さ ねじ回しの硬さは,JIS B 7726に規定する試験機を用いて,JIS Z 2245の試験方法によって測
定する。
8.3 磁力 ねじ回しの磁力は,ねじ回しを垂直にして表4に示すJIS B 1501に規定する鋼球が持ち上げ
られなければならない。ただし,鋼球に磁力があってはならない。
表4 試験用鋼球
呼び 4.5×50 5.5×75 6×100 7×125 8×150 9×200 10×250 10×300
鋼球の呼び 1/4 11/32 13/32 15/32
9. 検査 ねじ回しの検査は,形状及び寸法,並びに品質について行い,それぞれ5.及び7.の規定に適合
しなければならない。
10. 製品の呼び方 ねじ回しの呼び方は,規格番号又は規格の名称,呼び,結合方法による種類,等級,
及び磁力の有無による種類による。
例 JIS B 4609 4.5×50 貫通形強力級 磁力あり
ねじ回し 4.5×50 普通形普通級 磁力なし
11. 表示 ねじ回しには,適切な箇所に次の事項を表示する。
a) 等級を表す記号(6)
b) 製造業者名又はその略号
磁力ありの場合には,磁力ありを表す略号(7)
注(6) 普通級はN,強力級はHとする。
(7) 磁力ありの表示例 磁力形.マグネット.MAGNET. M.
――――― [JIS B 4609 pdf 4] ―――――
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B 4609 : 1998
附属書(規定) I形ねじ回し−すりわり付きねじ用
1. 適用範囲 この附属書は,I形ねじ回しについて規定する。
2. 引用規格 次に示す規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の一部を構成する。
JIS B 1002 二面幅の寸法
JIS B 1021 ねじ部品の公差方式
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
3. 種類 ねじ回しの種類は,附属書図3で規定する形状によって,タイプA及びタイプBの2種類とす
る。
4. 形状及び寸法
4.1 本体及び握り部 本体の長さは,先端部のサイズに従って附属書表1で規定する。
附属書表1 ねじ回しの本体の長さ
単位 mm
a b l50 +
シリーズ
A B C D
0.4 2 − 40 − −
2.5 − 50 75 100
0.5 3 − 50 75 100
0.6 3 25(35) 75 100 125
3.5
0.8 4 25(35) 75 100 125
1 4.5 25(35) 100 125 150
5.5
1.2 6.5 25(35) 100 125 150
8 25(35) 125 150 175
1.6 8 − 125 150 175
10 − 150 175 200
2 12 − 150 200 250
2.5 14 − 200 250 300
備考 括弧内の寸法は,なるべく用いない。
先端部の寸法が1mm×5.5mm以上の場合,握り部近くの六角形ドライブ部を使用したものを用いてもよ
い(附属書図2を参照)。二面幅s及び許容差は,JIS B 1002及びJIS B 1021に適合しなければならない。
寸法hminは,次の式による。
hmin=0.5s
――――― [JIS B 4609 pdf 5] ―――――
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JIS B 4609:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2380-2:1992(MOD)
- ISO/DIS 2380-1:1996(MOD)
JIS B 4609:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4609:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1101:2017
- すりわり付き小ねじ
- JISB1115:2015
- すりわり付きタッピンねじ
- JISB1135:1995
- すりわり付き木ねじ
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG3506:2017
- 硬鋼線材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法