6
C2804-1995
6.8 温度試験 図3に示す方法によって,各部の温度が一定(4)となるまで表3の温度試験電流(50Hz又
は60Hz)を通じ,JIS Z 8704の熱電対を用いる方法のC級測定方法によって測定する。試験は,通風など
の影響の少ない室内で行い,電線の表面は,着色してもよい。
注(4) 一定の温度とは,10分間隔で3回測定して変化を示さなくなったときの温度をいう。
図3 温度試験接続図
備考 試料を適宜の個数を直列に接続して測定してもよい。
6.9 引張荷重試験 図4に示す方法によって行う。
引張荷重値は表3によって,引張速度は原則として25mm/minとし,張力はなるべく電線の中心にかか
るようにする。
図4 引張試験方法
6.10 銅板はく離試験 図5に示す方法によって行い,A点に表3に示すトルク値(5)を加える。ただし,C
形,AA形及びSA形は,この試験は行わない。
図5 銅板はく離試験方法
注(5) このトルク値には,鉄棒などのモーメントを含むものとする。
6.11 凍結試験 電線を圧縮接続した端子を約50℃の温水に約30分浸した後,電線挿入孔から温水が出な
いような状態に保つ。この状態で約−30℃で約1時間冷却,この冷熱繰り返しを10回行い,その都度,寸
法及び外観を調べる。
7. 検査 検査は,6.の試験方法によって7.2及び7.3の項目について行い,3.,4.及び5.の規定に適合し
なければならない。
7.1 検査の種類 検査の種類は,形式検査と受渡検査の2種類とする。
――――― [JIS C 2804 pdf 6] ―――――
7
C2804-1995
7.2 形式検査 性能を検証するための検査で,表4の項目について行う。
なお,接着性能検査は,凍結防止性能検査の前後に行うものとする。
表4
検査項目 適用試験項目
外観 6.2
寸法 6.3
めっき 6.4
接着性能 6.5
圧縮接続性能 6.6
電気抵抗 6.7
温度上昇 6.8
引張荷重 6.9
銅板はく離強度 6.10
凍結防止性能 6.11
7.3 受渡検査 受渡しのために行う検査で,次の項目について行う。
なお,受渡検査における検査個数及び合否判定条件は,受渡当事者間の協定による。
(1) 外観
(2) 寸法
(3) 接着性能
8. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称,種類(記号)及び呼び(取付穴の数−電線の公称断面積)に
よる。
例 圧縮端子C 6-1 000
9. 表示 製品の見やすい箇所に,次の項目を表示しなければならない。
なお,表示の方法は,浮出し又は刻印とする。
(1) 種類(記号)
(2) 呼び(取付穴の数−電線の公称断面積)
(3) 製造年(西暦)
(4) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS C 2804 pdf 7] ―――――
C2
8
付表1 硬銅より線用端子(C形)
804-1995
――――― [JIS C 2804 pdf 8] ―――――
種類 呼び 図 各部の寸法 mm 使用ボルト 電線
[記号] D d1 E A A1 A2 A3 B B1 B2 C d2 L H Dc ねじ 本数 公称 より線 より線
の 断面積 構成 外径
呼び mm2 本/mm mm
C 1- 22 (1) 14 +0.8 6.4 ±0.2 26 55 25 − 30 40 − − 5 14 90 8 12.1 ±0.5 M12 1 22 7/2.0 6.0
1- 38 −0.2 8.3 38 7/2.6 7.8
1- 60 19 10.6 ±0.3 30 94 10.5 16.4 60 19/2.0 10.0
2- 55 (2) 10.2 90 18 40±0.4 32 6 135 11 2 55 7/3.2 9.6
2- 60 10.6 60 19/2.0 10.0
2- 75 23 11.7 39 95 20 35 50 8 150 13 19.9 75 7/3.7 11.1
2- 100 13.6 100 7/4.3 12.9
19/2.6 13.0
2- 125 26 15.2 14.5 22.5 125 19/2.9 14.5
2- 150 29 16.9 44 110 25 45 10 170 16 25.1 150 19/3.2 16.0
37/2.3 16.1
2- 180 32 +1.0 18.5 ±0.1 53 180 17.5 27.7 180 19/3.5 17.5
2- 200 −0.2 19.5 200 19/3.7 18.5
37/2.6 18.2
2- 240 36 21.0 62 207 19.5 31.1 240 19/4.0 20.0
2- 250 38 21.9 20.5 32.9 250 61/2.3 20.7
4- 325 (3) 42 24.7 115 50 75 17.5 40±0.4 212 23 36.3 4 325 61/2.6 23.4
4- 400 47 27.4 70 12 222 25.5 40.7 400 61/2.9 26.1
4- 500 30.2 500 61/3.2 28.8
6- 600 (4) 51 33.3 155 262 28 44.1 6 600 91/2.9 31.9
6- 725 56 36.7 90 190 30 50±0.6 60 100 25 50±0.6 18 325 30.5 48.4 M16 725 91/3.2 35.2
6- 850 39.3 850 127/2.9 37.7
6- l 000 64 43.2 100 14 335 34.5 55.4 1 000 127/3.2 44.6
C2804-1995
9
――――― [JIS C 2804 pdf 9] ―――――
C2
1
付表2 硬アルミより線用端子(A形)
0
804-1995
――――― [JIS C 2804 pdf 10] ―――――
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JIS C 2804:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2804:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISC3105:1994
- 硬銅より線
- JISC3109:1994
- 硬アルミニウムより線
- JISC3110:2019
- 鋼心アルミニウムより線
- JISH2110:1968
- 電気用アルミニウム地金
- JISH2123:1999
- 形銅
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH8619:1999
- 電気すずめっき
- JISZ2343:1992
- 浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
- JISZ2344:1993
- 金属材料のパルス反射法による超音波探傷試験方法通則
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法