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D 5705-1993
なければならない。
試験は,ハンマの中心を鉛直時に対して60度の位置に上げ,自由落下させてミラーに衝撃を加える
ことによって行う。
図9 インサイドミラーの衝撃式衝撃緩和性試験
10.9.2 アウトサイドミラーの衝撃緩和性試験 アウトサイドミラーの衝撃緩和性試験は,次の(1)又は(2)
の方法によって行う。
(1) 加圧式衝撃緩和試験 アウトサイドミラーを正規の使用状態に取り付け,次のいずれかの試験を行う。
(a) ミラーに,図10に示すように十分な硬さをもつ直径165mmの柱状体で,取付部付近の車体最外側
線に接し,車両中心線に平行な後向きの力を加える。
(b) ミラーに,図11に示すように十分な硬さをもつ直径165mmの柱状体で,地上高1.8mの線に沿っ
て,車両の中心線に平行な後向きの力を加える。
(c) 図12に示すように,ミラーの調節部中心に,車両の中心線に平行な後向きの力を加える。ただし,
ミラーの調節部中心が,ミラーの取付部付近の車体最外側線より内側にあるときは,車体最外側線
より突出したミラーのいずれかの部分,又はミラーの調節部中心が地上高1.8mを超えるときは,
1.8m以下に位置するミラーのいずれかの部分に,車両の中心線に平行な後向きの力を加えてもよい。
――――― [JIS D 5705 pdf 11] ―――――
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D 5705-1993
図10 アウトサイドミラーの加圧式衝撃緩和性試 図11 アウトサイドミラーの加圧式衝撃緩和性試
験[10.9.2(1)の(a)の場合] 験[10.9.2(1)の(b)の場合]
図12 アウトサイドミラーの加圧式衝撃緩和性試験[10.9.2(1)の(c)の場合]
(2) 衝撃式衝撃緩和性試験 アウトサイドミラーを,図13に示すように試験機支持台に正規の使用状態に
取り付ける。
10.9.1(2)の試験機で,ハンマの中心が鉛直に下がったときに,支持台に取り付けたミラーの調節部
中心又は鏡面中心を通る水平線上の保持部表面に,ハンマの先端が当たるように設置する。ただし,
この条件で,ミラーの構成部品がハンマの振り子運動を妨げる場合は,ハンマのミラーに対する衝撃
点を,ミラーの衝撃緩和機構の回転軸の方向又はそれに垂直な方向に,最小限に移動してよい。
この移動量は,ハンマの球体が,衝撃緩和機構の回転軸を中心にした半径50mmの円筒面に交差す
るか又は接するまでの位置とし,かつハンマの衝撃点が鏡の反射面の外周から10mm以上内側になら
なければならない。試験は,ハンマの中心を鉛直時に対して60度の位置に上げ,自由落下させてミラ
ーに衝撃を加えることによって行う。
――――― [JIS D 5705 pdf 12] ―――――
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D 5705-1993
図13 アウトサイドミラーの衝撃式衝撃緩和性試験
11. 検査
11.1 検査項目 検査項目は,次のとおりとする。
(1) 構造検査 (4) めっき及び塗装検査
(2) 形状及び寸法検査 (5) 防げん処理検査
(3) 外観検査 (6) 性能検査
11.2 構造検査 ミラーの構造は,5.の規定に適合しなければならない。
11.3 形状及び寸法検査 ミラーの形状及び寸法は,6.の規定に適合しなければならない。
11.4 外観検査 ミラーの外観は,7.の規定に適合しなければならない。
11.5 めっき及び塗装検査 ミラーのめっき及び塗装は,8.の規定に適合しなければならない。
11.6 防げん処理検査 防げん処理を施した表面は,9.の規定に適合しなければならない。
11.7 性能検査 ミラーの性能は,10.によって試験を行ったとき,4.の規定に適合しなければならない。
12. 製品の呼び方 ミラーの呼び方は,規格番号又は規格の名称及び種類による。
例 JIS D 5705 アウトサイドミラー 又は
自動車用ミラー アウトサイドミラー
13. 表示 ミラーには,容易に消えない方法で,製造業者名又はその略号を表示する。
――――― [JIS D 5705 pdf 13] ―――――
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付図1 インサイドミラーの例
付図2 アウトサイドミラーの例
――――― [JIS D 5705 pdf 14] ―――――
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D 5705-1993
付図3 アウトサイドアンダミラーの例
関連規格 : ECE/Regulation No.46 Uniform Provisions concerning the Approval of Rear-view Mirrors, and of
Motor Vehicles with regard to the Installation of Rear-view Mirrors
JIS D 5705改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(分科会長) 音 田 稔 東京農工大学
(幹事) 小 林 一 之 市光工業株式会社
笹 尾 照 夫 工業技術院標準部
大 柳 武 雄 運輸省自動車交通局
岡 田 竹 雄 運輸省交通安全公害研究所
塚 本 建 生 運輸省交通安全公害研究所
塚 本 和 彦 いすゞ自動車株式会社
渡 辺 晴 雄 スズキ株式会社
松 平 忠 雄 ダイハツ工業株式会社
近 藤 修 トヨタ自動車株式会社
松 田 紳 二 日産自動車株式会社
黒 川 勇 日産ディーゼル工業株式会社
勝 山 弘 督 日野自動車工業株式会社
星 川 晃 富士重工業株式会社
小 泉 伸 一 株式会社本田技術研究所
黒 田 俊 明 マツダ株式会社
五 島 一 裕 三菱自動車工業株式会社
吉 田 多佳志 大東プレス工業株式会社
須 永 茂 株式会社大嶋電機製作所
井 深 靖 彦 株式会社東海理化電機製作所
中 柴 誠 東陽工業株式会社
庭 山 敏 一 株式会社松山製作所
伊 藤 寧 俊 株式会社村上開明堂
塩 坂 行 雄 財団法人日本自動車研究所
小 林 隆 二 社団法人日本自動車部品工業会
(関係者) 水 山 賀 雄 株式会社小糸製作所
荒 木 孝 之 株式会社ナポレックス
小 澤 美 徳 株式会社カーメイト
冨 樫 晃 社団法人日本自動車部品工業会
(事務局) 石 山 泰 男 社団法人自動車技術会
JIS D 5705:1993の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5740:1982(MOD)
JIS D 5705:1993の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 5705:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISC1609:1993
- 照度計
- JISD0201:1995
- 自動車部品―電気めっき通則
- JISD0202:1988
- 自動車部品の塗膜通則
- JISD0203:1994
- 自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
- JISD0205:1987
- 自動車部品の耐候性試験方法
- JISD1601:1995
- 自動車部品振動試験方法
- JISR3201:1981
- 普通板ガラス
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISZ8720:2012
- 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
- JISZ8741:1997
- 鏡面光沢度―測定方法