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C 61558-2-7 : 2012
8.11 JIS C 61558-1の8.11の記号又は図記号の一覧に,次を追加する。
記号又は図記号 説明又はタイトル 識別
IEC 60417-5219
玩具用変圧器(本質的短絡保護変圧器,非本質的
短絡保護変圧器又はフェイルセーフ変圧器) (2002-10)
8.101 使用説明書には,次の宣言又は同等のものを含まなければならない。
親に対する説明 : “玩具用変圧器及び玩具用変圧器を組み込んだ電源装置は,玩具と同じように使用
することを意図しておらず,子供がそれらの製品を使用するのは,親の十分な監視
の下でなければならない。”
9 感電に対する保護
感電に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条9によるほか,次による。
9.1.2 JIS C 61558-1の9.1.2による。ただし,図2の標準試験指の代わりにJIS C 0922の図12(検査プ
ローブ18)を使用し,また“適否は,検査及びJIS C 0920の関連試験によって判定する。”の段落の上に,
次を追加する。
工具を用いて取り外すことができるカバーを取り外した後でも,入力回路の充電部又は基礎絶縁だけに
よって充電部から分離した金属部に触れることができてはならない。
JIS C 61558-1の9.1.2の末尾に,次を追加する。
図101−小形試験指
(対応国際規格の図は,JIS C 0922と整合していないため,削除した。)
10 入力電圧設定の変更
入力電圧設定の変更は,JIS C 61558-1の箇条10を,次に置き換える。
変圧器は,定格入力電圧又は定格入力電圧範囲が一つでなければならない。
適否は,目視検査によって判定する。
11 負荷時の出力電圧及び出力電流
負荷時の出力電圧及び出力電流は,JIS C 61558-1の箇条11によるほか,次による。
11.1 JIS C 61558-1の11.1による。ただし,細別a)からd)を含む第1段落及び第2段落は,次に置き換え
る。
変圧器を定格入力周波数の定格入力電圧に接続し,交流定格力率及び定格出力電圧で定格出力となるよ
うなインピーダンスを用いて変圧器に負荷したとき,出力電圧は,交流については10 %,直流については
15 %を超えて定格値と異なってはならない。
この要求事項は,全ての出力巻線及びそれらのタップに適用する。
12 無負荷出力電圧
無負荷出力電圧は,JIS C 61558-1の箇条12の末尾に,次の段落及び細分箇条を追加する。
――――― [JIS C 61558-2-7 pdf 6] ―――――
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C 61558-2-7 : 2012
無負荷出力電圧は,JIS C 61558-1の5.4に規定する周囲温度において,定格入力周波数の定格入力電圧
に変圧器を接続した状態で測定する。
12.101 無負荷出力電圧は,交流33 V又はリプルフリーの直流46 V以下でなければならない。玩具用変
圧器の場合,相互接続を意図しない巻線を直列に接続した場合にも,この出力電圧の制限を適用する。
12.102 無負荷出力電圧と負荷時出力電圧との差は,過度であってはならない。
この細分箇条で測定した無負荷出力電圧と箇条11の試験期間中に測定した負荷時出力電圧との差は,後
者の電圧の百分率で表したとき,100 %以下でなければならない。
注記 差(比率)は,次の式によって求める。
Uno- load−Uload
100 (%)
Uload
ここに, Uno-load : 無負荷出力電圧
Uload : 負荷時出力電圧
12.101及び12.102の要求事項に対する適否は,測定によって判定する。
13 短絡電圧
短絡電圧は,JIS C 61558-1の箇条13を,適用しない。
13 A 2次短絡電流特性
2次短絡電流特性は,JIS C 61558-1の箇条13Aによる。
14 温度上昇
温度上昇は,JIS C 61558-1の箇条14による。ただし,表1の外部エンクロージャに対する要求事項は,
次の表1に置き換える。
表1−通常使用での最高温度値
部品 温度 ℃
JIS C 0922の図12(検査プローブ18)で触れることができる外部エンクロージャ,ハンド
ル及び類似のもの :
− 金属製 50
− 他の材料製 60
[JIS C 0922の図12(検査プローブ18)で触れることができない]外部エンクロージャ85
15 短絡及び過負荷に対する保護
短絡及び過負荷に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条15によるほか,次による。
15.1 JIS C 61558-1の15.1による。ただし,末尾に次を追加し,また,表3の外部エンクロージャに対す
る要求事項は,次の表3に置き換える。
変圧器は,耐短絡又はフェイルセーフ構造でなければならない。耐短絡変圧器は,通常の使用で生じる
過負荷に耐えなければならない。耐短絡変圧器にヒューズを組み込んではならない。
短絡出力電流が20 Aを超える場合には,非自己復帰形過負荷保護装置を組み込まなければならない。
非自己復帰形過負荷保護装置がある場合は,入力回路に組み込まなければならない。
――――― [JIS C 61558-2-7 pdf 7] ―――――
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C 61558-2-7 : 2012
表3−短絡又は過負荷状態での温度の最高値
部分 最高温度
℃
[JIS C 0922の図12(検査プローブ18)で触れること
ができる]外部エンクロージャ :
− 金属製 50
− 他の材料製 60
15.3.101 短絡電流が20 Aを超える変圧器の入力回路は,冷状態(すなわち,受理状態及び通常の室温)
で定格入力電圧に接続し,それぞれの出力回路又は巻線を一度に一つずつ短絡する。この間,その他の巻
線は開路する。
二つ以上の出力電流がある場合,短絡電流が20 Aを超える出力回路だけを短絡する。
過負荷保護装置は,1秒以内に作動しなければならない。
15.5.2 JIS C 61558-1の15.5.2によるほか,第1ダッシュは,次による。
− JIS C 0922の図12(検査プローブ18)で触れることができるフェイルセーフ変圧器のエンクロージャ
のあらゆる部分の温度は,次の値以下でなければならない。
− 金属製 50 ℃
− その他の材料製 60 ℃
16 機械的強度
機械的強度は,JIS C 61558-1の箇条16によるほか,次による。
16.1 JIS C 61558-1の16.1による。ただし,第2段落は,次に置き換える。
適否は,据置形変圧器については16.2の試験,可搬形変圧器については該当する16.2,16.3,16.4,及
び16.101の試験によって判定する。
16.101 変圧器については,次の試験を行う。
変圧器を図102に示すように,れん瓦,石,コンクリート,又はこれに類する材質の固い壁に取り付け
た鋼棒に落下させる。
――――― [JIS C 61558-2-7 pdf 8] ―――――
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C 61558-2-7 : 2012
単位 mm
図102−玩具用変圧器の衝撃試験装置
鋼棒は,40 mm×40 mm×5 mmの鋼板を直角に折り曲げ,角を半径5 mmに丸めたものとする。鋼棒は,
壁に接して又は必要な場合には壁と接しているスチールパッキングブロックに接触して取り付ける。
スチールパッキングブロックは,変圧器の形状がそれがないと変圧器が鋼棒にぶつからないような形状
の場合にだけ,必要となる。
つり下げ点が鋼棒から1 m上にあり,変圧器が鋼棒の角に寄り掛かるように,変圧器をその可とうケー
ブル又はコードでつり下げる。次に,壁に対して垂直な平面上で変圧器が高さ40 cmに上がるまで,変圧
器を鋼棒から引き離す。
変圧器を鋼棒に落下させ,変圧器の任意の別々の6か所にそれぞれ1回打撃を加える。
次に,平らなコンクリート基盤に載せた,厚さが5 mm以上の鋼板に高さ40 cmから変圧器の自由落下
を行う。
通常の使用の場合と同様にケーブルを取り付けた変圧器を,落下姿勢を変えて,10回の自由落下を行う。
試験後,変圧器は,この規格に不適合となるような損傷があってはならない。特に,充電部が可触にな
ってはならない。
17 じんあい(塵埃),固形物及び水分の有害な侵入に対する保護
じんあい,固形物及び水分の有害な侵入に対する保護は,JIS C 61558-1の箇条17による。
18 絶縁抵抗,耐電圧及び漏えい電流
絶縁抵抗,耐電圧及び漏えい電流は,JIS C 61558-1の箇条18による。
19 構造
構造は,JIS C 61558-1の箇条19によるほか,次による。ただし,19.1は,次に置き換える。
――――― [JIS C 61558-2-7 pdf 9] ―――――
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C 61558-2-7 : 2012
19.1 入出力回路は,相互を電気的に分離し,また,その構造は,故意の行為による場合を除き,直接又
は他の金属部を介して間接的にこれらの回路間にいかなる接続も生じない構造でなければならない。
適否は,箇条18及び箇条26を考慮に入れ,目視検査及び測定によって判定する。
19.1.1 入出力巻線(一つ又は複数)間の絶縁は,二重絶縁又は強化絶縁で構成しなければならない。
さらに,入力巻線と本体との間及び出力巻線と本体との間の絶縁は,二重絶縁又は強化絶縁で構成しな
ければならない。
19.1.2 中間導電部分(例えば,鉄芯)を本体に接続せずに入出力巻線間に配置する変圧器の場合,中間導
電部分と入力巻線との間の絶縁,又は中間導電部分と出力巻線との間の絶縁は,少なくとも基礎絶縁で構
成しなければならない。
注記 入力巻線,出力巻線又は本体から少なくとも基礎絶縁によって分離されていない中間導電部分
は,関連する(単数又は複数の)部分に接続しているものと考える。
さらに,中間導電部分を介した入力巻線と出力巻線との間の絶縁は,二重絶縁又は強化絶縁で構成しな
ければならず,かつ,中間導電部分を介した入力巻線と本体との間の絶縁及び出力巻線と本体との間の絶
縁も,二重絶縁又は強化絶縁で構成しなければならない。
19.16 JIS C 61558-1の19.16によるほか,次による。
変圧器は,出力端子を除き,保護等級IP4X以上に関する要求事項に適合しなければならない。
屋外用の変圧器は,保護等級が多用途形で,IP65/IP67以上でなければならない。
適否は,箇条17の試験によって判定する。
19.101 出力回路と保護接地との間に接続があってはならない。
19.102 出力回路と本体との間に接続があってはならない。
適否は,目視検査によって判定する。
19.103 外部配線接続用の入出力端子は,それらの端子への導体の導入点間で測定した距離が25 mm以上
になるように配置しなければならない。その距離を障壁で達成する場合,測定は隔壁上及び周囲について
行わなければならず,その障壁は絶縁材料製で,変圧器に永久的に固定しなければならない。
適否は,目視検査,及び中間導電部分を無視した測定によって判定する。
19.107 変圧器は,クラスIIでなければならない。
19.108 変圧器は,玩具に固定又は組み込んではならない。
適否は,目視検査によって判定する。
19.111 出力回路に交流端子をもつ変圧器は,次に示す条件の下で,電源に接続しない変圧器のプラグの
裸ピン間の電圧が交流33 V以下になるように設計しなければならない。
− 2以上の変圧器の出力回路を相互に接続する。
− 1以上の変圧器の入力回路を電源に接続する。
− 1以上の変圧器の入力回路を電源に接続しない。
適否は,出力回路に(単数又は複数の)定格出力を供給したときのプラグのピン間の電圧の測定によっ
て判定する。
20 部品
部品は,JIS C 61558-1の箇条20によるほか,次による。
20.4 JIS C 61558-1の20.4の“適否は,検査によって判定する。”の段落の上に,次を追加する。
変圧器の電源可とうケーブル又はコードにスイッチを取り付けてはならない。
――――― [JIS C 61558-2-7 pdf 10] ―――――
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JIS C 61558-2-7:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61558-2-7:2007(MOD)
JIS C 61558-2-7:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 61558-2-7:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0922:2002
- 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
- JISC2811:1995
- 工業用端子台
- JISC2814-2-1:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-1部:ねじ形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC2814-2-2:2009
- 家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC5101-14:2014
- 電子機器用固定コンデンサ―第14部:品種別通則:電源用電磁障害防止固定コンデンサ
- JISC60068-2-32:1995
- 環境試験方法―電気・電子―自然落下試験方法
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC6575:1975
- 電子機器用筒形ヒューズ
- JISC8269-2:2016
- 低電圧ヒューズ―第2部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用ヒューズ)―標準化されたヒューズシステムA~K
- JISC8269-2-1:2000
- 低電圧ヒューズ―第2-1部:専門家用ヒューズの追加要求事項(主として工業用のヒューズ)―第I章~第V章:専門家用標準ヒューズの例
- JISC8283-2-3:2008
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8283-2-3:2021
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
- JISC8285-1:2007
- 工業用プラグ,コンセント及びカプラ―第1部:通則