JIS F 8501:2003 船用防水形ベル

JIS F 8501:2003 規格概要

この規格 F8501は、船で信号及び警報に用いる防水形ベルについて規定。

JISF8501 規格全文情報

規格番号
JIS F8501 
規格名称
船用防水形ベル
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Watertight electric bells
制定年月日
1952年3月22日
最新改正日
2019年2月14日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.320, 47.020.70
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1952-03-22 制定日, 1955-03-21 改正日, 1958-02-04 改正日, 1961-02-01 確認日, 1964-02-01 確認日, 1967-02-01 改正日, 1970-02-01 確認日, 1971-05-01 改正日, 1974-02-01 確認日, 1977-02-01 改正日, 1980-02-01 改正日, 1983-05-01 改正日, 1989-02-10 確認日, 1994-04-01 確認日, 1997-04-21 改正日, 2002-05-07 確認日, 2003-12-17 改正日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
ページ
JIS F 8501:2003 PDF [13]
                                                                                   F 8501 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 8501 : 1997は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 8501 pdf 1] ―――――

F 8501 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 性能・・・・[2]
  •  5. 構成,構造及び寸法・・・・[2]
  •  6. 材料・・・・[3]
  •  7. 検査・・・・[3]
  •  7.1 検査項目及び検査順序・・・・[3]
  •  7.2 構造検査及び材料検査・・・・[4]
  •  7.3 振動検査・・・・[4]
  •  7.4 外被の保護性能検査・・・・[4]
  •  7.5 A特性音圧レベル検査・・・・[4]
  •  7.6 動作電圧検査・・・・[4]
  •  7.7 消費電力検査・・・・[4]
  •  7.8 断続定格検査・・・・[4]
  •  7.9 温度検査・・・・[4]
  •  7.10 絶縁抵抗検査・・・・[4]
  •  7.11 耐電圧検査・・・・[4]
  •  7.12 連続動作検査・・・・[4]
  •  8. 製品の呼び方・・・・[4]
  •  9. 表示・・・・[5]
  •  10. 取扱い上の注意事項・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 8501 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 8501 : 2003

船用防水形ベル

Shipbuilding─Watertight electric bells

1. 適用範囲

 この規格は,船で信号及び警報に用いる防水形ベル(以下,ベルという。)について規定す
る。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0617-2 電気用図記号 第2部 : 図記号要素,限定図記号及びその他の一般用途図記号
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 2805 銅線用圧着端子
JIS C 4003 電気絶縁の耐熱クラス及び耐熱性評価
JIS C 8306 配線器具の試験方法
JIS F 0701 船用電気器具のプラスチック選定基準
JIS F 0808 船用電気器具環境試験通則
JIS F 8006 船用電気器具の振動検査通則
JIS F 8007 船用電気器具の外被の保護形式及び検査通則
JIS F 8401 船用ソケット
JIS F 8801 船用電線貫通金物−箱用
JIS F 8813 船用圧着端子用端子盤
JIS H 8601 アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示

3. 種類

 ベルの種類は,形式,鐘の大きさ,A特性音圧レベル及び定格電圧によって区分し,表1によ
る。
表 1 ベルの種類
形式 鐘の大きさ A特性音圧 直流 交流 保護等級
mm レベル
dB
定格電圧V 定格電圧V 定格周波数Hz
120 120 85以上 24 100 50/60 IP55
L120 110
LC120 115
220
200 200 95以上
L200
LC200

――――― [JIS F 8501 pdf 3] ―――――

2
F 8501 : 2003
備考1. A特性音圧レベルは,JIS C 1502による騒音計を用い,A特性で重み付けしたときの音圧レベルをいう。
2. 形式記号のLは表示灯箱付き,LCは鐘の中央に表示灯があるものを示す。

4. 性能

 ベルは,次に規定する諸性能を備えていなければならない。
a) 耐振性 耐振性は,次による。
1) 共振 振動数516.7 Hzの間に複振幅0.75 mmの振動を3軸(上下,左右,前後)方向に加え,有
害な共振点があってはならない。
2) 定振動 1) において,ベルに共振が認められる軸方向については,最も有害と認められる共振振動
数で複振幅0.75 mmの振動を15分間,また,共振が認められない軸方向については,振動数16.7 Hz
で複振幅1 mmの振動を30分加え,各部に緩みなどの異状があってはならない。
b) 外被の保護性能 外被の保護性能は,表1の保護等級を満足しなければならない。
c) 特性音圧レベル ベルを正規の状態に取り付け定格電圧及び定格周波数で鳴らし,鐘の面中心を基
準点として,全面半径1 mの半球面上の点でベルのA特性音圧レベルを測定し,その平均値は,表1
の値以上とする。
備考 正規の状態とは,電線貫通金物が下向きとなるような取付状態をいう。
d) 断続定格 定格電圧及び定格周波数で,動作3分20秒,休止6分40秒の試験を繰り返し,通算20
時間動作させた後でも機能に異状があってはならない。
e) 連続動作 定格電圧及び定格周波数で,連続2時間動作させた後においても機能に異状があってはな
らない。
f) 動作電圧 定格周波数で定格電圧の+10 %及び−15 %(ただし,直流24 Vのものは−22 %)の電
圧をそれぞれ10分間連続して加えた後,動作を止め,10分間休止し,再び−15 %(ただし,直流24
Vのものは−22 %)の電圧で動作させたとき,機能に異状がなく,A特性音圧レベルは表1の95 %
以上でなければならない。
g) 消費電力 定格電圧及び定格周波数におけるコイルの消費電力は,30 W以下とするのがよい。
h) 絶縁抵抗 ベルは,JIS F 0808の4.17.3(厳しさ)の試験電圧500 Vによって試験したとき,絶縁抵抗
は20 MΩ以上でなければならない。
i) 耐電圧 ベルは,JIS F 0808の4.16.3(厳しさ)により定格電圧24 Vのものは試験電圧 500 V,定格
電圧100 V以上のものは試験電圧1 500 Vの性能をそれぞれ満足しなければならない。
j) 温度上昇 断続定格検査の直後,温度を測定したときの温度上昇限度は表2の値以下でなければなら
ない。ただし,基準周囲温度の限度は45 ℃とする。
表 2 温度上昇
単位 ℃
測定箇所 A種絶縁 E種絶縁 B種絶縁
T R T R T R
コイル 60 80 75 95 85 105
外部電線接続部 40
備考1. Tは温度計法,Rは抵抗法を示す。
2. 外部電線接続部は,温度計法による。

5. 構成,構造及び寸法

 ベルの構成,構造及び寸法は次によるほか,付図16による。

――――― [JIS F 8501 pdf 4] ―――――

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F 8501 : 2003
a) ベルは,体,ふた,発音機構,抵抗又はコンデンサ,鐘,端子盤,端子箱,電線貫通金物,表示灯箱,
表示灯などで構成する。
b) 端子又は端子盤は,JIS C 2805による銅線用絶縁被覆付圧着端子によって,外部電線を容易,かつ,
確実に接続でき,緩むおそれのない構造とする。
なお,端子はM3.5以上のねじ端子とし,JIS C 8306の規定を満足する性能又は同等以上のものとす
る。端子盤はJIS F 8813の規定によるもの又は性能がこれと同等以上のものとする。
c) 金属部には,容易に腐食又はさびを生じないように塗装又はめっきを施す。ただし,耐食性のアルミ
ニウム合金鋳物を使用する場合は,JIS H 8601による陽極酸化皮膜を施す。
なお,耐食性のアルミニウム合金と異種金属とが接触する箇所には,有効な電食防止処理を施す。
ただし,体が合成樹脂の場合は,塗装を施さなくてもよい。
d) 塗装色は,JIS Z 8721の7.5BG7/2とするのがよい。
e) ベルの適切な位置に,保護接地端子を設けるか,確実に保護接地できる構造としなければならない。
なお,保護接地端子を設ける場合は,JIS C 0617-2の規定(第2部第15節)による保護接地の記号
ま を表示するのがよい。
ただし,24 Vのもの,体などが合成樹脂の場合は設けなくてもよい。
f) 電線貫通金物は,通常JIS F 8801の規定による。
g) ソケットを設ける場合は,JIS F 8401の規定による。
h) 表示灯グローブは,光透過性,耐久性などに優れた丈夫なものとする。
なお,色は使用者の指定による。
i) 白熱電球は,船用としての過電圧振動耐久,静止寿命などを満足するのが望ましい。
参考 JEL 119 船用電球 参照
j) 内部配線は,導体断面積0.75 mm2以上の絶縁より導線とする。
k) 絶縁距離は,表3による。
表 3 絶縁距離の最小値
定格電圧 空間距離及び対地空間距離 沿面距離及び対地沿面距離
V mm mm
直流 24 3 3
交流 100,110,115, 5 4
220
参考 JMS 8005 船用電気配線器具絶縁距離設計指針 参照

6. 材料

 ベルを構成する主材料は,次によるほか,付図16による。
a) 接点を使用する場合は,銀合金とタングステンとの組合せ又は品質がこれと同等以上の良質なものと
する。
b) コイルの絶縁種別による絶縁材料は,JIS C 4003の規定による。

7. 検査

7.1 検査項目及び検査順序

 ベルの検査は,次の検査項目及び順序によって同一製品について行う。た
だし,*印がある検査項目は,同一製造業者の同一設計による最初の製品について行い,次回以降は省略
することができる。
a) 構造検査及び材料検査

――――― [JIS F 8501 pdf 5] ―――――

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JIS F 8501:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 8501:2003の関連規格と引用規格一覧