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B 7516 : 2005
b) 目盛端面(基点)及び目盛側面は,平滑に仕上げられていなければならない。
c) 目盛面は,測定に支障のない程度に平たんでなければならない。
10. 材料
材料の材質及び硬さは,表5による。
表 5 材質及び硬さ
材質 硬さ
JIS G 4305 Hv 400以上
のSUS420 J2又はこれと品質が同等以上のもの。
11. 測定方法
直尺の性能の測定方法は,表6による。ただし,これと同等以上の測定精度で測定できる
器具を用いてもよい。
表 6 性能の測定方法
項目 測定方法 測定器具
6.1長さの許容差 長さ標準器(1)
検査しようとする長さを,長さ標準器(1)及び測微鏡によって測定する
(図2参照)。 測微鏡(目量が0.01 mm
なお,長さ標準器(1)と,被測定物の材質が同じ場合には,同一線膨張
以下のもの。)
係数のため,常温下の測定でもよい。
6.2 目盛端面の直 精密定盤( JIS B 7513 )
a) ダイヤルゲージ,直角定規及びストッパを定盤上に設置し,直角
角度 定規によりダイヤルゲージの零点をセットする。 直角定規( JIS B 7526)
ダイヤルゲージ
b) 直角定規を取り除き,直尺の目盛端面をストッパに当て,ダイヤ
ルゲージの指示値を読み取る(図3参照)。 (JIS B 7503)
6.3 目盛側面の真 すきまゲージ
目盛側面が定盤又は直定規に接するように直尺を置き,目盛側面と定
直度 ( JIS B 7524 )
盤又は直定規とのすき間を,すき間ゲージで測定する(図4参照)。
精密定盤(JIS B 7513)又
は直定規
( JIS B 7514 )
備考 図2図4は,一例である。
注(1) 長さ標準器とは,JIS Q 17025又はISO/IEC 17025に基づいて認定又は登録された校正機関が発行する不確かさ
が表記された校正証明書を有する長さ計を言う。
図 2 測定方法(6.1 長さの許容差)
――――― [JIS B 7516 pdf 6] ―――――
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B 7516 : 2005
図 3 測定方法(6.2 目盛端面の直角度)
図 4 測定方法(6.3 目盛側面の真直度)
12. 検査
直尺の検査は,性能,目盛,寸法,外観及び材料について行い,6.10.の規定に適合しなけれ
ばならない。
13. 製品の呼び方
直尺の呼び方は,規格番号又は規格名称,呼び寸法及び等級による。
例1. JIS B 7516 150 mm 1級
例2. 金属製直尺 150 mm 1級
14. 表示
直尺の一部に,次の事項を表示する。
a) 等級
b) 呼び寸法
c) 製造業者名又はその略号
d) ステンレス鋼製の旨
JIS B 7516:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.01 : 線及び角度の測定一般
JIS B 7516:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISQ17025:2018
- 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
- JISZ8103:2019
- 計測用語