JIS B 8471:2004 水用電磁弁 | ページ 2

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B 8471 : 2004
番号 名称 番号 名称
1 弁箱 5 プランジャ
2 弁座 6 電磁コイル
3 弁体 7 ハウジング
4 上ぶた
図 1 直動式(例)
番号 名称 番号 名称
1 弁箱 6 電磁コイル
2 弁座 7 ハウジング
3 弁体 8 パイロット弁座
4 上ぶた 9 パイロット弁
5 プランジャ
図 2 パイロット作動式(例)

――――― [JIS B 8471 pdf 6] ―――――

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7. 外観

 電磁弁の仕上がりは,良好で,きず,割れ,鋳巣,ばり,その他の有害な欠点があってはなら
ない。

8. 材料

 電磁弁に使用する材料は,その使用状態において,5.を満足するものでなければならない。ま
た,さびが生じるおそれがある材料には,用途に応じたさび止め処理を施さなければならない。
なお,有害物質を含まない材料を選定することが望ましい。

9. 試験方法

9.1 作動試験

 電磁弁の出口側を開放にして,入口側にその電磁弁の最高及び最低作動圧力差に等しい
水圧を加え,定格電圧の90 %及び110 %の電圧で電磁弁の開閉作動を行い, 円滑に作動するかどうか,
また,異常音が生じないかどうかを調べる。

9.2 耐圧試験

 電磁弁を開の状態で適切に保持し,空気が残らないように弁箱内に水を満たしてから,
その電磁弁の最高許容圧力の1.5倍の圧力を15秒以上加えたとき,破壊,き裂,外部漏れ,その他の有害
な欠陥が生じないかどうかを調べる。

9.3 内部漏れ試験

 電磁弁を閉の状態で出口側を開放し,入口側に0.05 MPa以上で,その電磁弁の最高
作動圧力差以下の水を加えたときの漏れ量を調べる。
なお,実際の作動圧力差が0.05 MPa未満の場合の漏れ量は,受渡当事者間の協議による。

9.4 流量特性試験

 電磁弁を全開の状態にし,入口側と出口側との圧力差及び流量を測定して,流量特
性を求める。
試験方法は,JIS B 2005-2-3による。

9.5 許容最高温度試験

 電磁弁を配管に取り付けた状態で50℃用は,50 ℃又,90℃用は90 ℃の水を流
し,定格電圧,定格周波数で連続通電する。電磁コイル温度がほぼ一定の状態に達したとき,抵抗法によ
って電磁コイルの温度上昇値を測定し,その値に周囲温度の最高値(40 ℃)を加え,最高温度を算出する。
なお,試験に影響を与える気流があってはならない。

9.6 絶縁抵抗試験

 JIS C 1302に規定する500 V絶縁抵抗計によって,充電部と非充電金属部との間の
絶縁抵抗を測定する。

9.7 耐電圧試験

 9.6の試験後,充電部と非充電金属部との間に,表5に示す50 Hz又は60 Hzの正弦波
の電圧を連続して1分間加え,これに耐えるかどうかを調べる。
表 5 試験電圧
単位 V
定格電圧 試験電圧
30以下 500
30を超え125以下 1000
125を超え250以下 1500

9.8 耐久試験

 電磁弁に最高作動圧力差の水を加え,定格電圧で10万回の開閉を行った後,9.19.7の
試験を行う。

――――― [JIS B 8471 pdf 7] ―――――

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10. 検査方法

10.1 形式検査

 形式検査は,新規の設計又は改造によって新規の設計とみなされるものについて,次の
各項目について試験(試験項目は9.による。)を行い,5.8.の規定に適合しなければならない。
a) 構造
b) 外観
c) 材料
d) 作動
e) 耐圧性
f) 内部漏れ
g) 流量特性
h) 許容最高温度
i) 絶縁抵抗
j) 耐電圧
k) 耐久性

10.2 受渡検査

 受渡検査は,次の各項目の中で受入者の指定する項目について全数検査又は抜取検査を
行い,5.及び7.の規定に適合しなければならない。
なお,抜取方式は, 受渡当事者間の協議による。
a) 外観
b) 作動
c) 耐圧性
d) 内部漏れ
e) 絶縁抵抗
f) 耐電圧
10.2.1 気体による検査 水圧を用いて試験を行った電磁弁と同一形式の電磁弁であれば,b) 作動,c) 耐
圧性及びd) 内部漏れの検査は,空気又は窒素で行ってもよい。この場合,試験条件及び判定基準につい
ては,受渡当事者間の協議による。ただし,c) 耐圧性検査については,最高許容圧力を超えない圧力で行
うものとする。
10.2.2 検査時間の短縮 耐電圧の検査は,表5の120 %の電圧を1秒間加える方法で行ってもよい。

11. 包装

 電磁弁には,出入口に防じん処置を施し,輸送に適した包装をしなければならない。なお,包
装材料の選定に当たっては環境に悪影響のない材料を選定する。

12. 製品の呼び方

 電磁弁の呼び方は,規格番号又は規格の名称,口径の呼び,最高許容圧力,水の使用
温度,電源による種類の順による。
例 JIS B 8471,25A,1 MPa,50℃,AC100 V,50 Hz

13. 表示

 電磁弁には,次の項目を容易に消えない方法で表示しなければならない。ただし,表示が困難
な場合は,d),g),i),j) 及び k)は省略してもよい。この場合,i),j) 及び k)は,形式の呼びの記号に含
める。
a) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS B 8471 pdf 8] ―――――

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b) 製造業者による形式の呼び
c) 製造年月又はその略号
d) 作動圧力差範囲(MPa)
e) 最高許容圧力(MPa)
f) 定格電圧(V)及び定格周波数(Hz)
g) 消費電力(W)又は定格電流(A)
h) 流れの方向を示す矢印又は記号
i) 口径の呼び
j) 水の使用温度区分(℃)
k) 流体名又はその略号
関連規格 JIS B 2001 バルブの呼び径及び口径
JIS B 2003 バルブの検査通則
JIS B 2007 工業プロセス用調節弁−試験及び検査
JIS C 0704 制御機器の絶縁距離・絶縁抵抗及び耐電圧
ISO 5208 Industrial valves‐Pressur testing for valves
IEC 60085 Thermal evaluation and classification of electrical insulation
IEC 60439-1 Low-voltage switchgear and controlgear assemblies‐Part 1 : Type-tested and partially
type-tested assemblies
IEC 60534-1 Industrial-process control valves. Part 1 : Control valve terminology and general
considerations
IEC 60534-2-3 Industrial-process control valves‐Part 2‐3 : Flow capacity‐Test procedures
IEC 60534-4 Industrial-process control valves‐Part 4 : Inspection and routine testing
IEC 60947-5-1 Low-voltage switchgear and controlgear‐Part 5‐1 : Control circuit devices and
switching elements‐Electromechanical control circuit devices

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JIS B 8471:2004の関連規格と引用規格一覧