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JIS C 8368:2016 規格概要
この規格 C8368は、屋内用で,周波数50Hz若しくは60Hz専用又は50Hz・60Hz共用の,交流220V以下の電路において素子にヒューズなどの消耗品を使用しないで反復使用できる,従量契約需要家用のアンペア制用の電流制限器について規定。
JISC8368 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8368
- 規格名称
- 電流制限器
- 規格名称英語訳
- Current limiters
- 制定年月日
- 1964年2月1日
- 最新改正日
- 2016年9月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.120.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1964-02-01 制定日, 1966-12-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1984-05-01 確認日, 1986-02-01 改正日, 1991-10-01 改正日, 1996-07-01 改正日, 2001-02-20 確認日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-09-20 改正
- ページ
- JIS C 8368:2016 PDF [16]
C 8368 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 標準使用状態・・・・[2]
- 5 極数及び素子数・・・・[3]
- 6 定格・・・・[3]
- 7 性能・・・・[3]
- 8 構造・・・・[5]
- 9 試験方法・・・・[8]
- 10 検査・・・・[13]
- 11 製品の呼び方・・・・[14]
- 12 表示・・・・[14]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 8368 pdf 1] ―――――
C 8368 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
電気協会(JEA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 8368:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 8368 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8368 : 2016
電流制限器
Current limiters
1 適用範囲
この規格は,屋内用で,周波数50 Hz若しくは60 Hz専用又は50 Hz・60 Hz共用の,交流220 V以下の
電路において素子にヒューズなどの消耗品を使用しないで反復使用できる,従量契約需要家用のアンペア
制用の電流制限器(以下,制限器という。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3307 600 Vビニル絶縁電線(IV)
JIS C 8306 配線器具の試験方法
JIS K 2435(規格群) ベンゼン・トルエン・キシレン
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
越流(overshoot)
白熱電球を点灯したとき,過渡的に流れる,定常電流より大きい電流。
3.2
リセット(reset)
引外し状態から再投入可能な状態にする操作。
3.3
引外し自由形(trip free type)
投入用つまみ又はボタンを投入位置に押さえていても,引外し動作を妨げない機構。
3.4
回復電圧(recovery voltage)
電流の遮断直後に,制限器の極の両端子間又は遮断点間に現れる商用周波数の電圧(実効値)。
――――― [JIS C 8368 pdf 3] ―――――
2
C 8368 : 2016
3.5
極数(number of pole)
開閉接触部をもつ主回路の数。
3.6
素子(element)
電流(単相3線式では合成電流)に応動し,制限器の遮断機構に動作を伝達する機能をもつ部分。
3.7
主回路(main circuit)
主接点を含む通電のための導電部分。
3.8
開放状態(開の位置)(open position)
制限器の主回路の接点間に所定の間隙が確保されている制限器の状態(位置)。
3.9
投入状態(閉の位置)(closed position)
制限器の主回路が所定の閉路状態を維持している制限器の状態(位置)。
3.10
引外し状態(protected position)
制限器の引外し機構の動作によって,制限器が開放されている状態。
3.11
手動操作(manual operation)
他の動力源を使用せずに人力だけで行われる操作。
3.12
充電部(live part)
制限器に電圧を印加したときに充電する部分。
3.13
端子(terminal)
入力側及び負荷側の電線接続部。
3.14
定格遮断容量(rated breaking capacity)
規定の試験条件の下で遮断できる最大の電流。
3.15
整定(setting)
製品固有の引外し動作特性を定める操作。
4 標準使用状態
次の使用状態を標準使用状態とし,制限器は,特に指定がない限りこの状態で使用する。
なお,この標準使用状態以外で使用する場合は,受渡当事者間の協定による。
a) 周囲温度は,−540 ℃。ただし,24時間の平均値は,35 ℃を超えない。
b) 標高は,2 000 m以下。
c) 相対湿度は,4585 %。
――――― [JIS C 8368 pdf 4] ―――――
3
C 8368 : 2016
d) 異常な振動及び衝撃を受けない状態。
e) 過度の水蒸気,油蒸気,煙,じんあい(塵埃),塩分,腐食性物質などが存在しない雰囲気。
5 極数及び素子数
制限器の極数及び素子数は,表1による。
表1−極数及び素子数
電気方式 極数 素子数
単相2線式 1 1
2 1
単相3線式 2 1
6 定格
6.1 定格電流及び定格電圧
定格電流及び定格電圧は,表2による。
なお,定格電流は,二重定格とすることができる。
表2−定格電流及び定格電圧
電気方式 定格電圧 定格電流
V A
単相2線式 110 5 10 15 20 30
単相3線式 110/220 10 15 20 30 40 50 60
注記1 定格電圧は,線間電圧(実効値)で表す。ただし,単相3線式
においては,電圧線間220 V,電圧線−接地中性線間110 Vの
電圧を示す。
注記2 単相3線式の定格電流は,両方の電圧線電流のベクトル合成値
である。
6.2 定格遮断容量
定格遮断容量は,次のいずれかとする。
− 1 000 A
− 1 500 A
− 2 500 A
7 性能
7.1 端子部の強度
制限器は,9.3によって試験したとき,端子部に異常があってはならない。
7.2 通電性能
7.2.1 動作電流
制限器は,9.4.1によって試験したとき,30秒以内で引外し動作(以下,動作という。)をしてはならな
い。また,60分以内で動作しなければならない。
7.2.2 不動作電流
――――― [JIS C 8368 pdf 5] ―――――
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JIS C 8368:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.120 : 電気付属部品 > 29.120.50 : ヒューズ及びその他過電流保護装備
JIS C 8368:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3307:2000
- 600Vビニル絶縁電線(IV)
- JISC8306:1996
- 配線器具の試験方法
- JISK2435:1992
- ベンゼン・トルエン・キシレン
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態