この規格ページの目次
JIS B 8042-4:2003 規格概要
この規格 B8042-4は、ガスタービン及び関連補機又はコンバインドサイクルプラントを購入者が製造業者から調達しようとするときに必要な,技術的な情報に関する基準となる指針について規定。燃料品質及び対環境性能を考慮してガスタービンを調達するための指針を与える。
JISB8042-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8042-4
- 規格名称
- ガスタービン―調達仕様―第4部 : 燃料及び環境
- 規格名称英語訳
- Gas turbines -- Procurement -- Part 4:Fuels and environment
- 制定年月日
- 2003年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/FDIS 3977-4:2002(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 27.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2003-03-20 制定日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8042-4:2003 PDF [19]
B 8042-4 : 2003 (ISO 3977-4 : 2002)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本内燃機関連合会(JICEF)/財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3977:1991 , Gas turbines−
Procurementに部編成を適用して改正したISO 3977-4,Gas turbines−Procurement−Part 4: Fuels and
environmentを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 8042-4:2002には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)ウォッベ指数の計算
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 8042の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8042-1 第1部 : 一般事項及び定義
JIS B 8042-2 第2部 : 比較基準条件及び定格
JIS B 8042-3 第3部 : 設計要求事項
JIS B 8042-4 第4部 : 燃料及び環境
JIS B 8042-5 第5部 : 用途-石油及び天然ガス工業用
JIS B 8042-6 第6部 : コンバインドサイクル
JIS B 8042-7 第7部 : 技術情報
JIS B 8042-8 第8部 : 検査,試験,据付及び完成
JIS B 8042-9 第9部 : 信頼性,稼動性,保全性及び安全性
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8042-4 pdf 1] ―――――
B 8042-4 : 2003 (ISO 3977-4 : 2002)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 定義・・・・[3]
- 3.1 ガス化コンバインドサイクル(Integrated Gasification Combined Cycle, IGCC)・・・・[3]
- 3.2 燃料中の成分に結合した窒素分(Fuel Bound Nitrogen, FBN)・・・・[3]
- 3.3 真発熱量(Net Specific Energy, NSE)・・・・[3]
- 3.4 総発熱量(Gross Specific Energy, GSE)・・・・[3]
- 3.5 音響パワーレベル(Sound Power Level,PWL)・・・・[3]
- 3.6 音圧レベル(Sound Pressure Level,SPL)・・・・[4]
- 3.7 選択還元触媒脱硝装置(Selective Catalytic Reduction,SCR)・・・・[4]
- 3.8 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound,VOC)・・・・[4]
- 3.9 ウォッベ指数(Wobbe Index,WI)・・・・[4]
- 3.10 基準体積単位[m3N][Normal cubic meter,m3(normalized)]・・・・[4]
- 3.11 排出物の連続監視(Continuous Emission Monitoring,CEM)・・・・[4]
- 3.12 排出物の非連続監視(Predictive Emission Monitoring,PEM)・・・・[4]
- 4. 燃料・・・・[4]
- 4.1 全般・・・・[4]
- 4.2 購入者の作業・・・・[5]
- 4.3 パッケージャの作業・・・・[5]
- 4.4 ガス燃料・・・・[5]
- 4.5 液体燃料・・・・[7]
- 5. 環境・・・・[10]
- 5.1 全般・・・・[10]
- 5.2 騒音・・・・[10]
- 5.3 排気排出物・・・・[11]
- 5.4 その他・・・・[13]
- 附属書A(参考)ウォッベ指数の計算・・・・[15]
- 附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8042-4 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8042-4 : 2003
(ISO 3977-4 : 2002)
ガスタービン−調達仕様−第4部 : 燃料及び環境
Gas turbines-Procurement-Part 4: Fuels and environment
序文
この規格は,2002年に発行されたISO 3977-4,Gas turbines−Procurement−Part 4: Fuels and
environmentを元に,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。
1. 適用範囲
JIS B 8042の各部は,ガスタービン及び関連補機又はコンバインドサイクルプラントを購
入者(1)が製造業者(2)から調達しようとするときに必要な,主として技術的な情報に関する基準となる指針
について規定する。特殊用途用ガスタービンに対する追加的な要求事項は,JIS B 8042-5で規定する。さ
らに,この規格は,購入に際しての指針と技術情報を提供する。
注(1) ガスタービンなどの使用者又は購入の責任をもつ契約者。
(2) ガスタービンなどの製造業者又は供給の責任をもつ契約者。
JIS B 8042の各部は,異なった環境への要求及び安全性への要求に調和した見積書を提出するための基
本的事項を規定する。JIS B 8042の各部は,可能な場合に,これらの要求事項に適合しているかどうかを確
認するための基準について規定する。この規格は,当該設備に適用される国又は地方の法規制に優先する
ものではない。
JIS B 8042の各部は,開放系で作動する単純サイクル,コンバインドサイクル及び再生サイクルガスタ
ービンに適用する。この規格の関連する部分は,半開放サイクルにも適用してよい。
なお,適切な修正を加えることによって,次のものに適用してもよい。
a) フリーピストンガス発生機又は特殊な熱源(例えば,化学プロセス,過給ボイラの火炉,原子炉)を
用いるガスタービン。
b) 助燃式コンバインドサイクル,再燃式コンバインドサイクルプラント,その他のコンバインドサイク
ルプラント(例えば,コージェネレーションプラント)。
ただし,航空機,建設機械,農・工業用トラクタ及び自動車を駆動するために用いるガスタービンには
適用しない。
この規格は,燃料品質及び対環境性能を考慮してガスタービンを調達するための指針を与える。すなわ
ち,ガスタービンの使用燃料に関する情報及び環境に対する影響を定量的に推定するための情報として,
どのようなものが必要かの指針を与える。燃料仕様については,ほかの規格を参照し,この規格では規定
しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
――――― [JIS B 8042-4 pdf 3] ―――――
2
B 8042-4 : 2003 (ISO 3977-4 : 2002)
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/FDIS 3977-4:2002,Gas turbines−Procurement−Part 4: Fuels and environment (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0128 火力発電用語―ガスタービン及び附属装置
JIS B 8042-1 ガスタービン―調達仕様―第1部 : 一般事項及び定義
備考 ISO 3977-1:1997, Gas turbines―Procurement―Part 1:General introduction and definitionからの引
用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-2 ガスタービン―調達仕様―第2部 : 比較基準条件及び定格
備考 ISO 3977-2:1997, Gas turbines―Procurement―Part 2:Standard reference conditions and ratingsか
らの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-3 ガスタービン―調達仕様―第3部 : 設計要求事項
備考 ISO 3977-3:1997, Gas turbines―Procurement―Part 3:Design Requirementsからの引用事項は,こ
の規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-5 ガスタービン―調達仕様―第5部 : 用途―石油及び天然ガス工業用
備考 ISO 3977-5:2001, Gas turbines―Procurement―Part 5: Applications for petroleum and natural gas
industriesからの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-6 ガスタービン―調達仕様―第6部 : コンバインドサイクル
備考 ISO/DIS 3977-6, Gas turbines―Procurement―Part 6: Combined cyclesからの引用事項は,この
規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-7 ガスタービン―調達仕様―第7部 : 技術情報
備考 ISO/DIS 3977-7, Gas turbines―Procurement―Part 7:Technical informationからの引用事項は,こ
の規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-8 ガスタービン―調達仕様―第8部 : 検査,試験,据付及び完成
備考 ISO/DIS 3977-8, Gas turbines―Procurement―Part 8: Inspection, testing, installation and
commissioningからの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8042-9 ガスタービン―調達仕様―第9部 : 信頼性,稼動性,保全性及び安全性
備考 ISO 3977-9:1999, Gas turbines―Procurement―Part 9: Reliability, availability, maintainability and
safetyからの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8043-1 ガスタービン―排気排出物―第1部 : 測定及び評価
備考 ISO 11042-1:1996, Gas turbines―Exhaust gas Emission―Part 1: Measurement and evaluationから
の引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8043-2 ガスタービン―排気排出物―第2部 : 排出物の自動監視
備考 ISO 11042-2:1996, Gas turbines―Exhaust gas Emission―Part 2: Automated emission monitoringか
らの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS B 8044 ガスタービン及びガスタービン装置―空気音の測定―実用測定方法及び簡易測定方法
備考 ISO 10494:1993, Gas turbines and gas turbine sets―Measurement of emitted airborne noise―
――――― [JIS B 8042-4 pdf 4] ―――――
3
B 8042-4 : 2003 (ISO 3977-4 : 2002)
Engineering/survey methodからの引用事項は,この規格の該当項目と同等である。
JIS K 2249 原油及び石油製品―密度試験方法及び密度・質量・容量換算表
JIS K 2254 石油製品―蒸留試験方法
JIS K 2258 原油及び燃料油―蒸気圧試験方法―リード法
JIS K 2265 原油及び石油製品―引火点試験方法
JIS K 2270 原油及び石油製品―残留炭素分試験方法
JIS K 2272 原油及び石油製品―灰分及び硫酸灰分試験方法
JIS K 2275 原油及び石油製品―水分試験方法
JIS K 2283 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 2288 石油製品―軽油―目詰まり点試験方法
JIS K 2536 石油製品―成分試験方法
JIS K 2541 石油及び石油製品―硫黄分試験方法
JIS K 2601 原油試験方法
JIS K 2609 原油及び石油製品―窒素分試験方法
JIS Z 8731 環境騒音の表示・測定方法
JIS Z 8736-1 音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第1部 : 離散
点による測定
JIS Z 8736-2 音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第2部 : スキ
ャニングによる測定
ISO 4261:1993, Petroleum products―Fuels (class F)―Specifications of gas turbine fuels for in marine
applications
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義はJIS B 0128, JIS B 8042-1, JIS B 8042-2, JIS B 8042-3, JIS B
8042-5, JIS B 8042-6, JIS B 8042-7,JIS B 8042-8 及びJIS B 8042-9によるほか,次による。
3.1 ガス化コンバインドサイクル(Integrated Gasification Combined Cycle,IGCC) 低質の燃料をガス化
し,ガスタービンの燃料仕様に適合できる高質燃料を生成するプロセスを組み込んだコンバインドサイク
ル。
3.2 燃料中の成分に結合した窒素分(Fuel Bound Nitrogen,FBN) 窒素酸化物の生成に寄与する燃料中
の窒素成分。単独のN2は含まない。
3.3 真発熱量(Net Specific Energy,NSE) 燃焼で生成する水蒸気の凝結による蒸発潜熱を差し引いた,
ある一定の成分の燃料の最小の発熱量。低位発熱量とも呼ぶ。
備考 真発熱量の単位は,通常kJ/m3(15 ℃及び101.3 kPa)又はkJ/kgである。
3.4 総発熱量(Gross Specific Energy,GSE) 燃焼反応で発生した水分が液体として存在するとしたと
きの発熱量で,蒸発潜熱分を含む。高位発熱量とも呼ぶ。
備考 総発熱量の単位は,通常kJ/m3(15 ℃及び101.3 kPa)又はkJ/kgである。
3.5 音響パワーレベル(Sound Power Level,PWL)
音響パワーとは,単位時間に音源から放射される
空気音のエネルギー。音響パワーレベルとは,この強さを表現するため,測定対象音が放射する音響パワ
ーを基準音響パワーで除した値の常用対数の10倍の値。基準の音響パワーは1pW(=10−12W),単位はデシ
ベル(dB)。
参考 詳細はJIS Z 8732を参照。
――――― [JIS B 8042-4 pdf 5] ―――――
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JIS B 8042-4:2003の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/FDIS 3977-4:2002(MOD)
JIS B 8042-4:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.040 : ガス及び蒸気タービン.蒸気機関
JIS B 8042-4:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0128:2005
- 火力発電用語―ガスタービン及び附属装置
- JISB8042-1:2001
- ガスタービン―調達仕様―第1部:一般事項及び定義
- JISB8042-2:2001
- ガスタービン―調達仕様―第2部:比較基準条件及び定格
- JISB8042-3:2007
- ガスタービン―調達仕様―第3部:設計要求事項
- JISB8042-5:2001
- ガスタービン―調達仕様―第5部:用途―石油及び天然ガス工業用
- JISB8042-6:2003
- ガスタービン―調達仕様―第6部:コンバインドサイクル
- JISB8042-7:2001
- ガスタービン―調達仕様―第7部:技術情報
- JISB8042-8:2001
- ガスタービン―調達仕様―第8部:検査,試験,据付及び完成
- JISB8042-9:2003
- ガスタービン―調達仕様―第9部:信頼性,稼動性,保全性及び安全性
- JISB8043-1:2000
- ガスタービン―排気排出物―第1部:測定及び評価
- JISB8043-2:2000
- ガスタービン―排気排出物―第2部:排出物の自動監視
- JISB8044:2001
- ガスタービン及びガスタービン装置―空気音の測定―実用測定方法及び簡易測定方法
- JISK2249:1995
- 原油及び石油製品―密度試験方法及び密度・質量・容量換算表
- JISK2254:2018
- 石油製品―蒸留性状の求め方
- JISK2258:1998
- 原油及び燃料油 ― 蒸気圧試験方法 ― リード法
- JISK2265:1996
- 原油及び石油製品 ― 引火点試験方法
- JISK2270:2000
- 原油及び石油製品 ― 残留炭素分試験方法
- JISK2272:1998
- 原油及び石油製品―灰分及び硫酸灰分試験方法
- JISK2275:1996
- 原油及び石油製品―水分試験方法
- JISK2283:2000
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- JISK2288:2000
- 石油製品―軽油―目詰まり点試験方法
- JISK2536:1996
- 石油製品 ― 成分試験方法
- JISK2541:1996
- 原油及び石油製品―硫黄分試験方法
- JISK2601:1998
- 原油試験方法
- JISK2609:1998
- 原油及び石油製品―窒素分試験方法
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法
- JISZ8736-1:1999
- 音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第1部:離散点による測定
- JISZ8736-2:1999
- 音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第2部:スキャニングによる測定