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B 8124 : 2018
過給機
補機
補機
b) 蒸気及び温水回収フロー(例)
図3−熱回収フロー(例)(続き)
4.4.2 温水回収フロー設計上の一般事項
温水回収フロー設計上の一般事項は,次による。
a) パッケージの温水出口温度は,吸収式冷凍機を効率よく駆動できる88 ℃以上が望ましい。
b) エンジンジャケットから出た高温水は,温水ボイラ及び温水熱交換器を通り,エンジンに戻す。エン
ジンへの入口温度が高くなった場合は,温度調整用三方弁によって放熱用熱交換器へ流し,放熱する。
c) エンジン入口温度用のセンサは,精度が高く,かつ,応答が早いセンサを使用する。
d) 温度計及び流量計を設置し,温水出口(往)温度,温水入口(還)温度及び温水流量を計測できるよ
うにすることが望ましい。
4.4.3 蒸気回収フロー設計上の一般事項
蒸気回収フロー設計上の一般事項は,次による。
a) パッケージからの蒸気圧力は,通常0.78 MPa(ゲージ圧)であるが,用途に応じて決定する。
b) 過給機から出た排ガスは,蒸気ボイラを通り大気に放出する。
c) 給水温度,蒸気圧力及び蒸気流量(給水流量)を計測できるようにする。
5 保護及び計測
5.1 保護項目
パッケージには,保護装置を設置する。保護項目の一覧は,表3による。表3中の○印は装備すること
を示し,(○)印は装備することが望ましいことを示す。また,−印は装備する必要がないことを示す。
――――― [JIS B 8124 pdf 11] ―――――
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B 8124 : 2018
表3−保護項目
番号 保護項目 機関停止 遮断器開放 警報
1 始動渋滞 ○ − ○
2 潤滑油圧力低下 ○ ○ ○
3 潤滑油温度上昇 ○ ○ ○
4 冷却水温度上昇 ○ ○ ○
5 排ガス温度上昇 (○) (○) ○
6 過回転 ○ ○ ○
7 過電圧 ○ ○ ○
8 不足電圧 ○ ○ ○
9 過電流 ○ ○ ○
10 非常停止 ○ ○ ○
11 燃料ガス圧力低下 (○) (○) ○
12 発電機固定子温度上昇 ○ ○ ○
13 発電機軸受温度上昇 ○ ○ ○
14 制御電源電圧低下 ○ ○ ○
15 逆電力 (○) (○)b) (○)b)
16 地絡 ○ a) ○ ○
17 ガス漏れ ○ ○ ○
18 液漏れ (○) (○) (○)
19 火災(パッケージ内) ○ ○ ○
20 混合気温度上昇 (○) (○) (○)
21 触媒温度上昇 (○) (○) (○)
22 制御装置異常 ○ ○ ○
注a) 機関停止しない場合もある。
b) 系統連系制御及び2台以上の系統分離制御の場合は,装備する。
5.2 計測項目
パッケージには,計測器を設置する。エンジン駆動発電装置の計測必要項目は表4に,パッケージの計
測推奨項目は表5による。表4中の○印は装備することを示し,(○)印は装備することが望ましいこと
を示す。
――――― [JIS B 8124 pdf 12] ―――――
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B 8124 : 2018
表4−エンジン駆動発電装置の計測必要項目
番号 計測項目 必要性
1 発電機電流又は電力 ○
2 発電機電圧 ○
3 発電機周波数 ○
4 発電電力量 (○)
5 発電機力率 ○
6 受電電力 (○)
7 発電機軸受温度 ○
8 発電機固定子温度 ○
9 エンジン回転速度 ○
10 潤滑油温度 ○
11 潤滑油圧力 ○
12 混合気温度 (○)
13 混合気圧力 (○)
14 エンジン冷却水出口温度 ○
15 燃料ガス圧力 ○
16 エンジン冷却水入口温度 (○)
17 排ガス温度 ○
表5−パッケージの計測推奨項目
番号 計測項目 推奨
1 温水出口温度 ○
2 温水入口温度 ○
3 温水流量 ○
4 冷却水入口温度 ○
5 冷却水出口温度 ○
6 給水温度 ○
7 蒸気圧力 ○
8 蒸気流量(給水流量) ○
9 触媒出口温度 ○
6 性能及び試験方法
6.1 性能
パッケージの性能に係る項目は,仕様書又はカタログに掲載し,記載した性能値を満足しなければなら
ない。仕様書などには,次の項目を記載することが望ましい。
a) エンジンについては,製造業者名,形式,燃料種別,燃料圧力,燃料消費量,回転速度,過給機の有
無,始動方式及び連続運転での許容最低負荷率。
b) 発電機については,製造業者名,形式,電圧,周波数,励磁方式,軸受種別及び電気絶縁の耐熱クラ
ス。
c) 発電出力については,発電端出力及び連続運転での許容最低負荷率・発電電圧・周波数・力率。
d) 熱出力については,温水回収の場合は温水出入口温度,流量及び温水回収熱量,蒸気回収の場合は蒸
気圧力,蒸気流量(給水流量)及び蒸気回収熱量。
e) 排ガスについては,排ガス温度,排ガス濃度(又は窒素酸化物濃度及び酸素濃度)及び排ガス流量。
――――― [JIS B 8124 pdf 13] ―――――
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B 8124 : 2018
f) 空気音・騒音については,測定方法及びその値。
6.2 試験方法
性能は,JIS B 8122によって試験を行い,確認する。
7 外部との取合い
7.1 設置条件
パッケージの設置条件として,次の項目を明示することが望ましい。
a) 設置場所の大気温度,相対湿度,高度(大気圧力)などの使用環境条件
b) 砂じん,塩害,腐食性ガスなどの特殊な条件
c) パッケージの構成機器,電気配線,配管類などの耐震性能条件
7.2 取合い仕様
パッケージの取合い仕様として,次の項目を明示することが望ましい。
a) 燃料配管,温水配管,排ガス管,冷却水配管及び蒸気配管の取合位置,口径,形状,圧力など。
b) 電力ケーブル及び制御ケーブルの取合位置,形状など。
c) 制御などの信号の種類,出力方式など。
d) 外形寸法,運転重量,設置スペース(保守スペース)及び取付方法など。
JIS B 8124:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.040 : ガス及び蒸気タービン.蒸気機関
JIS B 8124:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0108-1:1999
- 往復動内燃機関―用語―第1部:機関設計及び運転用語
- JISB0108-2:1999
- 往復動内燃機関―用語―第2部:機関保全用語
- JISB0149:1990
- エンジン駆動発電セット用語
- JISB8009-10:2003
- 往復動内燃機関駆動発電装置―第10部:空気音の測定方法
- JISB8121:2009
- コージェネレーションシステム用語
- JISB8122:2019
- コージェネレーションシステムの性能試験方法