JIS G 3317:2019 溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯 | ページ 3

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G 3317 : 2019

9 寸法

9.1 寸法の表し方

9.1.1  厚さの名称
板,コイル及び波板の厚さの名称は,次による。波板の場合は,次の名称を,波付け前の板の厚さに適
用する。
a) めっきを施す前の原板の厚さを,表示厚さとする。
b) 原板にめっきを施した後の厚さを,製品厚さとする。許容差の基準となる製品厚さは,表示厚さに相
当めっき厚さを加えたものであって,表示厚さを小数点以下3桁で表した数値に,表15に規定する相
当めっき厚さを加え,JIS Z 8401の規則Aによって小数点以下2桁に丸めた数値とする。
表15−相当めっき厚さ
単位 mm
めっきの付着量表示記号 Y04 Y06 Y08 Y10 Y12 Y14 Y18 Y20 Y22 Y25 Y27 Y30 Y35 Y45 Y60
相当めっき厚さ 0.009 0.014 0.018 0.023 0.028 0.031 0.037 0.043 0.046 0.053 0.058 0.063 0.069 0.086 0.110
9.1.2 寸法の単位
板,コイル及び波板の寸法の単位は,次による。
a) 板及び波板の寸法は,表示厚さ,幅及び長さをミリメートルで表す。
b) コイルの寸法は,表示厚さ及び幅をミリメートルで表す。コイルの長さについては,コイルの質量が
計算質量による場合,長さをメートルで表す。

9.2 標準寸法

9.2.1  板及びコイルの標準寸法
板及びコイルの標準寸法は,次による。
a) 標準表示厚さ 板及びコイルの標準表示厚さは,表16による。
表16−標準表示厚さ
単位 mm
標準表示厚さ
0.27 0.30 0.35 0.40 0.50 0.60 0.70 0.80 0.90 1.0 1.2
1.4 1.6 1.8 2.0 2.3 2.8 3.2 3.6 4.0 4.5
b) 標準幅及び板の標準長さ 板及びコイルの標準幅並びに板の標準長さは,表17による。
表17−標準幅及び板の標準長さ
単位 mm
標準幅 板の標準長さ
762 1 829 2 134 2 438 2 743 3 048 3 353 3 658
914 1 829 2 134 2 438 2 743 3 048 3 353 3 658
1 000 2 000
1 219 2 438 3 048 3 658
コイルの場合は,この表のほか,610 mmも標準幅とする。

――――― [JIS G 3317 pdf 11] ―――――

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9.2.2 波板の標準寸法
波板の標準寸法は,JB.2による。

9.3 寸法の許容差

9.3.1  製品厚さの許容差
板,コイル及び波板の製品厚さの許容差は,次による。
a) 製品厚さの許容差は,9.1.1 b)に規定する厚さに適用する。
b) 製品厚さの許容差は,表18,表19又は表20による。
c) 製品厚さの許容差は,縁(幅方向端部)から25 mm以上内側に適用する。
d) コイルの場合,表面きず,折れなどの欠点部分には,厚さの許容差を適用しない。
表18−製品厚さの許容差(SZAHCに適用)
単位 mm

表示厚さ 1 200以上
1 200未満 1 250以下
1.60以上 2.00未満 ±0.17 ±0.18
2.00以上 2.50未満 ±0.18 ±0.20
2.50以上 3.15未満 ±0.20 ±0.22
3.15以上 4.00未満 ±0.22 ±0.24
4.00以上 4.5以下 ±0.25 ±0.27
表19−製品厚さの許容差(SZAH340,SZAH400,SZAH440,SZAH490及びSZAH540に適用)
単位 mm

表示厚さ
1 250以下
1.60以上 2.00未満 ±0.20
2.00以上 2.50未満 ±0.21
2.50以上 3.15未満 ±0.23
3.15以上 4.00未満 ±0.25
4.00以上 4.50以下 ±0.46
表20−製品厚さの許容差(表2の種類の記号に適用)
単位 mm

表示厚さ 630以上 1 000以上
630未満 1 000未満 1 250以下
0.25以上 0.40未満 ±0.05 ±0.05 ±0.05
0.40以上 0.60未満 ±0.06 ±0.06 ±0.06
0.60以上 0.80未満 ±0.07 ±0.07 ±0.07
0.80以上 1.00未満 ±0.07 ±0.07 ±0.08
1.00以上 1.25未満 ±0.08 ±0.08 ±0.09
1.25以上 1.60未満 ±0.09 ±0.10 ±0.11
1.60以上 2.00未満 ±0.11 ±0.12 ±0.13
2.00以上 2.30以下 ±0.13 ±0.14 ±0.15

――――― [JIS G 3317 pdf 12] ―――――

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9.3.2 幅の許容差
板及びコイルの幅の許容差は,次による。
a) 幅の許容差は,表21,表22又は表23による。
b) 幅の許容差は,コイルの欠点部分には適用しない。
c) 表22の幅の許容差は,受渡当事者間の協定によって,表22に規定する全許容差範囲と同一の範囲で
マイナス側に移動してもよい。ただし,協定した許容差の上限値は,ゼロを下回ってはならない。
d) 波板の仕上がり幅の許容差は,JIS G 3316の4.5(寸法許容差)による。
表21−幅の許容差 A
単位 mm
適用する種類の記号
SZAHC,SZAH340,SZAH400,SZAH440, SZACC,SZACH,SZACD1,SZACD2,SZACD3,
SZAH490,SZAH540 SZACD4,SZAC340,SZAC400,SZAC440,SZAC490,
許容差1 許容差2 SZAC570
+25 +10 +7
0 0 0
注記1 この表は,通常,ミルエッジ又は一般の切断方法によったものに適用している。
注記2 通常,許容差1はミルエッジに適用し,許容差2は一般の切断方法に適用している。
表22−幅の許容差 B
単位 mm

1 250未満 1 250以上
+3 +4
0 0
注記 この表は,通常,再切断又
は精密切断を行ったもの
に適用している。
表23−幅の許容差 C
単位 mm

表示厚さ
160未満 160以上 250未満 250以上 400未満 400以上 630未満
0.25以上 0.60未満 ±0.15 ±0.20 ±0.25 ±0.30
0.60以上 1.00未満 ±0.20 ±0.25 ±0.25 ±0.30
1.00以上 1.60未満 ±0.20 ±0.30 ±0.30 ±0.40
1.60以上 2.30以下 ±0.25 ±0.35 ±0.40 ±0.50
注記 この表は,通常,スリットを行ったものに適用している。
9.3.3 長さの許容差
板及び波板の長さの許容差は,表24による。

――――― [JIS G 3317 pdf 13] ―――――

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表24−長さの許容差
単位 mm
長さの許容差
+15
0

10 形状

10.1 横曲がり

  板,コイル及び波板の横曲がりは,次による。
a) 横曲がりの測定は,図1による。
b) 横曲がりは,表25又は表26による。波板の場合は,波付け前の板に適用する。
c) 横曲がりは,コイルの欠点部分には,適用しない。
d) 横曲がりの測定は,省略してもよい4)。ただし,特に注文者の指定がある場合には,測定しなければ
ならない。
注4) 横曲がりの測定は,製造業者の判断によって省略してもよいが,横曲がりは,規定値を満足
しなければならないことを意味する。
単位 mm
a) 長さ2 000 mm未満の板の場合 b) 長さ2 000 mm以上の板の場合 c) コイルの場合
図1−横曲がり
表25−横曲がり(表1の種類の記号に適用)
単位 mm

長さ
幅 コイル
2 500以上 4 000以上
2 500未満 4 000未満
630未満 5以下 8以下 12以下
長さ2 000
630以上 1 000未満 4以下 6以下 10以下
につき5以下
1 000以上 1 250以下 3以下 5以下 8以下
表26−横曲がり(表2の種類の記号に適用)
単位 mm
板及び波板
幅 長さ コイル
2 000未満 2 000以上
630未満 4以下 長さ2 000につき4以下
630以上 2以下 長さ2 000につき2以下

――――― [JIS G 3317 pdf 14] ―――――

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10.2 直角度

  板及び波板の直角度は,次のいずれかによる。ただし,波板の場合は,波付け前の板に適用する。
なお,疑義が生じた場合には,a)の方法による。
a) 垂線を用いる方法 板及び波板の直角度は,1隅点において,一辺に垂線を立てたとき,図2に示す
ように反対の隅点との距離(A)と垂線の長さ(W)との比(A/W)で表し,この値は,1.0 %を超えて
はならない。
図2−板及び波板の直角度(垂線を用いる方法)
b) 対角線を用いる方法 板及び波板の2本の対角線の長さ(図3のX1及びX2)の差の絶対値の1/2を求
め,この値(|X1−X2|/2)が板及び波板の実測幅Wの0.7 %を超えてはならない。
図3−板及び波板の直角度(対角線を用いる方法)

10.3 平たん度

  板及びコイルの平たん度は,次による。
a) 板の平たん度 板の平たん度は,表27又は表28による。平たん度は,定盤上に置いて測定し,その
値は,ひずみの最大値から板の製品厚さを減じたものとし,板の上側の面に適用する。
表27−平たん度(表1の種類の記号に適用)
単位 mm
幅 平たん度
1 250以下 16以下

――――― [JIS G 3317 pdf 15] ―――――

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JIS G 3317:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14788:2017(MOD)

JIS G 3317:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3317:2019の関連規格と引用規格一覧