19
C 7604 : 2006
c) 光束は,必要ならば電圧計V2及び電力計の電圧回路は開路し,電流計及び電力計の電流コイルは短絡
する。
B.4B 測定 ランプの特性測定は,電気特性が安定した後に行う。
B.4C 赤色比の測定 赤色比の測定は,附属書Cによる。
附属書B図 1 ランプの電気的及び光学的特性の測定回路
――――― [JIS C 7604 pdf 21] ―――――
20
C 7604 : 2006
附属書C(規定)高圧水銀ランプの赤色比の測定方法
C.1 適用範囲 この附属書は,蛍光形水銀ランプの赤色比の測定方法について規定する。
C.1A 測定条件 測定条件は,附属書Bの試験条件による。
C.1B 測定装置 測定装置は,次による。
a) 測定には,球形光束計及び赤色シャープカットフィルタ(以下,赤色フィルタという。)を用いる。
b) 赤色フィルタは,透過率が波長580 nmにおいて0.1 %より小さく,615620 nmより長波長域では十
分高く,かつ,実質的に一定とみなせるものでなければならない。
備考1. 波長580 nmにおける透過率の値は,577579 nmの水銀輝線を遮断する目的で定めた。
2. 透過率は,実測によって求める。
C.2 測定方法及び赤色比の求め方 測定方法及び赤色比の求め方は,次による。
a) 被測定ランプXを球形光束計の積分球の中で点灯し,C.1Bのb) に規定する赤色フィルタを受光器の
前に挿入した場合及び挿入しない場合の光束計の読みを求め,これらの読みの比から,次の式によっ
て補正前の赤色比ruXを求める。
ランプXについて赤色フィルタを挿入した場合の光束計の読み
ruX=
ランプXについて赤色フィルタを挿入しない場合の光束計の読み
b) 分光分布がランプXに近似し,かつ,既知である比較標準用蛍光形水銀ランプNを用いて,a) と同
様に赤色比ruNを求める。
備考 球形光束計を用いないで赤色比を測定するには,次の方法による。暗室で直接測定する場
合,蛍光膜が均一であれば一方向1回の測定で十分であるが,蛍光膜が均一でない場合,
異なる方向で複数回の測定をし,強度の平均値をとる。
c) ランプNの分光分布P ( び標準分光視感効率V ( ‰ 理論的に定義した赤色比rNを計算する。
P N V d
c
rN=
P N V d
0
ここに, 600 nm
d) 補正計数Cは,次の式によって求める。
N
C=
uN
e) ランプXの補正後の赤色比rXは,次の式によって求める。
rX=C ruX
――――― [JIS C 7604 pdf 22] ―――――
21
C 7604 : 2006
附属書D(参考)照明器具設計のための情報
この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
D.1 ランプ最大寸法 器具設計者への手引きのために,ランプの最大寸法及び口金に対するガラス軸の傾
きを規定し,口金に対する外球の偏心を含めたランプの最大輪郭を設定する。
最大ランプ寸法及び口金に対するガラス軸の傾きは,本体の2.2.2による。
この規格に従って作られたランプを無理なく装着できるように,上記で設定する最大輪郭を参考にして
器具内には自由な空間を設ける。
――――― [JIS C 7604 pdf 23] ―――――
22
C 7604 : 2006
附属書1(規定)ランプの形式記号
序文
この附属書は,ランプの形式記号の付与方法について規定する。
1.1 ランプ形式記号の付与方法 ランプの形式記号は,次による。
1項 2項 3項 4項 5項
高圧水銀ランプ ガラス球の形状を 蛍光物質の塗布を 定格ランプ電力を 蛍光物質の種類を
を表す記号 表す記号 表す記号 表す記号 表す記号
H 無表示 : 無表示 : 40 X :
B又はBT 蛍光物質塗着のな 80 希土類蛍光体を主
いもの 100 体としたもの
R : F : 200
R(反射形)のもの 蛍光物質塗着のも 250
の 300
400
700
1 000
備考 無表示の項の場合は,次の項を続けて表示してもよい。
例1. H100(100 W,B形又はBT形ガラス球を使用した蛍光物質の塗着のないランプ)
2. HF400X(400 W,B形又はBT形ガラス球に希土類蛍光体を塗着したランプ)
3. HRF700X(700 W,R形ガラス球に希土類蛍光体を塗着したランプ)
――――― [JIS C 7604 pdf 24] ―――――
23
C7
23
6
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表
04 : 2006
JIS C 7604 : 2006 高圧水銀ランプ−性能規定 IEC 60188 : 2001 水銀ランプ−性能検定
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごとの
国際 評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格 表示箇所 : 本体,附属書
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
第1章 一般事項
1.1 適用範囲 高圧水銀ランプの性 IEC 1.1 JISと同じ IDT −
能要求事項及び形式 60188
検査について規定。
1.2 引用規格 JIS C 7624 1.2 IEC 62035 MOD/変更 JISからの引用事項は,対応IEC技術的差異はない。
規格の該当事項と同等である。
JIS C 8110 IEC 60923 MOD/変更 JISからの引用事項は,対応IEC技術的差異はない。
規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8113 IEC 60050 MOD/変更 IEC 60050 技術的差異はない。
JIS Z 8120 −Chapter 845 : Lighting
MOD/変更 −Chapter 845 : Lightingに相当
する用語
1.3 定義
1.3.1 高圧水銀ランプ用語の説明 1.3.1 JISと同じ IDT
1.3.2 名目数値 対応国際規格の規定 1.3.2 ランプを指定又は識別MOD/削除 不採用 名目数値という表示の習慣
を不採用とした。 するための大まかな数 がない。また,表示を定格値
値。 としても,ランプを識別でき
るため。
1.3.3 定格値 用語の説明 1.3.3 JISと同じ。 IDT
1.3.4 ランプ始動電圧 用語の説明 1.3.4 JISと同じ。 IDT
1.3.4A 始動 用語の説明 IEC規格になし。 MOD/追加 明確に定義を示した。 技術的差異はない。
C7 604 : 200
2
6
3
――――― [JIS C 7604 pdf 25] ―――――
次のページ PDF 26
JIS C 7604:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60188:2001(MOD)
JIS C 7604:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 7604:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC7624:2013
- 放電ランプ(蛍光ランプを除く)―安全仕様
- JISC8110:2008
- 放電灯安定器(蛍光灯を除く)
- JISZ8113:1998
- 照明用語
- JISZ8120:2001
- 光学用語