14
D 5306 : 2021
JA.3 外形区分
外形区分は,外形寸法によって区分する。外形区分及び外形寸法並びに端子区分は,表JA.2及び図JA.2
による。
表JA.2−外形区分及び外形寸法並びに端子区分
単位 mm
アイドリングス 始動用鉛蓄電池 外形寸法 端子区分b)
トップ車用鉛蓄 の外形区分a) 総高さ 箱高さ 幅 長さ
電池の外形区分 (最大)
0
−
J B17 0
− 167 4
127 4
0
−
K B19 0
− 187 4
227 203 5
0
−
T1又はT2
M B20 0
− 197 4
129 4
0
−
N B24 238 4
0
−
P D20 202 4
0
−
Q D23 0
− 0
− 232 4
225 204 6 173 5
0
−
S D26 260 4
0
−
T D31 306 5
0
− 0
−
T2
U E41 234 176 5 410 5
0
− 0
− 0
−
V F51 213 7 182 5 505 5
257 0
− 0
−
W G51 222 5 508 5
0
− 0
− 0
−
X H52 270 220 7 278 5 521 5
注a) 始動用鉛蓄電池の外形区分は,JIS D 5301:2019のA.3による
b) 端子区分の詳細は,表JA.1による。
図JA.2−蓄電池の外形寸法測定箇所
JA.4 液口栓
ねじ式液口栓を使用する場合は,ねじの呼び径を18 mm,22 mm及び30 mmの3種類とし,そのねじの
ピッチは,通常,2.5 mmとする。
――――― [JIS D 5306 pdf 16] ―――――
15
D 5306 : 2021
附属書JB
(規定)
型式一覧表
表JB.1−型式一覧表
型式a) 容量b) 定格コールド 寿命b) 充電 回生充電 (参考)
定格リザ 定格20時 クランキング アイドリ 受入性b) 受入性b) 定格5時 質量c)
ーブキャ 間率 電流b) ングスト (試験2) (Qca) 間率 (液を含
パシティ 容量 (Icc) ップ寿命 (Ica2) 容量b) む。)
(RCn) (C20,n) (C5,n)
分 Ah A 回 A A·s Ah 約kg
K-42 42 30 330 30 000 6.6 330 26 11.0
M-42 45 34 310 30 000 7.0 350 30 11.5
N-55 64 42 370 30 000 8.4 420 36 14.0
Q-85 95 61 590 30 000 12.2 550 52 20.0
S-95 110 64 645 30 000 12.8 640 55 21.0
注a) 型式に使用する数値及び記号は,次の意味を表す。
1) 数値 : 性能ランクを示し,次の式で求める。
(Icc×RCn)1/2/2.8
− 性能ランクは,50未満は2刻み,50以上は5刻みの整数で表示する。
− 求めた数値が50未満の場合は最大1.0を,50以上の場合は最大2.5を加えて,性能ランクを表示しても
よい。
例1 求めた数値が36.9,37.0,52.4の場合
36.9+1.0=37.9→表示値“36”
37.0+1.0=38.0→表示値“38”
52.4+2.5=54.9→表示値“50”
2) 数値の前の記号 : 蓄電池の外形寸法によってKSに区分する(表JA.2参照)。
− KSのものについては,端子の極性位置が2種類ある。図2と逆の場合は,型式の性能ランクの後にR
を追加して区分する(図3参照)。性能ランクの後にRがあるものは,将来は廃止する種類とする。表
JA.2の端子区分において,T1又はT2と表示されている型式でT2を使用する場合は,型式の末尾に“(S)”
を表示して区分する。
例2 N-55 R (S)
端子区分[記号なし又は“(S)”]
端子の極性位置(Rだけ)
性能ランク
外形区分
b) 性能は,全て電解液密度1.277 g/cm3(25 ℃)における値とする。ただし,製造業者が推奨する密度がある場
合は,この限りではない。
c) 質量は,おおよその値を示す。
――――― [JIS D 5306 pdf 17] ―――――
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D 5306 : 2021
附属書JC
(参考)
その他の試験方法
この附属書は,IEC 60095-1を基にJIS D 5301:2019に規定されているが,我が国では実績のない試験方
法,及びこの規格の制定で参考とする試験を記載する。
JC.1 即用式蓄電池の活性化
即用式蓄電池の活性化は,JIS D 5301:2019のC.1を参照。
JC.2 活性化後の即用式蓄電池の始動性能試験
活性化後の即用式蓄電池の始動性能試験は,JIS D 5301:2019のC.2を参照。
JC.3 5時間率容量試験
5時間率容量試験は,次による。
a) 全試験期間を通して,蓄電池を25 ℃±2 ℃の水槽中に置く。水面は,蓄電池上面から下方向へ15 mm
25 mm間とする。数個の蓄電池を同じ水槽中に置く場合には,相互間の距離及び水槽壁までの距離
は,25 mm以上とする。
b) 9.2の充電が完了し約1時間経過後,中央にあるいずれかのセルの電解液温度が25 ℃±2 ℃であるこ
とを確認する。電解液温度を確認後,蓄電池を端子電圧が10.50 V±0.05 Vに低下するまで5時間率電
流I5で放電し,放電持続時間tを記録する。
c) 次の式によって蓄電池の5時間率容量C5,eを計算する。
C5,e=I5×t
ここに, C5,e : 有効5時間率容量(Ah)
I5 : 5時間率電流(A)
t : 放電持続時間(時間)
JC.4 コールドクランキング電流試験(欧州規格型)
コールドクランキング電流試験(欧州規格型)は,JIS D 5301:2019のC.5を参照。
JC.5 コールドクランキング電流試験(−29 ℃)
コールドクランキング電流試験(−29 ℃)は,JIS D 5301:2019のC.6を参照。
JC.6 耐振動性試験(振動加速度60 m/s2)
耐振動性試験は,次の条件によって行い,蓄電池の異常の有無を調べる。振動時間は,e)の1)又は2)の
いずれかの方法で行う。
a) 放電電流 20時間率電流I20
b) 振動方向 上下の単振動
c) 周波数 30 Hz±2 Hz
d) 振動加速度 60 m/s2
――――― [JIS D 5306 pdf 18] ―――――
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D 5306 : 2021
e) 振動時間
1) 2時間
2) 20時間
f) 試験温度 15 ℃35 ℃
参考文献 IEC 60095-1,Lead-acid starter batteries−Part 1: General requirements and methods of test
IEC 60095-2,Lead-acid starter batteries−Part 2: Dimensions of batteries and dimensions and marking
of terminals
IEC 60095-4,Lead-acid starter batteries−Part 4: Dimensions of batteries for heavy vehicles
JIS D 0101 自動車の種類に関する用語
ISO 7010,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Registered safety signs
注記 対応日本産業規格 : JIS Z 8210 案内用図記号(MOD)
JIS Z 9101 図記号−安全色及び安全標識−安全標識及び安全マーキングのデザイン通則
注記 対応国際規格 : ISO 3864-1,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1:
Design principles for safety signs and safety markings
SBA S 0101 アイドリングストップ車用鉛蓄電池
――――― [JIS D 5306 pdf 19] ―――――
18
D 5306 : 2021
D5
2
附属書JD
30
(参考)
6 : 2
JISと対応国際規格との対比表
021
JIS D 5306:2021 アイドリングストップ車用鉛蓄電池 IEC 60095-6:2019,Lead-acid starter batteries−Part 6: Batteries for micro-cycle
applications
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 1 変更 この規格ではVRLA電池には適用 国内で流通しているアイドリング
しない。 ストップ車用鉛蓄電池に適用範囲
を限定した。
2 引用規格
3 用語及び − 3 削除 対応国際規格の次の用語をこの規格では使用しないため削除した。
定義 3.1.1液式蓄電池,3.1.2 EFB,3.1.3 VRLA電池,3.1.4 AGM電池,3.1.5 gel
電池
追加 本文にて使用されているが,対応国際規格では用語として規定されてい
ない次の項目を,この規格では追加した。
3.1 満充電,3.2 公称電圧,3.3 定格リザーブキャパシティ,3.4 有効リ
ザーブキャパシティ,3.5 定格20時間率容量,3.6 有効20時間率容量,
3.7 20時間率電流,3.8 定格コールドクランキング電流,3.9 放電終止電
圧,3.10 充電受入性,3.11 回生充電受入性,3.12 減液性,3.15 容量保
存性能,3.16 耐振動性,3.17 電解液保持性,3.18 アイドリングストッ
プ寿命,3.19 腐食試験,3.20 50 %DOD寿命,3.21 17.5 %DOD寿命,3.22
即用式蓄電池
− − − 追加 対応国際規格として使用されていないが国内では使用している次の項
目を,この規格では追加した。
3.13 減液量が少ない蓄電池,3.14 減液量が非常に少ない蓄電池
− − − 追加 対応国際規格として使用されていないが,参考試験としてこの規格で記
載している次の項目を,この規格では追加した。
3.23 定格5時間率容量,3.24 有効5時間率容量,3.25 5時間率電流
――――― [JIS D 5306 pdf 20] ―――――
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JIS D 5306:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60095-6:2019(MOD)
JIS D 5306:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.220 : 電池及び蓄電池 > 29.220.20 : 酸化二次電池(鉛蓄電池)
JIS D 5306:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7414:2018
- ガラス製温度計
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7525-1:2018
- 浮ひょう―第1部:密度浮ひょう
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISK6999:2020
- プラスチック―プラスチック製品の識別及び表示