JIS C 8461-22:2019 電線管システム―第22部:プライアブル電線管システムの個別要求事項 | ページ 2

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延焼性の電線管には,次の表示をする。
− IEC 60417-6180:2013-01による記号,延焼性又は自己消火性なしを表示する。
− 長さ方向に沿って1 m以下の一定間隔で表示する。
− 技術的に不可能な場合は,管端から50 cm以内にラベル等でIEC 60417-6180:2013-01による記号の表
示を行い,更に包装にも表示する。
延焼性の電線管附属品には,IEC 60417-6180:2013-01による記号,延焼性又は自己消化性なしを表示す
る。
非延焼性のものは,黄,オレンジ若しくは赤以外の色とするか,又は非延焼性である旨を製品上に明確
に表示する。
IEC 60417-6180:2013-01
JIS C 8461-1の7.6を,次に置き換える。
7.6 表示は耐久性があり,はっきり読み取れなければならない。
適否は,目視によるとともに,水に浸した布を用いて15秒間,更に石油スピリット又はJIS K 8594に
規定する石油ベンジンに浸した布を用いて15秒間その表示部を手でこすって判定する。
注記1 芳香性成分が体積分率0.1 %以下,カウリブタノール値約29,初期沸騰点約65 ℃,乾燥点
約69 ℃及び密度約0.68 g/cm3のヘキサン溶液からなる石油スピリットを推奨する。
注記2 表示は,成形,プレス,刻印,印刷,ラベル又はシールでもよい。
注記3 成形,プレス,刻印,包装紙又は包装ラベルによる表示には,この試験を行わなくてもよい。

8 寸法

  寸法は,JIS C 8461-1の箇条8(全て)を,次に置き換える。
8.1 電線管のねじ及び外径は,次による。
− 電線管のねじは,JIS C 8305又はIEC 60423による。
− 金属製の電線管の外径は,JIS C 8309又はIEC 60423による。
− 非金属製の電線管の外径は,JIS C 8411又はIEC 60423による。
− 適切なJIS又はIEC規格が存在する場合は,それによる。
ただし,IEC 60423によるねじをもつ管端電線管附属品だけを取り付けるように設計されている電線管
の外径は,IEC 60423,JIS C 8309又はJIS C 8411による必要はない。
適否は,IEC 60423に規定するゲージによる方法,又は適用する規格の測定方法によって判定する。
8.2 ねじ付きの電線管及び電線管附属品のねじ長さは,管端電線管附属品を除き,表101による。ねじ
なし電線管附属品の最大挿入径及び最小挿入長さは,引張強度を明示する電線管システムの附属品及び管
端電線管附属品を除いて,表102による。電線管システムとしての最小内径は,製造業者又は代表する販

――――― [JIS C 8461-22 pdf 6] ―――――

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売業者が明示する。
適否は,測定によって判定する。
表101−ねじ長さ
呼び 外ねじ 内ねじ 呼び 外ねじ 呼び 外ねじ
(おねじ) (めねじ) (おねじ) (おねじ)
最小長さ 最小長さ 最小長さ 最小長さ
mm mm mm mm
M6 5.5 6.5 − − − −
M8 6.5 7.5 − − − −
M10 8.5 9.5 − − − −
M12 10.5 11.5 − − − −
M16 12.5 13.5 − − − −
M20 14.0 15.0 G16 16.0 C19 12.0
M25 17.0 18.0 G22 19.0 C25 15.0
M32 G28 22.0 C31 17.0
M40 G36 C39 19.0
25.0
M50 19.0 20.0 G42 C51 22.0
M63 G54 28.0 C63 25.0
M75 G70 32.0 C75 28.0
− − − G82 − −
36.0
− − − G92 − −
− − − G104 39.0 − −
M : メートル電線管,G : 厚鋼電線管,C : 薄鋼電線管

――――― [JIS C 8461-22 pdf 7] ―――――

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表102−最大挿入径及び最小挿入長さ
メートル電線管 合成 CD管 一種金属製可と二種金属製可と二種金属製可とう電最小挿
樹脂製可とう管 う電線管 う電線管 線管(ビニル被覆)入長さ
呼び 最大挿 呼び 最大挿 呼び 最大挿 呼び 最大挿 呼び 最大挿入 呼び 最大挿入
入径 入径 入径 入径 径 径
mm mm mm mm mm mm mm
M6 6.5 − − − − − − − − − − 6.0
M8 8.5 − − − − − − − − − − 8.0
M10 10.5 − − − − − − 10 14.0 10 15.6 10.0
M12 12.5 − − − − 13 19.5 12 16.8 12 18.4 12.0
M16 16.5 14 22.4 14 19.5 15 21.5 15 19.7 15 21.3 16.0
M20 20.5 16 23.9 16 21.9 19 26.5 17 22.2 17 23.8 20.0
M25 25.5 22 31.7 22 28.7 25 31.7 24 29.5 24 31.1 25.0
M32 32.6 28 37.9 28 35.4 31 38.7 30 35.6 30 37.2 30.0
M40 40.7 36 46.9 36 43.4 39 46.9 38 43.8 38 45.8 32.0
M50 50.8 42 53.4 42 49.4 51 59.6 50 55.8 50 57.8 42.0
M63 63.9 54 65.9 54 61.4 63 73.1 63 70.2 63 72.6 50.0
M75 75.9 70 82.6 70 77.4 75 85.8 76 84.0 76 86.4 50.0
− − 82 96.3 82 90.4 − − 83 89.2 83 92.2 50.0
− − − − − − − − 101 108.4 101 111.4 50.0
8.2の後に,次の8.2Aを追加する。
8.2A TS受け口をもつ電線管附属品のTS受け口の先端,奥部及び深さの寸法は,JIS C 8432による。

9 構造

  構造は,JIS C 8461-1の箇条9によるほか,次による。
JIS C 8461-1の9.2の最後に,次を追加する。
なお,ねじなし電線管との接続に再利用できないねじを用いたねじ止め方式を使用する附属品で,製造
業者又は代表する販売業者が引張強度を明示するものは,この要求を適用しない。
注記 再利用できないねじとは,一定のトルクによってねじ頭がなくなるトルクビス,又は再締付け
ができなくなるねじをいう。

10 機械的特性

  機械的特性は,JIS C 8461-1の箇条10によるほか,次による。
JIS C 8461-1の10.1.2を,次に置き換える。
10.1.2 電線管は,製造業者又は代表する販売業者の取扱説明書及び電気設備に関する技術基準を定める省
令に従った施工中又は施工後に,曲げたり圧縮したりしたとき,ひび割れが発生してはならない。また,
衝撃を加えたとき,絶縁電線の引込みが困難となるか,又は布設した絶縁電線が引込み中に損傷するよう
な程度の変形があってはならない。
JIS C 8461-1の10.2を,次に置き換える。

――――― [JIS C 8461-22 pdf 8] ―――――

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10.2 圧縮試験
自己復帰形電線管に関して,10.2.4,10.2.5,10.2.6,10.2.7及び10.2.8を次に置き換える。
10.2.101 鋼製の当て金に,30±3秒後にJIS C 8461-1の表4に規定する値に達するように,圧縮荷重(N)
を一定の増分で加える。試料に初期外径の2550 %を圧縮する。
例 初期外径が100 mmの場合は,外径が7550 mmになるように圧縮する。
試料が初期外径の25 %未満しか圧縮されなかった場合は,更に一定の増分で圧縮荷重を加え,30±3秒
後に初期外径の30±3 %を圧縮し,そのときの荷重を測定する。
新しい試料に30±3秒後に上で測定した荷重に達するように,一定の増分で圧縮荷重を加える。試料は
初期の外径の2550 %を圧縮する。
荷重及び鋼製の当て金を取り除き,15分経過後に,試料の圧縮された部分の外径を再計測する。
試験後,初期外径と圧縮した試料の外径との差が,試験前に計測した外径の10 %を超えてはならない。
また,試料に目視で認められるひび割れが生じてはならない。
JIS C 8461-1の10.3.2を,次に置き換える。
10.3.2 試料を冷蔵庫に入れ,その温度を±2 ℃の許容差でJIS C 8461-1の表1に規定する温度に保持する。
試料が規定の温度に達するか,又は2時間後のうちいずれか長い方の時間が経過した後,各試料をJIS C
8461-1の図2に示す鋼製の台の上に配置する。冷蔵庫から取り出して10秒間以内に,ハンマを,各試料
に1回落下させる。ハンマの質量及び落下高さは,JIS C 8461-1の表5の規定による。
試験は,電線管附属品の最も弱い部分に行う。ただし,電線管接続口の端部から5 mm以内の箇所には
衝撃を加えない。電線管の各試料は,その長さの中央部に衝撃を加える。
合成樹脂製可とう電線管の最低宣言温度の試験は,JIS C 8411に規定する取付け及び使用の最低温度と
する。
合成樹脂製可とう電線管用附属品の最低宣言温度の試験は,JIS C 8412に規定する取付け及び使用の最
低温度とする。
JIS C 8461-1の10.4を,次に置き換える。
10.4 曲げ試験
10.4.101 電線管は,図101に規定する器具による曲げ試験を行う。
10.4.102 試験は6個の試料で行い,それぞれの長さは,次の値以上とする。
a) 平滑電線管の場合,外径の30倍
b) 波付き電線管の場合,外径の12倍
3個の試料は常温で試験を行い,他の3個の試料はJIS C 8461-1の表1に従って,±2 ℃の許容差の輸
送時,使用時及び設置時の最低宣言温度で試験を行う。合成樹脂製可とう電線管のその温度は,JIS C 8411
の表2(温度による分類)の取付け及び使用の最低温度を最低宣言温度とする。合成樹脂製可とう電線管
用附属品のその温度はJIS C 8412の表2(温度による分類)の取付け及び使用の最低温度を最低宣言温度
とする。
10.4.103 常温での試験では,図101に規定する曲げ試験器具に垂直に試料を固定する。手でゆっくりと
左へ90±5°の角度へ曲げ,垂直位置に戻し,右へ90±5°の角度へ曲げ,垂直位置へ戻す。この動作を更
に3回繰り返す。ただし,最後に垂直位置へ曲げ戻さない。曲げた位置で5分間保持し,その後,試料の
直線部分が鉛直面に対して45±5°の角度になるよう,一方の端を上方に,一方の端を下方に向けておく。

――――― [JIS C 8461-22 pdf 9] ―――――

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図101に規定する曲げ試験器具に固定した試料を,最低宣言温度±2 ℃の許容差の冷凍機に2時間入れ,
常温での試験と同じ試験を行う。
試験後,試料に目視で認められるひび割れがなく,図102に規定する適切なゲージを初速を付けず通し
たとき,ゲージの質量だけで試料内を通過できなければならない。
JIS C 8461-1の10.5を,次に置き換える。
10.5 フレキシング試験
JIS C 8461-1の10.5は,この規格では適用しない。
JIS C 8461-1の10.6を,次に置き換える。
10.6 屈曲変形試験
JIS C 8461-1の10.6は,この規格では適用しない。
JIS C 8461-1の10.7.3を,次に置き換える。
10.7.3 JIS C 8461-1の10.7.3は,この規格では適用しない。

11 電気的特性

  電気的特性は,JIS C 8461-1の箇条11によるほか,次による。
JIS C 8461-1の11.2を,次に置き換える。
11.2 ボンディング試験
電線管,電線管附属品及び管端電線管附属品の試料を,製造業者又は代表する販売業者の指示及び図103
に従って組み合わせ,据え付ける。無負荷電圧が12 V以下の交流電源から供給される周波数5060 Hz
間通電する。その後,図103に規定する点間の電圧降下分を測定し,
で25 Aの電流を,組立品に6005
電流及び電圧降下分から抵抗値を計算する。
抵抗値は,0.05 Ω以下でなければならない。
電線管,電線管附属品及び管端電線管附属品との接続に特別な器具が必要となる場合は,電線管から保
護塗装を十分に取り除くか,又は製造業者若しくは代表する販売業者の指示に従って保護仕上げ材を取り
除く。

12 温度特性

  温度特性は,JIS C 8461-1の箇条12によるほか,次による。
JIS C 8461-1の12.3を,次に置き換える。
12.3 次に力を取り去り,すぐに,垂直に向けた試料に図102に規定する適切なゲージで初速を付けずに
通したとき,ゲージの質量だけで試料内を通過できなければならない。

13 火災の危険

  火災の危険は,JIS C 8461-1の箇条13によるほか,次による。

――――― [JIS C 8461-22 pdf 10] ―――――

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JIS C 8461-22:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61386-22:2002(MOD)

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