JIS C 2807:2003 絶縁被覆付閉端接続子

JIS C 2807:2003 規格概要

この規格 C2807は、家庭用電気機器の内部配線に使用する軟銅のより線又は単線のビニル被覆を施した電線相互の接続に,絶縁被覆付閉端接続子の製造業者が指定する接続工具を用いて,絶縁体の上から圧着接続する接続子について規定。

JISC2807 規格全文情報

規格番号
JIS C2807 
規格名称
絶縁被覆付閉端接続子
規格名称英語訳
Insulated closed-end connectors
制定年月日
1979年5月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.120.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
改訂:履歴
1979-05-01 制定日, 1984-05-01 確認日, 1989-08-01 確認日, 1992-01-01 改正日, 1997-02-20 確認日, 2003-06-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 2807:2003 PDF [11]
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まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人 日本電
機工業会(JEMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS C 2807には,次に示す附属書がある。
附属書(規定)試験用接続電線(0.3 mm2)の仕様

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2807 pdf 1] ―――――

C 2807 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類,記号及び呼び・・・・[1]
  •  4. 性能・・・・[1]
  •  5. 外観,寸法及びめっき・・・・[2]
  •  6. 材料及び加工方法・・・・[2]
  •  7. 試験方法・・・・[3]
  •  8. 検査・・・・[7]
  •  9. 製品の呼び方・・・・[7]
  •  10. 表示・・・・[7]
  •  附属書(規定)試験用接続電線(0.3 mm2)の仕様・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2807 pdf 2] ―――――

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C 2807 : 2003
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 2807 : 2003

絶縁被覆付閉端接続子

Insulated closed-end connectors

1. 適用範囲

 この規格は,主として家庭用電気機器の内部配線に使用する軟銅のより線又は単線のビニ
ル被覆を施した電線(以下,電線という。)相互の接続に,絶縁被覆付閉端接続子(以下,接続子という。)
の製造業者が指定する接続工具(以下,工具という。)を用いて,絶縁体の上から圧着接続する接続子につ
いて規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1602 熱電対
JIS C 2320 電気絶縁油
JIS C 3306 ビニルコード
JIS C 3316 電気機器用ビニル絶縁電線
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3300 銅及び銅合金継目無管
JIS H 8501 めっきの厚さ試験方法
JIS H 8619 電気すずめっき
JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)
JIS Z 3261 銀ろう
JIS Z 3264 りん銅ろう
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法

3. 種類,記号及び呼び

 種類,記号及び呼びは,表1による。
表1 種類,記号及び呼び
種類 記号 呼び
絶縁被覆付閉端接続子 CE 付表1参照

4. 性能

4.1   圧着接続性 7.5によって試験を行ったとき,使用上有害な絶縁体の破れ,導体のひび割れ,ろう付
けを行った場合のろう付け箇所のはがれなどがあってはならない。

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C 2807 : 2003
4.2 温度上昇 7.6によって試験をしたとき,圧着接続部(以下,圧着部という。)の温度上昇値は,20 K
以下でなければならない。
4.3 過電流サイクル 4.2の性能を確認した後,7.7によって試験を行い,その後,7.6によって試験を行
ったとき,温度上昇値は,30 K以下でなければならない。
4.4 引張強さ 7.8によって試験を行ったとき,接続子の導体と電線との圧着部において滑りを起こした
り,破断,電線の抜け,その他使用上の支障があってはならない。
4.5 絶縁抵抗 7.9によって試験を行ったとき,絶縁体の表面と充電部との間の絶縁抵抗は,50 MΩ以上
でなければならない。
4.6 耐電圧 7.10によって試験を行ったとき,これに耐えなければならない。
4.7 耐老化性 7.11によって試験を行ったとき,絶縁体に使用上有害なひび割れ,裂け目,内部膨れな
どがなく,かつ,4.6に適合しなければならない。
4.8 絶縁体固定度 7.12によって試験を行ったとき,絶縁体が脱落してはならない。
4.9 難燃性 7.13によって試験を行ったとき,各回の残炎時間は,それぞれ15秒以下で,かつ,残炎時
間の合計は,30秒以下でなければならない。
4.10 耐油性 7.14によって試験を行ったとき,絶縁体に使用上有害なひび割れ,裂け目,内部膨れなど
がなく,かつ,4.6に適合しなければならない。
4.11 耐冷熱サイクル 7.15によって試験を行ったとき,接続子に使用上有害なひび割れ,裂け目,内部
膨れなどがなく,かつ,4.6に適合しなければならない。

5. 外観,寸法及びめっき

 外観,寸法及びめっきは,次の各項に適合しなければならない。
a) 接続子は,使用上有害なきず,さび,裂け目,ひび割れなどがあってはならない。
b) 接続子は,付表1の寸法に適合しなければならない。
c) 接続子のめっき厚さは,7.4によって試験を行ったとき,1 上とする。

6. 材料及び加工方法

6.1   材料
6.1.1 導体 導体の材料は,JIS H 3300に規定する記号C1100T若しくはC1100TSのもの,JIS H 3100
に規定する記号C1020P若しくはC1020Rのもの,又はこれらと同等以上の品質をもつものとする。
6.1.2 絶縁体 絶縁体の材料は,ポリアミド樹脂系のもの又はこれと同等以上のものとする。
6.2 加工方法 接続子は,c)で加工された絶縁体の中に,a)及びb)で加工された導体を,機械,その他の
方法によって挿入組立加工を行う。
a) 導体の加工 6.1.1の材料を次の1)又は2)の方法によって形造りし,電線を挿入しやすいように内面取
りを施し,更に焼きなましを行う。
1) 銅管を使用するときは,これを切断する。
2) 銅条を使用するときは,打抜き筒形に形造り,その継目をJIS Z 3261で規定する銀ろう若しくはJIS
Z 3264で規定するりん銅ろう又はこれらと同等以上のろう材によってろう付けする。
b) 腐食防止処理 a)の導体表面にJIS H 8619による電気すずめっきを施す。ただし,めっきの厚さは1
上とする。
c) 絶縁体の成形 6.1.2の材料を射出成形によって付表1に図示された形状に成形加工を行う。

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C 2807 : 2003

7. 試験方法

7.1   試験条件 試験条件は,次による。
a) 試験は,特に指定がない限りJIS Z 8703に規定する常温20±15 ℃及び常湿(65±20) %の室内で行う。
ただし,7.6及び7.7の試験は,1535 ℃の静穏な空気中に保持して行う。
b) 試験に用いる試料は,7.27.4には接続子単独のものを使用し,7.57.10及び7.127.15の試験には,
電線を圧着接続する。
なお,7.11は接続子単独のものと接続したものを用いる。
c) 圧着接続する試料は,表2の電線の組合せの最大及び最小の各々について試料を製作する。
試料の電線(1)は新しいものを用い,接続に必要な部分の被覆をむき,組合せの電線を軽くより合わ
せた後,適合する工具で接続子及び電線を圧着接続する。この場合,3本の電線を接続したときは,
電線2本を残し,他は試験に影響を及ぼさないところで切断(2)する。
なお,ポリアミド樹脂系の絶縁体にあっては,樹脂が圧着に支障がないこと(3)を確認した上で試料
を製作する。
注(1) IS C 3306又はJIS C 3316のめっきなし線とする。
(2) 圧着接続後,同サイズの電線2本を残し,他の電線は,絶縁体開口部端から約10 mmのところ
で切断する。
(3) 絶縁体がポリアミド樹脂系の接続子は,水分吸収率が高いため,直射日光を避け,常温20±15 ℃
及び常湿(65±20) %の環境条件の下で保管されているものを使用する。
表2 試料と試験用電線との組合せ
接続子の記号及び呼び 試験用電線組合せ mm2×本
最大 最小
CE1 0.75×2 0.3×2
CE2 1.25×2 0.5×2
CE5 2.0×3 1.25×2
CE8 3.5×2+2.0×1 2.0×2
7.2 外観試験 外観試験は,目視によって5. a)及び10.に規定する事項について調べる。
7.3 寸法試験 寸法試験は,JIS B 7507に規定するノギス又はこれと同等以上の精度のものによって,
5. b)に規定する事項について調べる。
7.4 めっき厚さ試験 めっき厚さ試験は,絶縁体をはがし,接続子導体単体でJIS H 8501に規定するめ
っき厚さ試験を行い,5. c)に規定する事項について調べる。ただし,測定箇所は導体中央外側とする。
7.5 圧着接続性試験 接続子を圧着接続し,接続子の絶縁体の状態を目視で調べた後,絶縁体をはがし,
導体(圧着部)の表面及び断面の状態を10倍以上の拡大鏡を用いて,4.1に規定する事項について調べる。

――――― [JIS C 2807 pdf 5] ―――――

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JIS C 2807:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2807:2003の関連規格と引用規格一覧