JIS G 3140:2021 橋梁用高降伏点鋼板

JIS G 3140:2021 規格概要

この規格 G3140は、橋梁に用いる高い降伏点又は耐力をもつ熱間圧延鋼板及び耐候性熱間圧延鋼板であって,特に溶接性に優れたものについて規定。

JISG3140 規格全文情報

規格番号
JIS G3140 
規格名称
橋梁用高降伏点鋼板
規格名称英語訳
Higher yield strength steel plates for bridges
制定年月日
2008年11月20日
最新改正日
2021年9月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.140.50, 91.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-11-20 制定日, 2011-11-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2021-09-21 改正
ページ
JIS G 3140:2021 PDF [11]
                                                                                   G 3140 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類の記号及び適用厚さ・・・・[1]
  •  5 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
  •  5.1 熱処理・・・・[2]
  •  5.2 熱処理の記号・・・・[2]
  •  6 化学成分・・・・[2]
  •  7 溶接割れ感受性組成・・・・[3]
  •  8 機械的性質・・・・[3]
  •  8.1 降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び・・・・[3]
  •  8.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[4]
  •  9 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[4]
  •  10 外観・・・・[5]
  •  11 試験・・・・[5]
  •  11.1 分析試験・・・・[5]
  •  11.2 機械試験・・・・[5]
  •  12 検査・・・・[6]
  •  13 再検査・・・・[6]
  •  14 表示・・・・[6]
  •  15 報告・・・・[6]
  •  附属書A(規定)特別品質規定-冷間曲げ加工を行う鋼板の衝撃試験・・・・[8]
  •  附属書B(参考)耐候性合金指標v・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3140 pdf 1] ―――――

           G 3140 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3140:2011
は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年9月20日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3140:2011を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3140 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 3140 : 2021

橋梁用高降伏点鋼板

Higher yield strength steel plates for bridges

1 適用範囲

  この規格は,主として橋梁に用いる高い降伏点又は耐力をもつ熱間圧延鋼板及び耐候性1) 熱間圧延鋼板
(以下,鋼板という。)であって,特に溶接性に優れたものについて規定する。
注1) 耐候性とは,自然環境の大気中での腐食に耐える性質をいう。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0416 鋼及び鋼製品−機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。

4 種類の記号及び適用厚さ

  鋼板は,6種類とし,種類の記号及び適用厚さは,表1による。

――――― [JIS G 3140 pdf 3] ―――――

           2
G 3140 : 2021
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SBHS400 6以上 100以下
SBHS400W 6以上 100以下
SBHS500 6以上 100以下
SBHS500W 6以上 100以下
SBHS700 6以上 75以下
SBHS700W 6以上 75以下
注記 末尾にWを付記した種類の記号
は,耐候性鋼板で,通常,裸のま
ま又はさび安定化処理を行って使
用する。

5 熱処理及び熱処理の記号

5.1 熱処理

  鋼板の熱処理は,熱加工制御による。ただし,受渡当事者間の協定によって,焼入焼戻しなどの熱加工
制御以外の熱処理を行ってもよい。

5.2 熱処理の記号

  熱加工制御によって製造した鋼板には,熱処理の記号は付記しない。熱加工制御以外の熱処理を行った
場合は,表1の種類の記号の末尾に次の記号を付記する。
a) 鋼板に焼入焼戻しを行う場合 Q
b) 鋼板にその他(熱加工制御及び焼入焼戻し以外)の熱処理を行う場合 受渡当事者間の協定による記

例 SBHS500 : SBHS500の鋼板を熱加工制御によって製造した場合
SBHS700WQ : SBHS700Wの鋼板を焼入焼戻しによって製造した場合

6 化学成分

  鋼板は,11.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

――――― [JIS G 3140 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
G 3140 : 2021
表2−化学成分a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Cu Ni Cr Mo V B N
0.15 0.55 2.00 0.020 0.006 0.006
SBHS400 − − − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.15 0.15 2.00 0.020 0.006 0.30 0.05 0.45 0.006
SBHS400W − − −
以下 0.55 以下 以下 以下 0.50 0.30 0.75 以下
0.11 0.55 2.00 0.020 0.006 0.006
SBHS500 − − − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.11 0.15 2.00 0.020 0.006 0.30 0.05 0.45 0.006
SBHS500W − − −
以下 0.55 以下 以下 以下 0.50 0.30 0.75 以下
0.11 0.55 2.00 0.015 0.006 0.60 0.05 0.005 0.006
SBHS700 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.11 0.15 2.00 0.015 0.006 0.30 0.05 0.45 0.60 0.05 0.005 0.006
SBHS700W
以下 0.55 以下 以下 以下 1.50 2.00 1.20 以下 以下 以下 以下
注記 鋼材の耐候性を示す指標である耐候性合金指標vを,参考として附属書Bに示す。
注a) 必要に応じて,この表に“−”と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素を添加してもよ
い。

7 溶接割れ感受性組成

  鋼板の溶接割れ感受性組成は,11.1による溶鋼分析値を用いて式(1)によって算出し,その値は表3によ
る。
Si Mn Cu Ni Cr Mo V
PCM C 5B (1)
30 20 20 60 20 15 10
ここで, PCM : 溶接割れ感受性組成(%)
表3−溶接割れ感受性組成
厚さ 溶接割れ感受性組成
種類の記号
mm %
SBHS400
6以上 100以下 0.22以下
SBHS400W
SBHS500
6以上 100以下 0.20以下
SBHS500W
SBHS700 6以上 50以下 0.30以下
SBHS700W
50超え75以下 0.32以下

8 機械的性質

8.1 降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び

  鋼板は,11.2によって試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ及び伸びは,表4による。

――――― [JIS G 3140 pdf 5] ―――――

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