JIS D 5306:2021 アイドリングストップ車用鉛蓄電池

JIS D 5306:2021 規格概要

この規格 D5306は、アイドリングストップ車の内燃機関の始動,点灯,点火などに使用する公称電圧が12 Vの鉛蓄電池について規定。

JISD5306 規格全文情報

規格番号
JIS D5306 
規格名称
アイドリングストップ車用鉛蓄電池
規格名称英語訳
Lead-acid batteries for vehicles with stop and start system
制定年月日
2021年1月20日
最新改正日
2021年1月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 60095-6:2019(MOD)
国際規格分類

ICS

29.220.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-01-20 制定
ページ
JIS D 5306:2021 PDF [25]
                                                                                   D 5306 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[4]
  •  5 表示・・・・[4]
  •  6 製品の呼び方・・・・[6]
  •  7 出荷条件・・・・[6]
  •  8 性能及び寸法・・・・[6]
  •  9 試験条件・・・・[7]
  •  9.1 試験用蓄電池の抜取り・・・・[7]
  •  9.2 充電・・・・[7]
  •  9.3 電解液面・・・・[7]
  •  9.4 試験計器・・・・[7]
  •  9.5 試験の順序・・・・[7]
  •  10 試験方法・・・・[8]
  •  10.1 20時間率容量試験・・・・[8]
  •  10.2 リザーブキャパシティ試験・・・・[8]
  •  10.3 コールドクランキング電流試験・・・・[8]
  •  10.4 充電受入性試験・・・・[8]
  •  10.5 回生充電受入性試験・・・・[8]
  •  10.6 寿命試験・・・・[9]
  •  10.7 耐振動性試験・・・・[11]
  •  10.8 端子強度試験・・・・[11]
  •  10.9 締付強度試験・・・・[11]
  •  10.10 電解液保持試験・・・・[12]
  •  10.11 容量保存性能試験(参考)・・・・[12]
  •  10.12 減液試験(参考)・・・・[12]
  •  11 検査・・・・[12]
  •  附属書JA(規定)構造・・・・[13]
  •  附属書JB(規定)型式一覧表・・・・[15]
  •  附属書JC(参考)その他の試験方法・・・・[16]
  •  附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 5306 pdf 1] ―――――

           D 5306 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電池工業会(BAJ)及び一般財
団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日
本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 5306 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
D 5306 : 2021

アイドリングストップ車用鉛蓄電池

Lead-acid batteries for vehicles with stop and start system

序文

  この規格は,2019年に第1版として発行されたIEC 60095-6を基とし,国内市場に広く流通している,
アイドリングストップシステムを備えた自動車(以下,アイドリングストップ車という。)に適合させるた
め技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。また,附属書JA附属書JCは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,アイドリングストップ車の内燃機関の始動,点灯,点火などに使用する公称電圧が12 Vの
鉛蓄電池(以下,蓄電池という。)について規定する。ただし,VRLA電池(制御弁式鉛蓄電池)には適用
しない。
注記1 この規格で規定する自動車とは,JIS D 0101に規定する乗用車などのことを指し,宅配車,
タクシー,バスなどの業務用途を目的とした商用車は含まない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60095-6:2019,Lead-acid starter batteries−Part 6: Batteries for micro-cycle applications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7414 ガラス製温度計
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7525-1 浮ひょう−第1部 : 密度浮ひょう
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS D 5301:2019 始動用鉛蓄電池
JIS K 6999 プラスチック−プラスチック製品の識別及び表示

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS D 5306 pdf 3] ―――――

           2
D 5306 : 2021
3.1
満充電
蓄電池が十分に充電された状態。
注記 9.2によって充電された状態をいう。
3.2
公称電圧(nominal voltage)
蓄電池電圧の表示に使用する電圧。
注記 一般に満充電時の起電力より若干低い値をとる。鉛蓄電池では単電池当たり2 Vである。
3.3
定格リザーブキャパシティ,RCn(nominal reserve capacity)
満充電した蓄電池が25 ℃のとき,25 Aの電流で放電終止電圧10.5 Vまで連続放電可能な持続時間(分
で表す。)。
3.4
有効リザーブキャパシティ,RCe(effective reserve capacity)
満充電した蓄電池を25 ℃±2 ℃に保ち,25 A±0.25 Aの電流で10.50 V±0.05 Vまで実際に連続放電した
場合の持続時間(分で表す。)。
注記 得られた分表示の放電時間は,RCnを確認するために使用される。
3.5
定格20時間率容量,C20,n
満充電した蓄電池が25 ℃のとき,20時間率電流で放電終止電圧10.5 Vまで供給可能な電気量。
3.6
有効20時間率容量,C20,e
満充電した蓄電池を25 ℃±2 ℃に保ち,20時間率電流で10.50 V±0.05 Vまで実際に連続放電できる時
間と20時間率電流との積。
注記 得られた電気量は,C20,nを確認するために使用される。
3.7
20時間率電流,I20
蓄電池の充電電流·放電電流の大きさを表すもので,定格20時間率容量を20で除した値の電流(A)。
3.8
定格コールドクランキング電流,Icc(nominal cold cranking ampere)
蓄電池のエンジン始動性能を表す尺度で,−18 ℃の温度で放電させたとき,放電開始から30秒目の電
圧が7.2 V以上となるように定められた放電電流。
3.9
放電終止電圧
放電を打ち切るときの蓄電池の端子電圧。
3.10
充電受入性(charge acceptance)
放電した蓄電池の充電しやすさを示す特性。規定の条件で測定する充電電流を指標とする。
3.11
回生充電受入性(regenerative charge acceptance)

――――― [JIS D 5306 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
D 5306 : 2021
放電した蓄電池の短時間での充電しやすさを示す特性。規定の条件で測定する充電電気量(Qca)を指標
とする。
3.12
減液性(water consumption)
蓄電池の電解液が過充電によって減少する量。
3.13
減液量が少ない蓄電池
減液量が4 g/Ahより少ない蓄電池。
3.14
減液量が非常に少ない蓄電池
減液量が1 g/Ahより少ない蓄電池。
3.15
容量保存性能(charge retention)
定められた温度及び時間の条件の下で開路状態で保管された後の液入り充電済み蓄電池の始動性能。
3.16
耐振動性(vibration resistance)
周期的又は不規則な加速度の下での使用状態を維持する蓄電池の能力。
3.17
電解液保持性(electrolyte retention)
定められた機械的条件の下での電解液を保持する蓄電池の能力。
3.18
アイドリングストップ寿命(stop and start cycle endurance)
アイドリングストップしたときの車両電気負荷及び再始動に相当する放電の後,充電を行うサイクルを
繰り返すときの蓄電池の寿命性能。
3.19
腐食試験(corrosion test)
規定の充電と放置とを繰り返し,腐食を評価する寿命試験。
3.20
50 %DOD寿命
DOD(depth of discharge)50 %の放電と所定の充電率までの充電とを繰り返すときの蓄電池の寿命性能。
3.21
17.5 %DOD寿命
部分的な放電状態の蓄電池に対しDOD17.5 %の頻繁な充放電を繰り返すときの蓄電池の寿命性能。
3.22
即用式蓄電池(dry charged battery)
適切な電解液を注入するだけで活性化してすぐに使用できる蓄電池(附属書JC参照)。
3.23
定格5時間率容量,C5,n
満充電した蓄電池が25 ℃のとき,5時間率電流で放電終止電圧10.5 Vまで供給可能な電気量(附属書
JC参照)。

――――― [JIS D 5306 pdf 5] ―――――

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JIS D 5306:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60095-6:2019(MOD)

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