JIS C 9730-2-9:2010 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置―第2-9部:温度検出制御装置の個別要求事項 | ページ 6

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C 9730-2-9 : 2010
附属書AA
(参考)
最大製造偏差及びドリフトa), b)
制御装置の形式 温度範囲 宣言された動作値から 初期測定値からの
の最大許容偏差 最大許容ドリフト
宣言された K 宣言された K
℃ 動作値の% 動作値の%
貯水形温水器用自動温度調節器 77以下e) − 3 − 6
77を超え − 4 − 6
貯水形温水器用温度過昇防止装置 任意 − 3 5 6
ダクトヒータ,温風暖炉及びボイラ用温 150未満 − 8 5 −
度過昇防止装置 150以上 5 − 5 −
床暖房用電気ヒータに用いる温度過昇 任意 − 8 +2 d) −
防止装置
上述のもの以外の機器用温度過昇防止 150未満 − 6 6 6
装置c) 150以上204以下 4 − 5 −
204を超え 5 − 5 −
注a) 百分率及び偏差Kの両方を示す場合,大きい方の値を使用してもよい。
b) 宣言された動作値の百分率を用いるとき,次の値を表を用いて算出した最大偏差又はドリフトに加える。
− 5 %に対して : 0.9 K
− 4 %に対して : 0.7 K
− 2 %に対して : 0.4 K
c) 機器用温度過昇防止装置に対しての下向きのドリフトは,宣言された動作値の20 %プラス4 Kであってもよ
い。このドリフトを受け入れるかどうかは,自動温度調節器又は類似の制御装置に対する使用者によるいじ
り,自動温度調節器の重複特性のような条件及び火災,感電又は事故の危険を招くおそれがあるその他の類
似の条件を考慮して,それらの用い方において決定しなければならない。
d) 下向きのドリフトは,床暖房用電気ヒータのための温度過昇防止装置に対しては制限しない。
e) 60 ℃以下の製造業者設定値をもつ家庭用制御装置に対して適用する。偏差及びドリフトは,60 ℃又は最大
設定点で判定する。

――――― [JIS C 9730-2-9 pdf 26] ―――――

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C 9730-2-9 : 2010
附属書BB
(参考)
時定数
BB.0

序文

  時定数は,次のいずれかの方法で決定する。
− 急激温度変化 (BB.2)
− 温度の直線的上昇 (BB.3)
注記1 通常,時定数は,一次の指数関数によって記述できる。
注記2 高次の指数関数の場合,不感時間を考慮に入れる。
BB.1 時定数Tの決定のための特性及び開閉点は,定常状態において判定する。
BB.1.1 時定数は,ガス又は液体の活性媒体のための適切な試験装置(例えば,2槽法又は傾斜法)によ
って決定する。万一,試験用媒体が動作媒体に対応しない場合,個々の伝達係数を規定する。
BB.1.2 時定数は,製造業者によって宣言されたとおりに,シース又は感温筒を付けた状態又はそれらを
付けないで測定する。
BB.1.3 試験媒体の(循環)速度は,次による。
液体の場合,0.20.3 m/s
空気の場合,1.01.5 m/s
BB.2 2槽法
温度センサが定常温度に到達した後,温度センサに急激な温度上昇を加える。出力信号の値が急激な温
度上昇の63.2 %に等しい出力信号の値に到達する時間を,時定数T(図BB.1参照)として決定する。
連続形の自動温度調節器の場合,時定数は,この方法だけを用いて決定する。
BB.3 傾斜法
温度センサに,一定の傾度で上昇する槽温度を加える。時定数Tは,槽温度にほぼ平行に走るセンサ温
度における“時間の遅れ”として決定する。これは,温度上昇の開始から5Tが経過したときに発生する。
ここでは測定装置の時定数を考慮する(図BB.2参照)。

――――― [JIS C 9730-2-9 pdf 27] ―――――

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図BB.1−急激温度変化時の時定数の決定
T及びAが既知のとき,試験条件下のスイッチオフ温度 戰 算
戀 T・A+
注1) ほぼ5Tが温度上昇開始時から経過したとき。
A : 試験槽の温度傾度
図BB.2−試験槽温度直線的上昇時の時定数の決定

――――― [JIS C 9730-2-9 pdf 28] ―――――

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表BB.1−時定数の値の決定及び検証方法(11.101参照)
単位 s
動作モード 検出装置に動作液体をもつ
ときの,時定数T
水 空気 油
ボイラ自動温度調節器及びボイラ温度制限装置 連続 130 120 −
2点動作
ボイラ自動温度調節器,ボイラ温度制限装置及び 45 120 60
ボイラ温度過昇防止装置
煙道(炎管)ガス温度制限装置 2点動作 − 45 −

――――― [JIS C 9730-2-9 pdf 29] ―――――

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C 9730-2-9 : 2010
附属書CC
(参考)
独立取付形及びインラインコード形制御装置のサイクル数
CC.1 独立取付形及びインラインコード形制御装置のサイクル数
独立取付形及びインラインコード形制御装置のサイクル数は,表CC.1による。
表CC.1−独立取付形及びインラインコード形制御装置のサイクル数
単位 サイクル
温度検出制御装置 自動作動 手動作動
自動温度調節器 6000 600
室内自動温度調節器 100000 600
自己復帰形温度過昇防止装置 1000
非自己復帰形温度過昇防止装置 300
その他手動作動 300
CC.2 独立取付形及びインラインコード形制御装置の最小サイクル数
(対応国際規格の規定は,カナダ及びアメリカ合衆国で適用するものであり,この規格では採用しない。)

――――― [JIS C 9730-2-9 pdf 30] ―――――

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JIS C 9730-2-9:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60730-2-9:2008(MOD)

JIS C 9730-2-9:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9730-2-9:2010の関連規格と引用規格一覧