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C 5954-3 : 2013
光パワーメータ
E
A 恒温槽
可変光減衰器
出力クロック
信号
基準送信部
A 供試受信部 ジッタ受信器
測定用光ファイバコード
A
AA
パルスパター E
ン発生器
ジッタ発生器 トラッキング発振出力
電気スペクトラ
ムアナライザ
発振器
E : 直流電源
(シンセサイザ) A : 直流電流計
図17−ジッタ伝達関数の測定回路
7.15.3 ジッタ伝達関数の測定方法
ジッタ伝達関数の測定方法は,次による。
a) 図17の一点鎖線で示すように接続する。
b) パルスパターン発生器を,基準の伝送速度で動作させる。
c) 電気スペクトラムアナライザのトラッキング発振出力を,規定のジッタ出力がジッタ発生器から得ら
れるように,調整する。このとき,ジッタ発生器が線形動作をするように注意する。
d) 電気スペクトラムアナライザの帯域幅をできるだけ小さくし,規定の周波数範囲でスイープして,利
得0 dBのレファレンスレベルARefを,測定系の校正用に記録する。
e) ジッタ受信器の入力のスイッチを供試受信部側に接続し,基準送信部及び供試受信部を駆動させる。
f) 発振器の周波数を規定の周波数範囲でスイープし,指定の振幅Ain及び周波数fJの正弦波ジッタAin(fJ)
をデータに印加する。
g) 周波数fJでのジッタ受信器出力のジッタ振幅Aout(fJ)を測定する。
h) 供試受信部のジッタ伝達関数XT(fJ)は,式(16)によって求める。
Aout fJ ARef
XT fJ (16)
AinfJ
ここに, XT(fJ) : 平均光パワー基準の相対強度雑音(dB)
Aout(fJ) : 周波数fJでのジッタ受信器出力のジッタ振幅雑音
ARef : 利得0 dBのレファレンスレベル
Ain(fJ) : 指定の振幅Ain及び周波数fJの正弦波ジッタ
7.15.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 動作温度
b) 基準送信部の上昇時間,下降時間,パルス幅ジッタ,ピーク発光波長及び送信光出力パワー
――――― [JIS C 5954-3 pdf 31] ―――――
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C 5954-3 : 2013
c) 受信部の駆動条件(電源電圧)
d) 送信部の入力信号(伝送速度,波形及びPRBS信号の生成多項式)
e) 測定用光ファイバコードの仕様
7.16 クロックジッタ
7.16.1 目的
規定する状態で,同期信号再生機能をもつ受信部のクロックジッタを測定する。
7.16.2 クロックジッタの測定回路
クロックジッタの測定回路を,図18に示す。
光パワーメータ
E E
A A
可変光減衰器
恒温槽
基準送信部
A 供試受信部
測定用光ファイバコード
出力クロック信号
パルスパターン 波形観測装置
(デジタルオシロス
発生器
コープ)
参照クロック信号
E : 直流電源
A : 直流電流計
図18−クロックジッタの測定回路
7.16.3 クロックジッタの測定方法
クロックジッタの測定方法は,次による。
a) 基準送信部及び供試受信部を,規定の条件で駆動する。
b) 基準送信部の信号入力端子に,パルスパターン発生器から規定のPRBS信号(マーク率50 %)を加え
る。
c) 基準送信部の光出力信号を,測定用光ファイバコード及び可変光減衰器を介して,供試受信部に入力
する。可変光減衰器を,規定の光出力パワーが供試受信部に入力するように,調整する。
d) 供試受信部の出力クロック信号を,デジタルオシロスコープなどの波形観測装置を用いて,時間ばら
つきの標準偏差σを求める。
e) 供試受信部の光入力ポートの光パワーは,規定の最小受信光入力パワーから最大受信光入力パワーま
での範囲で標準偏差の測定を行い,その最大値をクロックジッタとする。
7.16.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 動作温度
b) 基準送信部の伝搬遅延時間,上昇時間,下降時間,パルス幅ひずみ,パルス幅ジッタ,ピーク発光波
長及び送信光出力(パルス幅ジッタは,供試受信部のパルス幅ジッタに比べて,十分小さくする。)
――――― [JIS C 5954-3 pdf 32] ―――――
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C 5954-3 : 2013
c) 基準送信部及び供試受信部の駆動条件(電源電圧)
d) 基準送信部の入力信号(伝送速度,波形及びPRBS信号の生成多項式)
e) 測定用光ファイバコードの仕様
f) 供試受信部の最大光入力パワー及び最小光入力パワー
7.17 データ・クロック時間差
7.17.1 目的
同期信号再生機能をもつ受信部のデータ・クロック時間差を,測定する。
7.17.2 データ・クロック時間差の測定回路
データ・クロック時間差の測定回路を,図19に示す。
E E
A A
可変光減衰器
出力データ
信号
波形観測装置
基準送信部
A 供試受信部 (デジタルオシロス
コープ)
測定用光ファイバコード 出力クロック
信号
恒温槽
パルスパターン
発生器
光パワーメータ
E : 直流電源
A : 直流電流計
図19−データ・クロック時間差の測定回路
7.17.3 データ・クロック時間差の測定方法
データ・クロック時間差の測定方法は,次による。
a) 基準送信部及び供試受信部を,規定の条件で駆動する。
b) 基準送信部の信号入力端子に,パルスパターン発生器から規定のPRBS信号(マーク率50 %)を加え
る。
c) 基準送信部の光出力信号を,測定用光ファイバ及び可変光減衰器を介して,供試受信部に入力する。
可変光減衰器を,規定の光パワーが供試受信部に入力するように,調整する。
d) デジタルオシロスコープなどの波形観測装置で,受信部出力のデータ信号及びクロック信号を観測し
て,それぞれのパルスの上昇部のパルス振幅の50 %値の時間差ΔtCDを測定する(図20参照)。
e) 測定は,供試受信部の光入力ポートでの光パワーが規定の最小光入力パワーから最大光入力パワーま
での範囲で行い,時間差ΔtCDの最小値及び最大値を測定する。
――――― [JIS C 5954-3 pdf 33] ―――――
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C 5954-3 : 2013
50 %レベル
出力データ信号
出力クロック信号
50 %レベル
ΔtCD
図20−データ・クロック時間差
7.17.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 動作温度
b) 基準送信部の伝搬遅延時間,上昇時間,下降時間,パルス幅ひずみ,パルス幅ジッタ及び送信光出力
パワー(パルス幅ジッタは,供試受信部のパルス幅ジッタに比べて,十分小さくする。)
c) 基準送信部及び供試受信部の駆動条件(電源電圧)
d) 基準送信部の入力信号(伝送速度,波形及びPRBS信号の生成多項式)
e) 測定用光ファイバコードの仕様
f) 供試受信部の最大光入力パワー及び最大光入力パワー
7.18 受信部アラーム機能
7.18.1 目的
規定する状態で,供試受信部の信号検知機能を試験する。
注記 受信部は,光入力パワーの状態をモニタする受信部アラーム機能を備えており,負論理の場合
は,光入力パワーが規定するしきい値(信号検知アサートレベルPassert)未満になったとき,ア
ラーム出力電圧が高レベルから低レベルに変わり,アラーム発出状態を示す。また,光入力パ
ワーが規定するしきい値(信号検知デアサートレベルPde-assert)以上になったとき,アラーム出
力電圧が低レベルから高レベルに変わり,アラーム解除状態を示す。安定な動作のため,しき
い値にはヒステリシス特性をもたせており,PassertとPde-assertとの差をヒステリシスとして規定
している。
なお,この機能は,信号検知(Signal detect : SD)又は信号喪失(Loss of signal : LOS)と呼ぶ
ことがある。
出力信号の論理(正又は負)と実動作との関係については,十分注意する。
7.18.2 受信部アラーム機能の測定回路
受信部アラーム機能の測定回路を,図21に示す。
――――― [JIS C 5954-3 pdf 34] ―――――
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C 5954-3 : 2013
光パワーメータ
パルスパターン
発生器
EE
E
光スプリッタ A
データクロック
可変光減衰器 ポートA
E アラーム
A 基準送信部 AA
A
供試受信部
ポートB VSDH又はVSDL
測定用光ファイバコード
E : 直流電源
A : 直流電流計
図21−受信部アラーム機能の測定回路
7.18.3 受信部アラーム機能の測定方法
7.18.3.1 光スプリッタの校正
光スプリッタの校正は,次による。
a) 試験及び測定の前に,光スプリッタは,次に規定する方法で校正する。
b) 基準送信部を規定の動作条件で動作させ,信号入力端子にPRBS信号を加える。
c) 基準送信部の光出力ポートを,測定用光ファイバコード及び可変光減衰器を介して,光スプリッタの
入力ポートに接続する。
d) 光スプリッタの出力ポートAを,測定用光ファイバコードを介して光パワーメータの入力ポートに接
続する。
e) 可変光減衰器を,ポートAの光出力が,おおよそ受信部の光入力パワーのアラーム発生しきい値の光
パワーレベル(信号検知アサートレベルPassert)となるように調節し,その値(PA)を記録する。
f) 光スプリッタの出力ポートBを,測定用光ファイバコードを介して,光パワーメータの入力ポートに
接続し,ポートBの光出力(PB)を記録する。
g) B/PAを計算し,その値を入力光強度(PB)と光パワーメータの表示(PA)との校正係数として,使
用する。
7.18.3.2 各種信号の測定方法
試験に必要な各種信号の測定方法は,次による。
a) 供試受信部を通常の動作条件で駆動し,アラーム出力電圧が供試受信部の個別性能規格又は個別性能
規格に規定するVSDLの最小値から最大値までの範囲内であること(光入力がない状態を示している)
を確認する(図22参照)。
b) 基準送信部の信号入力端子に,パルスパターン発生器からの規定のPRBS信号(マーク率50 %)を加
える。
c) BがPassertよりも十分小さくなるように可変光減衰器を調整し,そのPBの値をPILとして記録する。
d) BをPILよりも大きくなるように可変光減衰器を調整し,アラーム出力電圧を記録する。アラーム出
力電圧が,供試受信部の個別性能規格に規定するVSDLからVSDHに変わる光入力パワーをPde-assertとし
て記録する。
e) Bの値が供試受信機の最大受信入力パワーPimaxとなるように可変光減衰器を調整し,アラーム出力電
圧を記録する。アラーム出力電圧が,供試受信部の個別性能規格に規定する又は仕様書に記載する
――――― [JIS C 5954-3 pdf 35] ―――――
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JIS C 5954-3:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.20 : 光ファイバ接続装備
JIS C 5954-3:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-1:2007
- 直動式指示電気計器―第1部:定義及び共通する要求事項
- JISC61280-1-3:2017
- 光ファイバ通信サブシステム試験方法―第1-3部:中心波長及びスペクトル幅測定
- JISC61280-2-1:2018
- 光ファイバ通信サブシステム試験方法―第2-1部:受信感度及びオーバロード測定
- JISC61280-2-2:2017
- 光ファイバ通信サブシステム試験方法―第2-2部:光アイパターン,光波形及び消光比測定