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表6 合金鋼鍛鋼品の試験項目及び供試材の数
供試材の数
引張試験
区分 試験項目 熱処理時 全数又は
硬さ試験 及び衝撃 ロット
単重 kg 抜取り
試験
同一とりべ,同時熱処
10%(ただし,
500未満 抜取り − 理及び類似寸法とす
B-1 硬さ試験 最低4個)
る。
500以上 全数 全数 − −
同一とりべ,同時熱処
10%(ただし,
1000未満 抜取り 1個 理及び類似寸法とす
B-2 引張試験, 最低4個)
る。
衝撃試験
l000以上 全数 全数 全数 −
及び硬さ
10%(ただし, 同一鋼塊,同時熱処理
試験 250未満 抜取り 1個
B-3 最低4個) 及び類似寸法とする。
250以上 全数 全数 全数 −
備考 同一ロットの製品個数が,抜取個数に満たない場合は,全数とする。
(c) ステンレス鋼鍛鋼品の試験項目及び供試材の数は,オーステナイト系,オーステナイト・フェライ
ト系及び析出硬化系については表7,フェライト系及びマルチンサイト系については表8による。
注文者は,表5,表6,表7又は表8に定められた区分をあちかじめ指定することができる。た
だし,注文者から区分の指定がない場合,A-2,B-2,C-2又はD-2のいずれかによる。
なお,各規格に定められている場合は,その規定による。
また,(a)(c)以外の鋼種及び試験項目については,受渡当事者間の協定による。
表7 オーステナイト系,オーステナイト・フェライト系及び析出硬化系ステ
ンレス鋼鍛鋼品の試験項目及び供試材の数
供試材の数
区分 試験項目 熱処理時 全数又は
硬さ試験 引張試験 ロット
単重 kg 抜取り
5%(ただし,
500未満 抜取り −
最低2個) 同一とりべ,同時熱処理
C-1 硬さ試験
10%(ただし, 及び類似寸法とする。
500以上 抜取り −
最低4個)
5%(ただし, 同一とりべ,同時熱処理
C-2 − 抜取り 1個(3)
引張試験 最低1個) 及び類似寸法とする。
及び硬さ 10%(ただし, 同一とりべ,同時熱処理
2 500未満 抜取り 1個
C-3 試験 最低4個) 及び類似寸法とする。
2 500以上 全数 全数 全数 −
注(3) 区分C-2の引張試験片は,(2.1)によって別鍛供試材から採取することができる。
備考 同一ロットの製品個数が,抜取個数に満たない場合は,全数とする。
――――― [JIS G 0306 pdf 11] ―――――
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表8 フェライト系及びマルチンサイト系ステンレス鋼鍛鋼品の試験項目及び供試材の数
供試材の数
区分 試験項目 熱処理時 全数又は 引張 衝撃
硬さ試験 ロット
単重 kg 抜取り 試験 試験
10%(ただし,
500未満 抜取り − −
最低4個) 同一とりべ,同時熱処理
D-1 硬さ試験
20%(ただし, 及び類似寸法とする。。
500以上 抜取り − −
最低8個)
引張試験 10%(ただし, 同一とりべ,同時熱処理
2 500未満 抜取り 1個 −
D-2 及び硬さ 最低4個) 及び類似寸法とする。
試験 2 500以上 全数 全数 全数 − −
引張試験, 10%(ただし, 同一とりべ,同時熱処理
2 500未満 抜取り 1個
衝撃試験 最低4個) 及び類似寸法とする。
D-3
及び硬さ
2 500以上 全数 全数 全数 −
試験
備考 同一ロットの製品個数が,抜取個数に満たない場合は,全数とする。
(2.3) 試験片の数 試験片の数は,(2.3.1)(2.3.4)による。ただし,各規格に定められている場合は,その
規定による。
(2.3.1) 試験片一組の構成は,(a)(c)による。
(a) 炭素鋼鍛鋼品のうち,焼なまし,焼ならし又は焼ならし焼戻材については,引張試験片1個をもっ
て一組とし,焼入焼戻材については,引張試験片1個と衝撃試験片1個をもって一組とする。
(b) 合金鋼鍛鋼品については,引張試験片1個と衝撃試験片1個をもって一組とする。
(c) ステンレス鋼鍛鋼品のうち,オーステナイト系,オーステナイト・フェライト系及び析出硬化系に
ついては引張試験片1個をもって一組とし,フェライト系及びマルチンサイト系については,引張
試験片1個又は引張試験片1個と衝撃試験片1個をもって一組とする。
(2.3.2) 炭素鋼鍛鋼品の試験片の数は,表9による。ただし,熱処理時の単重,全長及び軸方向の長さは,
本体余長部を含まないものとする。
表9 炭素鋼鍛鋼品の試験片の採取方向及び数
熱処理時 熱処理時全長又は
区分 試験片採取方向及び組数
単重 kg 軸方向の長さ mm
A-2 3 000未満 軸方向又は切線方向 一組
4 000未満
及び 3 000以上 軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
A-3 4 000以上 − 軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
(2.3.3) 合金鋼鍛鋼品の試験片の数は,形状及び区分別によって(a)(d)による。ただし,熱処理時の単重,
主体部直径,主体部長さ,全長及び軸方向の長さは,本体余長部を含まないものとする。
(a) 軸状合金鋼鍛鋼品の試験片の数は,表10による。
――――― [JIS G 0306 pdf 12] ―――――
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表10 軸状合金鋼鍛鋼品の試験片の採取方向及び数
熱処理時 熱処理時
熱処理時 試験片採取方向及び組数
区分 主体部寸法 mm 全長
単重 kg
直径 長さ mm 軸方向 切線方向
3 000未満 一組
軸方向又は切線方向
3000未満 − −
B-2 3 000以上軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
3000以上 − − − 軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
− 1 200未満 一組 −
− 200未満
− 1 200以上両端各一組(計二組) −
1 200未満 一組 一組
B-3 750未満
1 200以上両端各一組(計二組) 一組
− 200以上
1 200未満 一組 両端各一組(計二組)
750以上
1 200以上 両端各一組(計二組)
両端各一組(計二組)
(b) 円筒状合金鋼鍛鋼品の試験片の数は,表11による。
表11 円筒状合金鋼鍛鋼品の試験片の採取方向及び数
熱処理時単重熱処理時全長
区分 試験片採取方向及び組数
kg mm
3 000未満 軸方向又は切線方向 一組
B-2及 3 000未満
3 000以上 軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
びB-3
3 000以上 − 軸方向又は切線方向 両端各一組(計二組)
備考 両端で各一組の試験片を採取する場合は,180°離れた対角位置とする。
(c) リング状合金鋼鍛鋼品の試験片の数は,表12による。
表12 リング状合金鋼鍛鋼品の試験片の採取方向及び数
区分 熱処理時軸方向の長さ mm 試験片採取方向及び組数
1 000未満 切線方向 一組
B-2
1 000以上 切線方向 一端二組
1 000未満 切線方向 一端二組
B-3
1 000以上 切線方向 両端各一組 (計二組)
備考 一端で二組の試験片を採取する場合は,同一側面で180°離
れた位置とし,両端で各一組の試験片を採取する場合は,
180°離れた対角位置とする。
(d) ディスク状合金鋼鍛鋼品の試験片の数は,表13による。
表13 ディスク状合金鋼鍛鋼品の試験片の採取方向及び数
区分 熱処理時軸方向の長さ mm 試験片採取方向及び組数
400未満 切線方向 一組
B-2
400以上 切線方向 一端二組
400未満 切線方向 一端二組
B-3
400以上 切線方向 両端各一組(計二組)
備考 一端で二組の試験片を採取する場合は,同一側面で180°
離れた位置とし,両端で各一組の試験片を採取する場合は,
180°離れた対角位置とする。
(2.3.4) ステンレス鋼鍛鋼品の試験片の数は,軸方向又は切線方向から一組とする。
(2.4) 硬さ測定位置及び測定数 鍛鋼品の硬さ測定位置は,原則として鍛鋼品本体表面とし,その測定数
は,(2.4.1)(2.4.5)による。ただし,各規格に定められている場合は,その規定による。
(2.4.1) 炭素鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,表14による。
――――― [JIS G 0306 pdf 13] ―――――
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表14 炭素鋼鍛鋼品の硬さ測定数
区分 測定数
A-1 1か所
A-3 2か所
(2.4.2) 合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,(a)(c)による。
(a) 軸状及び円筒状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,表15による。
表15 軸状及び円筒状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数
熱処理時全長 mm 熱処理時主体部長さ mm
区分
3 000未満3 000以上 750未満 1 500以上
750以上1 500未満
B-1 1か所 2か所 − − −
B-2 2か所 3か所 − − −
B-3 − − 2か所 4か所 6か所
(b) リング状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,表16による。
表16 リング状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数
熱処理時外径 mm
区分
500未満 500以上1 000未満1000以上
B-1 1か所 2か所
B-2 1か所 2か所
B-3 2か所 2か所 4か所
(c) ディスク状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,表17による。
表17 ディスク状合金鋼鍛鋼品の硬さ測定数
熱処理時外径 mm
区分
400未満 400以上800未満 800以上
B-1 1か所 2か所
B-2 1か所 2か所
B-3 2か所 2か所 4か所
(2.4.3) ステンレス鋼鍛鋼品の硬さ測定数は,表18による。
表18 ステンレス鋼鍛鋼品の硬さ測定数
種類 区分 測定数
C-1,C-2,
オーステナイト系及びオーステナイ
1か所
ト・フェライト系 C-3
C-1 1か所
析出硬化系
C-2,C-3 2か所
D-1 1か所
フェライト系及びマルテンサイト系
D-2,D-3 2か所
(2.4.4) 硬さ試験は,引張試験片などの硬さをもってその位置の硬さとし,同位置の硬さ測定は,省略す
ることができる。
(2.4.5)(2.4.1)(2.4.3)の規定が適用できない鍛鋼品の硬さ測定数については,受渡当事者間の協定による。
(2.5) 引張試験方法 引張試験方法は,JIS Z 2241による。
(2.6) 衝撃試験方法 衝撃試験方法は,JIS Z 2242による。
(2.7) 硬さ試験方法 硬さ試験方法は,JIS Z 2243又はJIS Z 2246(ショア硬さ試験方法)による。
4.3 外観試験 鍛鋼品の外観試験は,規定又は指定された表面状態において,原則として目視によって
行う。その他の方法によるときは,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS G 0306 pdf 14] ―――――
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4.4 超音波探傷試験 鍛鋼品は,原則として超音波探傷試験を行う。その試験方法は各規格の規定によ
る。
4.5 形状及び寸法 鍛鋼品の形状及び寸法の測定は,許容差に対し適切な精度をもった測定器によって
行う。
4.6 その他の試験 その他の試験は,各規格による。
5. 再試験
5.1 機械試験 機械試験の再試験は,(1)(4)による。
(1) 機械試験の成績の一部が規定に適合しない場合は,更にその試験片を採った供試材から試験片を採り,
規定に適合しなかった試験について再試験を行うことができる。そのときの試験片の数は,所定の試
験片の2倍とする。ただし,2倍の試験片が採取できない場合には,受渡当事者間の協定による。
この場合の成績が,すべて規定に適合したときは,合格とする。
(2) 試験片の仕上げが不良であるか,又は材質に関係がないと認められるきずがあったときは,その供試
材又は鍛鋼品から試験片を採り直すことができる。
(3) 引張試験において,試験片が標点間の中央から標点距離の41以外で切断し,その成績が規定に適合し
ないときは,その試験を無効として更に最初の試験片を採った供試材から試験片を採り試験をやり直
すことができる。
(4) 機械試験の成績が規定に適合しないときは,鍛鋼品を再熱処理して再試験することができる。この場
合,機械試験の全部をやり直さなければならない。熱処理のやり直しは,2回までを限度とする。再
試験の試験片の数は,最初と同一数とする。
5.2 溶接補修後の試験 3.4によって溶接補修を行う場合,試験の種類,試験方法,試験の時期などは受
渡当事者間で協定しなければならない。
6. 検査の一般事項 検査の一般事項は,(1)(2)による。
(1) 検査の項目,合否判定基準は,各規格の検査の項の規定による。
(2) 検査は,原則として製造所で,鍛鋼品の出荷前に行う。
注文者が立会検査を要求する場合は,製造業者と事前に協定する。
7. 表示 検査に合格した鍛鋼品は,鍛鋼品ごと又はロットごとに適当な方法で,次の事項を明示する。
ただし,注文者の承認を得た場合には,その一部を省略することができる。
(1) 種類の記号
(2) 溶解番号
(3) 製造業者名又はその略号
8. 報告 製造業者は,各規格に規定してある試験の成績,溶解番号,数量及び必要によって熱処理条件,
寸法などを記載した鍛鋼品の成績表を注文者に提出する。
――――― [JIS G 0306 pdf 15] ―――――
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JIS G 0306:1988の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 0306:1988の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0701:1957
- 鋼材鍛錬作業の鍛錬成形比の表わし方
- JISZ2201:1950
- 医療用遠心沈デン器
- JISZ2201:1998
- 金属材料引張試験片
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2246:2000
- ショア硬さ試験―試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方