JIS G 3462:2019 ボイラ・熱交換器用合金鋼鋼管 | ページ 4

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G 3462 : 2019
附属書JB
(規定)
U字曲げ加工管
JB.1 製造方法
製造方法は,次による(図JB.1参照)。
a) 字曲げ加工管は,冷間曲げ加工によって製造し,その曲げ半径は,管の外径の1.5倍以上とする。
b) 曲げ部の熱処理は,通常,行わない。ただし,注文者からの要求がある場合は,熱処理について協定
してもよい。
JB.2 外観
曲げ部には,使用上有害な欠点があってはならない。
JB.3 U字曲げ加工管の寸法許容差
曲げ部の外径変化量,厚さ減少率,及びピッチ(p)又はP(p+Dn)の許容差は,表JB.1による。曲げ
後の長さの許容差は,表JB.2による。
JB.4 U字曲げ加工管の寸法測定方法
曲げ部の寸法測定は,同一時期に曲げ加工を行った同一寸法の管のうち,最小曲げ半径のものから供試
製品を1本採取し,曲げ部の90°位置(図JB.1のDS寸法部)における円周2方向(短径側及び長径側)
の外径を測定し外径変化量を求める。また,その位置における円周4点の厚さを測定し,その最小値から
厚さ減少率を求める。
JB.5 水圧試験特性
製造業者は,水圧試験を行う場合,直管に代えてU字曲げ加工管を用いて,11.3 b) 1) による水圧試験
を行ってもよい。この場合,U字曲げ加工管の水圧試験特性は,箇条7 a) に適合しなければならない。

――――― [JIS G 3462 pdf 16] ―――――

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G 3462 : 2019
単位 mm
R : 曲げ半径 p : ピッチ
Dn : 呼び外径 P : p+Dn
DS : 曲げ部の短径側外径 L : 製品の長さ
DL : 曲げ部の長径側外径 Ln : 製品の呼び長さln+R+Dn/2
tn : 呼び厚さ l : 直管部の製品長さ
t1 : 曲げ部の最小厚さ ln : 直管部の呼び長さ
図JB.1−U字曲げ加工管
表JB.1−U字曲げ加工管の寸法許容差
曲げ部の外径変化量a) 曲げ部の厚さ減少率ピッチ(p)又はP
mm tn t1 の許容差
100
短径側 長径側 tn
Dn−DS DL−Dn % mm
(Dn/4R)×Dn (Dn/8R)×Dn Dn
100 以下 ±1.5
以下 以下 2.5R
注a) 外径変化量の計算値による規定値が0.5 mm未満となった場合は,この規定値は0.5
mm以下とする。

――――― [JIS G 3462 pdf 17] ―――――

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G 3462 : 2019
表JB.2−U字曲げ加工管の長さの許容差
長さ(l又はL)の許容差
直管部の呼び長さ(ln)
mm
+7
7 m以下
0
+10
7 m超え
0
長さの判定は,l又はLのいずれによってもよい。

――――― [JIS G 3462 pdf 18] ―――――

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G 3462 : 2019
附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS G 3462:2019 ボイラ・熱交換器用合金鋼鋼管 ISO 9329-2:1997,Seamless steel tubes for pressure purposes−Technical delivery
conditions−Part 2: Unalloyed and alloyed steels with specified elevated temperature
properties
ISO 9330-2:1997,Welded steel tubes for pressure purposes−Technical delivery conditions
−Part 2: Electric resistance and induction welded unalloyed and alloyed steel tubes with
specified elevated temperature properties
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 ボイラ・熱交換器なISO 1 高温圧力下で使用する 削除 1
JISは,合金鋼だけを規定している。 当該JISは,対応ISO規格と
どで使用する合金 9329-2 炭素鋼鋼管及び合金鋼 追加 炭素鋼は他のJISで規定している。 比べ,規格体系(JISは用途別
鋼鋼管としている。ISO 鋼管としている。 /ISO規格は製法別)及び寸
2 引用規格 9330-2 法体系が異なり,かつ,強制
3 種類の記 モリブデン鋼及び 4.1 ISO 9329-2 : 炭素鋼4種削除 JISは,炭素鋼を削除し,モリブデ 法規に引用されているので,
号 クロムモリブデン 類及び合金鋼14種類を 変更 ン鋼を追加。 整合化することは困難であっ
鋼の8種類を規定し 規定している。 追加 た。
ている。 ISO 9330-2 : 炭素鋼4種
類及び合金鋼3種類を 2 上記対策として,対応ISO規
規定している。 格を翻訳JISとして発行し
4 製造方法 製造方法,熱処理及 5.3, 変更
製造方法,熱処理及び管 製造方法及び熱処理方法の規定項 (JIS G 7220,JIS G 7224),
び管端形状を規定 5.4, 端形状を規定している。 目は一致しているが,規定内容が異 ISO規格と一致したJISを整
している。 8.2 なる。 え,国際規格との整合化を図
5 化学成分 8種類の成分を規定 6.1 炭素鋼(4+4)種類及び
追加 JISとISO規格とは,合金鋼の化学 るとともにISO規格の製品普
している。 合金鋼(14+3)種類の削除 成分が異なる。 及促進を図った。
G3
成分を規定している。 変更
46
3 一方,当該JISは,特定用途
2 : 2
用の規格としてISO規格とは
0
別個に必要とされている。
19
2

――――― [JIS G 3462 pdf 19] ―――――

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G 3462 : 2019
G3
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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格番号
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
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6 機械的性 引張特性,へん平 ISO 6.2.1 削除
室温(引張特性,へん平 JISは,衝撃試験などを削除し,展4 したがって,当該JISは,従
質 性,押し広げ性及び9329-2 9.10.3 追加
性,押し広げ性及び衝撃 開性を追加し,機械的性質の規定値 来JISを踏襲することによっ
展開性を規定して ISO 9.10.4 変更
特性)及び高温引張試験 及び押し広げ性の適用寸法を変更 て,市場の安定を図った。
いる。 9330-2 を規定している。 している。
7 水圧試験 水圧試験特性又は 9.5 水圧試験特性又は非破 削除 JISは,渦電流探傷試験を追加し,5 今後の課題 :
特性又は非 非破壊試験特性の 壊試験特性のいずれか 追加 磁粉探傷を削除し,ISO規格より低 対応ISO規格の規定内容を当
破壊試験特 いずれかを適用す を適用する。 変更 い水圧試験圧力としている。 該JISへできるだけ取り入れ,
性 る。 引き続き整合性の向上を図
8 寸法,単 管の寸法,単位質量 7 変更
管の外径,厚さ及び質量 JISとISO規格とは,寸法体系が異 る。
位質量及び 及び寸法の許容差 は,ISO 4200及びISO なる。
寸法の許容 を規定している。 1129から選択としてい
差 る。
9 外観 外観を規定してい 8 外観及び健全性を規定 変更 電気抵抗溶接鋼管の溶接部の規定
る。 している。 を変更している。
10 特別品 特別品質規定及びU − − 追加 JISは,受渡当事者間の協定によっ
質規定及び 字曲げ加工管を規 て適用する特別品質規定及び注文
U字曲げ加 定している。 者の指定がある場合に適用するU
工管 字曲げ加工管を追加している。
11.1 分析 分析試験を規定し 9.3 分析試験を規定してい 変更 JISは,分析用試料の採り方及び分
試験 ている。 る。 析方法を変更している。
11.2 機械 引張試験,へん平試 9.3 機械的性質及び技術的 変更 規定項目は同じだが,試験片採取頻
試験 験,押し広げ試験, 9.4 性質の試験を規定して 度及び形状が異なる。
展開試験を規定し 9.10 いる。
ている。
12 検査及 検査及び再検査を 9.10 検査及び再検査を規定 追加 JISは,検査項目を追加し,検査の
び再検査 規定している。 9.12 している。 変更 一般事項及び機械試験で合格とな
らなかった場合の取扱いを変更し
ている。
13 表示 表示を規定してい 10 表示する事項を規定し 変更 規定項目は同じだが,内容が異な
る。 ている。 る。

――――― [JIS G 3462 pdf 20] ―――――

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JIS G 3462:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9329-2:1997(MOD)
  • ISO 9330-2:1997(MOD)

JIS G 3462:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3462:2019の関連規格と引用規格一覧