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C 8283-1 : 2019
注記 対応国際規格 : IEC 60695-2-10:2000,Fire hazard testing−Part 2-10: Glowing/hot-wire based test
methods−Glow-wire apparatus and common test procedure
JIS C 60695-2-11 耐火性試験−電気・電子−第2-11部 : グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法−最
終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
注記 対応国際規格 : IEC 60695-2-11:2000,Fire hazard testing−Part 2-11: Glowing/hot-wire based test
methods−Glow-wire flammability test method for end-products(GWEPT)
JIS C 60695-2-12 耐火性試験−電気・電子−第2-12部 : グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法−材
料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
注記 対応国際規格 : IEC 60695-2-12:2000,Fire hazard testing−Part 2-12: Glowing/hot-wire based test
methods−Glow-wire flammability index(GWFI)test method for materials
JIS C 60695-2-13 耐火性試験−電気・電子−第2-13部 : グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法−材
料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
注記 対応国際規格 : IEC 60695-2-13:2000,Fire hazard testing−Part 2-13: Glowing/hot-wire based test
methods−Glow-wire ignition temperature(GWIT)test method for materials
JIS C 60695-10-2 耐火性試験−電気・電子−第10-2部 : 異常発生熱−ボールプレッシャー試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60695-10-2,Fire hazard testing−Part 10-2: Abnormal heat−Ball pressure test
method
IEC 60417,Graphical symbols for use on equipment
IEC 60999-1,Connecting devices−Electrical copper conductors−Safety requirements for screw-type and
screwless-type clamping units−Part 1: General requirements and particular requirements for clamping
units for conductors from 0.2 mm2 up to 35 mm2 (included)
IEC 61995,Devices for the connection of luminaires for household and similar purposes−Part 1: General
requirements
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
用語“電圧”及び“電流”は,特に規定しない限り,交流の実効値を意味する。また,“アクセサリ”は,
機器用カプラそのものに限らず,コードを取り付けた状態のものも含む。
3.1
機器用カプラ(appliance coupler)
電源と機器との接続及び取外しを可能にする手段(図1参照)。
注記 この規格では,図1の2)5)を機器用カプラとしている。
――――― [JIS C 8283-1 pdf 6] ―――――
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C 8283-1 : 2019
機器 機器
1) プラグ 5) プラグコネクタ(3.2.1参照)
2) コネクタ(3.1.1参照) 6) コードセット(3.5参照)
3) 機器用インレット(3.1.2参照) 7) 相互接続コードセット(3.6参照)
4) 機器用アウトレット(3.2.2参照)
図1−機器用カプラの用い方
3.1.1
コネクタ(connector)
電源に接続する1本のコードと一体化した又はコードに接続することを意図した機器用カプラの一部分
(図1参照)。
(IEC 60050,442-07-02参照)
3.1.2
機器用インレット(appliance inlet)
機器と一体化した若しくは機器に組み込んだ,又は機器に固定することを意図した機器用カプラの一部
分(図1参照)。
3.2
相互接続カプラ(interconnection coupler)
コードによって,機器から他の機器への接続及び取外しを可能とする機器用カプラ(図1参照)。
注記 相互接続カプラは,機器用カプラの種類の一つである。
3.2.1
プラグコネクタ(plug connector)
1本のコードと一体化した又はコードに取り付けることを意図した相互接続カプラの一部分(図1参照)。
(IEC 60050,442-07-09参照)
3.2.2
機器用アウトレット(appliance outlet)
機器と一体化した若しくは機器に組み込んだ,又は機器に固定することを意図した,電源を得るための
相互接続カプラの一部分(図1参照)。
(IEC 60050,442-07-08参照)
3.3
コード交換形アクセサリ(rewirable accessory)
ケーブル又はコードを交換できる構造のアクセサリ。
3.4
コード非交換形アクセサリ(non-rewirable accessory)
アクセサリ製造業者によって接続及び組み立てられた,ケーブル又はコードと一体構造のアクセサリ。
――――― [JIS C 8283-1 pdf 7] ―――――
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C 8283-1 : 2019
3.5
コードセット(cord set)
1本のケーブル又はコードの片側にコード非交換形プラグを,もう片側にコード非交換形コネクタを取
り付けた組立品(図1参照)。電気機器間の電源への接続を意図している。
3.6
相互接続コードセット(interconnection cord set)
1本のケーブル又はコードの片側にコード非交換形プラグコネクタを,もう片側にコード非交換形コネ
クタを取り付けた組立品(図1参照)。2台の電気機器間の相互接続を意図している。
(IEC 60050,442-07-06修正)
3.7
一体形(integrated appliance coupler)
機器のきょう(筐)体又は外郭の一部分として形成されていて,機器から取り外してこの規格の試験が
できないもの。
3.8
組込形(incorporated appliance coupler)
機器に組み込まれる又は固定されるが,機器から取り外してこの規格の試験ができるもの。
3.9
(ピンの)ベース(base of a pin)
かん合面から突き出たピンの付け根の部分。
3.10
保持装置(retaining device)
対応する機器用インレットと適切にかみ合うようにコネクタを保持し,偶然に抜けてしまうことを防止
するための,機械的な保持具及び/又は配置。
3.11
定格電圧(rated voltage)
アクセサリの動作条件に基づいて,製造業者が指定する電圧。
(IEC 60050,442-01-03参照)
3.12
定格電流(rated current)
アクセサリの動作条件に基づいて,製造業者が指定する電流。
(IEC 60050,442-01-02参照)
3.13
端子(terminal)
再結線が可能な接続を提供するための導体を取り付ける,アクセサリの一部分。
(IEC 60050,442-06-05参照)
3.14
終端(termination)
恒久的に導体が取り付けられている,アクセサリの一部分。
3.15
溝付タッピンねじ(thread-cutting screw)
――――― [JIS C 8283-1 pdf 8] ―――――
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C 8283-1 : 2019
ねじ込みによって,材料を取り除きながらねじ山を形成する,ねじ山に切れ目があるねじ。
(IEC 60050,442-06-03参照)
3.16
形式試験(type test)
ある設計に対して,その設計が一定の要求事項を満たしていることを示すための単数又は複数の機器用
カプラに適用する試験。
(IEC 60050,811-10-04参照)
3.17
ルーチン試験(routine test)
一定の規準を満たしているかどうかを確認するために,製造中及び/又は製造後に個々の機器用カプラ
に適用する試験。
(IEC 60050,811-10-05参照)
4 一般要求事項
機器用カプラは,通常の使用状態において十分な性能をもち,使用者及び周囲に危険を及ぼすことのな
いように設計し,組み立てなければならない。
標準化されていない機器用カプラ(9.5参照)は,対応するアクセサリとともに試験したとき,この規格
の全ての安全要求事項を満たさなければならない。
適否は,規定する全ての試験を行うことによって判定する。
この規格で取り扱う機器用カプラは,IEC TC 23(Electrical accessories)によってカバーする可搬形アク
セサリの中で使用することは意図しない。
5 試験に関する一般注意事項
5.1 一般事項
該当する場合,この規格に規定する要求事項によることを立証するために,試験を行う。
試験は,次による。
− 形式試験は,各アクセサリの代表的な試料について行う。
− ルーチン試験は,製造業者が行い,個々のアクセサリについて行う。
− 特に規定のない限り,試験は,箇条の順序に従って行う。
− 特に規定のない限り,機器用カプラは,この規格に規定する,対応するアクセサリとともに試験を行
う。
− 一体形又は組込形の機器用インレット及び機器用アウトレットは,その機器の使用状態の下で試験す
る。試料の数は,その機器の該当する規格で要求する機器に対する試料の数と同じとする。
− ある試験項目で,1個の試料が試験で不合格となった場合,機器用カプラは,その試験又はその試験
に影響を及ぼすおそれのあるその前の試験から新しい試料のセットで再試験を行う。全ての試料は,
再試験を満たさなければならない。
形式試験は,5.2及び5.3を適用する。試料の数及び試験の順序は,附属書Cによる。
5.2 試料
特に規定のない限り,試料及び試験は,次による。
− 試料は,提出状態のものとし,製造業者の指示に従って取付け及び組立てを行い,周囲温度20±5 ℃
――――― [JIS C 8283-1 pdf 9] ―――――
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で,通常の使用状態で試験を行う。
− 試験は,交流50 Hz又は60 Hzで行う。
− 試験は,製造後,168時間以上経ってから開始する。
コードセットの形になっていないコード非交換形のコネクタ及びプラグコネクタは,1 m以上のコード
を取り付ける。
5.3 不合格
通常,不合格になった試験に対してだけ再試験を行う。ただし,a)又はb)の場合は,これらに従う。
a) 箇条19,箇条20又は箇条21に従って試験したときに,3個の試料の一つが不合格になった場合には,
箇条16からの試験を繰り返す。
b) 箇条22(22.3を除く。)又は箇条23に従って試験したときに,3個の試料の一つが不合格になった場
合には,箇条18からの試験を繰り返す。
試験依頼する場合,申請者は,試験に供する最初の1組の試料のほかに,その試料の一つが不合格にな
ったときのために予備の試料を提出してもよい。この場合,試験所は,予備の試料で再試験を行うことが
でき,この再試験で1個以上の試料が不合格になったときだけ,この規格の要求事項を満たしていないこ
ととする。予備の試料を同時に提出しない場合は,試料の一つの不合格によって,必然的にこの規格の要
求事項を満たしていないことになる。
5.4 ルーチン試験
機器用カプラのルーチン試験は,附属書JAによる。また,対応国際規格で規定されているルーチン試
験を,附属書Bに参考として示す。
6 定格
6.1 最大許容定格電圧は,250 Vとする。また,標準定格電圧は,125 V又は250 Vとする。
6.2 最大許容定格電流は,20 Aとする。
機器用カプラの標準定格電流は,定格が250 Vの場合は,0.2 A,2.5 A,6 A,10 A又は16 Aとし,定格
が125 Vの場合は,15 A(コネクタだけ)又は20 A(コネクタ及び機器用インレット)とする。
注記 標準定格の詳細は,JIS C 8283-3参照。
7 機器用カプラの分類
7.1 対応する機器用インレットのピンのベース又は機器用アウトレットのコンタクトのベースでの最高
温度のタイプは,次のとおり分類する。
a) 低温用の機器用カプラ : 70 ℃以下
b) 高温用の機器用カプラ : 120 ℃以下
c) 超高温用の機器用カプラ : 155 ℃以下
注記 高温用の機器用カプラは,低温用としても使用することができる。超高温用の機器用カプラは,
低温用又は高温用としても使用することができる。
7.2 接続する機器のタイプは,次のとおり分類する。
a) クラスI機器用の機器用カプラ
b) クラスII機器用の機器用カプラ
注記1 クラスの説明は,JIS C 0365参照。
注記2 定格が0.2 Aの機器用カプラは,該当する機器の規格で認められる場合であっても,小形の
――――― [JIS C 8283-1 pdf 10] ―――――
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JIS C 8283-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60320-1:2015(MOD)
JIS C 8283-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.120 : 電気付属部品 > 29.120.30 : プラグ,ソケット-コンセント,結合器
JIS C 8283-1:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0922:2002
- 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
- JISC2134:2007
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2134:2021
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2814:1995
- 屋内配線用電線コネクタ通則 ― 分離可能形
- JISC60068-2-31:2013
- 環境試験方法―電気・電子―第2-31部:落下試験及び転倒試験方法(試験記号:Ec)
- JISC60068-2-60:2018
- 環境試験方法―電気・電子―第2-60部:混合ガス流腐食試験(試験記号:Ke)
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-10-2:2018
- 耐火性試験―電気・電子―第10-2部:異常発生熱―ボールプレッシャー試験方法
- JISC60695-2-10:2015
- 耐火性試験―電気・電子―第2-10部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―グローワイヤ試験装置及び一般試験方法
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC60695-2-12:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
- JISC60695-2-13:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
- JISC8282-1:2019
- 家庭用及びこれに類する用途のプラグ及びコンセント―第1部:一般要求事項
- JISC8283-3:2019
- 家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第3部:スタンダードシート及びゲージ
- JISC9730-2-11:2010
- 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置―第2-11部:エネルギー調整器の個別要求事項