JIS D 6028:2019 産業車両―電気に関する要求事項 | ページ 5

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D 6028 : 2019
JA.2 温度試験の試験サイクルパターン
温度試験の1回の試験サイクルは,図JA.2の走行路パターンにおいて,カウンタバランスフォークリフ
トトラックの場合はa) の1)11) を,リーチフォークリフトトラックの場合にはb) の1)11) とし,そ
れぞれ連続して実施する。
a) カウンタバランスフォークリフトトラックのサイクルパターンは,次による(図JA.2参照)。
1) フォークリフトトラックを走行時基準負荷状態にして,A点からB点に向け後進して,90°旋回す
る。
2) 点からD点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってC点で停止する。
3) 点で荷を最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,水平位置まで前傾後,
最後傾まで後傾させる(走行時基準負荷状態)。
4) 点からD点に向け後進して,90°旋回する。
5) 点からB点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってA点で停止する。
6) 点で荷を最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,水平位置まで前傾後,
最後傾まで後傾させた後,荷を降ろす。
7) 点で,荷の長さだけ後退し,走行時基準無負荷状態とした後,B点に向け後進して,90°旋回す
る。
8) 点からD点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってC点で停止する。
9) 点でフォークを最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,最前傾位置ま
で前傾後,最後傾まで後傾させる(走行時基準無負荷状態)。
10) 点からD点に向け後進して,90°旋回する。
11) 点からB点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってA点から荷の長さ分手前
で停止し,その後,前進して荷を積み,走行時基準負荷状態とする。
b) リーチフォークリフトトラックのサイクルパターンは,次による(図JA.2参照)。
1) フォークリフトトラックを走行時基準負荷状態にして,A点からB点に向け後進して,90°旋回す
る。
2) 点からD点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってC点で停止する。
3) 点でリーチを押し出し,荷を最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,
水平位置まで前傾後,最後傾まで後傾させた後,リーチを引き込む(走行時基準負荷状態)。
4) 点からD点に向け後進して,90°旋回する。
5) 点からB点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってA点で停止する。
6) 点でリーチを押し出し,荷を最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,
水平位置まで前傾後,最後傾まで後傾させた後,荷を降ろし,リーチを引き込む。
7) 点で,走行時基準無負荷状態とした後,B点に向け後進して,90°旋回する。
8) 点からD点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってC点で停止し,リーチを
押し出す。
9) 点でフォークを最大揚高まで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,最前傾位置ま
で前傾後,最後傾まで後傾させ,リーチを引き込む(走行時基準無負荷状態)。
10) 点からD点に向け後進して,90°旋回する。
11) 点からB点に向け前進し,終端部で90°旋回して,ブレーキによってA点で停止してリーチを
押し出し,荷を積み,リーチを引き込んで走行時基準負荷状態とする。

――――― [JIS D 6028 pdf 21] ―――――

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注記 a) とb) との違いは,C点及びA点で,“リーチを押し出す”及び“リーチを引き込む”動作
が加わる箇所である。
図JA.2−温度試験の走行路パターン
参考文献 JIS C 8201-3 低圧開閉装置及び制御装置−第3部 : 開閉器,断路器,断路用開閉器及びヒュー
ズ組みユニット
EN 50272-3,Safety requirements for secondary batteries and battery installations−Part 3: Traction
batteries

――――― [JIS D 6028 pdf 22] ―――――

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附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS D 6028:2019 産業車両−電気に関する要求事項 ISO 20898:2008,Industrial trucks−Electrical requirements
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
2 引用規格
3 用語及び 3 JISとほぼ同じ。
定義 3.1 アーク発生部品 3.1 変更 アークが発生するのは電気接点部 実質的な技術的差異はない。
分であり,JISは電気部品に変更。
4 危険源 表1をJIS B 9700か 4 JISとほぼ同じ。 変更 ISO 20898はISO 14121-1が引用規 実質的な技術的差異はないが,
(ハザード)ら引用し規定。 格となっているが,現在は,ISO ISO 12100の見直しに伴うJIS B
リスト 14121-1はISO 12100に統合され, 9700の改正に合わせて,内容を見
JIS B 9700としてJIS化されたた 直しする。
め,JISはこれを引用規格とし,変
更。
  •  5 要求事項・・・・[5]
.1.2.1 a) 5.1.2.1 a) JISとほぼ同じ。 変更 ISO 20898はIEC 60227-1及びIEC 実質的な技術的差異はない。 60245-1を参照としているが,JIS
はケーブルの規定を明確にするた
めJIS C 3662-1及びJIS C 3663-1
を引用し変更。
6 バッテリ 6.1.2 6.1.2 変更 ISO 20898規定の“1 000 Ωと車両実質的な技術的差異はないが,
車の検証 ISO 20898の見直しに合わせて,
装置の公称電圧との積”は,抵抗値
とはならないので,JISでは,“車提案する。
両装置の公称電圧を漏えい(洩)電
D6
流1 mAで除した値”と変更。
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2

――――― [JIS D 6028 pdf 23] ―――――

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D 6028 : 2019
D6
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
028
規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
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6 バッテリ 6.1.3 6.1.3 変更 ISO 20898規定の“50 Ω(公称電圧
実質的な技術的差異はないが,
車の検証 が120 Vを超える車両では500 Ω)ISO 20898の見直しに合わせて,
(続き) 提案する。
と車両装置の公称電圧との積”は,
抵抗値とはならないので,JISでは,
“車両装置の公称電圧を漏えい電
流20 mA(公称電圧が120 Vを超え
る車両では,2 mA)で除した値”
と変更。
6.2.1.2 6.2.1.2 追加 JISは試験サイクルパターンを明確実質的な技術的差異はないが,
にするため,それを示したJA.1を ISO 20898の見直しに合わせて,
追加。 提案する。
6.2.2 温度試験 6.2.2 追加 ISO 20898は試験の電流として, 実質的な技術的差異はないが,
ISO 20898の見直しに合わせて,
“定格荷重の条件下で,コンポーネ
ントにバッテリの8時間放電率容 提案する。
量を取り出せる最大電流を流した
場合”と規定しているが,JISは,
JA.2に示す試験サイクルパターン
での試験が可能な文章を追加。
JISは試験サイクルパターンを明確実質的な技術的差異はないが,
にするため,それを示したJA.2を ISO 20898の見直しに合わせて,
追加。 提案する。
JISは,JA.2に示す試験サイクルパ
ターンでの試験を可能とするため
“車両の通常運転を可能にするた
めに,必要ならば更に大きな放電率
を用いてもよい”を追加。
6.2.4.3 6.2.4.3 変更 実質的な技術的差異はない。
JISは“2回目の試験が必要な場合”
として,“注文者の要求によって,”
と,明確にした。

――――― [JIS D 6028 pdf 24] ―――――

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D 6028 : 2019
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 バッテリ 6.2.5.4 温度上昇試験 6.2.5.4 変更 JISはバッテリコネクタの温度上昇実質的な技術的差異はない。
車の検証 試験の,バッテリコネクタの定格電
(続き) 流に応じて接続するケーブル導体
断面積を表2Aで記載し,明確に示
した。
変更 ISO 20898規定の導体断面積120 ISO 20898規定の導体断面積は,
mm2は,定格電流容量と記載部前後定格電流容量と記載部前後の規定
の内容から,適正でない。
の規定の内容から,適正でないので
JISは200 mm2に修正変更。 ISO 20898の見直しに合わせて,
提案する。
附属書JA − 追加 型式試験の試験サイクルパターン 型式試験の試験サイクルパターン
(参考) を明確にした。
を明確にし,試験時の参考とするた
め追加。 ISO 20898の見直しに合わせて,
提案する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 20898:2008,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS D 6028:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20898:2008(MOD)

JIS D 6028:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 6028:2019の関連規格と引用規格一覧