JIS G 4110:2021 高温圧力容器用高強度クロムモリブデン鋼及びクロムモリブデンバナジウム鋼鋼板 | ページ 2

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G4
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表3−化学成分(溶鋼分析値)a)
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単位 %
0 : 2
種類の記号 C Si Mn P S Cr Mo V Cu Ni Nb Ti B Ca La+Ce
0
0.17 0.50 0.015 0.015 0.40 0.40 0.02 0.001 0
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SCMQ4E 0.300.60 2.002.50 0.901.10 0.03以下 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.17 0.10 0.015 0.010 0.40 0.40 0.07 0.035 0.003 0.015 0.015
SCMQ4V 0.300.60 2.002.50 0.901.10 0.250.35
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.17 0.10 0.015 0.010 0.40 0.40 0.07 0.035 0.003 0.015 0.015
SCMQ5V 0.300.60 2.753.25 0.901.10 0.200.30
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
注a) “−”で記載している元素を添加してもよい。
表4−化学成分(製品分析値)a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Cr Mo V Cu Ni Nb Ti B Ca La+Ce
0.17 0.55 0.015 0.015 0.43 0.43 0.02 0.001 5
SCMQ4E 0.270.63 1.882.62 0.851.15 0.04以下 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.17 0.13 0.015 0.015 0.43 0.43 0.08 0.045 0.003 0.015 0.015
SCMQ4V 0.270.63 1.882.62 0.851.15 0.230.37
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.17 0.13 0.015 0.015 0.43 0.43 0.08 0.045 0.003 0.015 0.015
SCMQ5V 0.270.63 2.633.37 0.851.15 0.180.33
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
注a) “−”で記載している元素を添加してもよい。

――――― [JIS G 4110 pdf 6] ―――――

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表5−降伏点又は耐力,引張強さ,伸び,絞り及び曲げ性
種類の 降伏点 引張 伸びa) 絞り 引張 曲げ性
記号 又は耐力 強さ % % 試験 曲げ角度 厚さ 内側半径
N/mm2 N/mm2 片b) c) mm
6以上 25以下 厚さの1.25倍
SCMQ4E 380以上 25超え 50以下 厚さの1.50倍
580 180°
SCMQ4V 18以上 45以上 10号 50超え 150以下 厚さの1.75倍
415以上 760
SCMQ5V 150超え 300以下 厚さの2.00倍
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 厚さ90 mmを超える鋼板の10号試験片の伸びは,厚さ12.5 mm又はその端数を増すごとに,この表の伸び
の規定下限値から0.5を減じる。ただし,減じる限度は,3とする。
b) 鋼板の厚さが薄いため,10号試験片が採れない場合は,標点距離を平行部径の4倍とした10号相似試験片を
用いる。
c) 厚さ6 mm以上20 mm以下の鋼板は,1A号試験片を用いてもよい。この場合,伸びを測定するための標点距
離は,50 mmとし,破断部を含んで測定する。1A号試験片を用いる場合の絞りは,この表の値から5を減じ
る。
表6−シャルピー吸収エネルギー
種類の記号 試験温度a) シャルピー吸収エネルギー 試験片及び
℃ J 試験片採取方向
3個の試験片の平均値 個々の試験片の値
SCMQ4E
Vノッチ試験片
SCMQ4V −18 54以上 47以上
圧延直角方向
SCMQ5V
注a) 受渡当事者間の協定によって,この試験温度より低い温度で試験を行う場合は,その試験温度に
置き換えてもよい。
表7−厚さの許容差
単位 mm
厚さ 幅a)
1 600以上 2 000以上 2 500以上 3 150以上 4 000以上
1 600未満 2 000未満 2 500未満 3 150未満 4 000未満 5 000未満
6.00以上 6.30未満 +0.75 +0.95 +0.95 +1.25 +1.25 −
6.30以上 10.0未満 +0.85 +1.05 +1.05 +1.35 +1.35 +1.55
10.0以上 16.0未満 +0.85 +1.05 +1.05 +1.35 +1.35 +1.75
16.0以上 25.0未満 +1.05 +1.25 +1.25 +1.65 +1.65 +1.95
25.0以上 40.0未満 +1.15 +1.35 +1.35 +1.75 +1.75 +2.15
40.0以上 63.0未満 +1.35 +1.65 +1.65 +1.95 +1.95 +2.35
63.0以上 100未満 +1.55 +1.95 +1.95 +2.35 +2.35 +2.75
100以上 160未満 +2.35 +2.75 +2.75 +3.15 +3.15 +3.55
160以上 200未満 +2.95 +3.35 +3.35 +3.55 +3.55 +3.95
200以上 250未満 +3.35 +3.55 +3.55 +3.75 +3.75 +4.15
250以上 300以下 +3.75 +3.95 +3.95 +4.15 +4.15 +4.75
マイナス側の許容差は,0.25 mmとする。受渡当事者間の協定によって,マイナス側の許容差を0 mm
としてもよい。その場合のプラス側の許容差は,この表の数値に0.25 mmを加えた値とする。
注a) 幅5 000 mm以上の場合の許容差は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS G 4110 pdf 7] ―――――

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8 外観

  鋼板の外観は,JIS G 3193の箇条7(外観)による。ただし,溶接補修を行うときは,注文者の承認を
得なければならない。

9 試験

9.1 分析試験

  分析試験は,次による。
a) 分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。
b) 製品分析用試料の採り方は,JIS G 0321の箇条4(製品分析用試料)による。ただし,供試材は,破
断後の引張試験片を用いてもよい。
c) 溶鋼分析方法は,JIS G 0320による。製品分析方法は,JIS G 0321による。

9.2 機械試験

9.2.1 試験一般
機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,供
試材の採り方は,4.2.1.3によって試験片の熱処理を行う場合も含めて,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件
及び試験片)のA類とし,試験片の数,採取方向及び採取位置は,次による。
なお,曲げ試験は,省略してもよい1)。ただし,特に注文者の指定がある場合には,試験を行わなけれ
ばならない。
注1) 試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,曲げ性は規定を満足しなければならない
ことを意味する。
a) 引張試験片及び曲げ試験片の数並びに採取方向 同一スラブ又は同一鋼塊から圧延し,同一熱処理条
件ごとの鋼板を一括して試験単位とし,最終圧延方向に直角に引張試験片及び曲げ試験片をそれぞれ
1個採取する。
b) 衝撃試験片の数及び採取方向 同一スラブ又は同一鋼塊から圧延し,同一熱処理条件ごとの鋼板を一
括して試験単位とし供試材1個を採取し,これから試験片3個を最終圧延方向に直角に採取する。
c) 引張試験片及び曲げ試験片の採取位置 試験片の中心は,板幅の1/4又はそれに近い位置とする。引
張試験片に10号試験片を用いる場合は,更に鋼板の表面から厚さの1/4とする。ただし,厚さの1/4
の位置から採れない場合には,それに近い位置とする。
d) 衝撃試験片の採取位置 試験片の中心は,表面から厚さの1/4の位置で,かつ,鋼板の幅の1/4又は
それに近い位置とする。ただし,厚さの1/4の位置に採れない場合には,それに近い位置とする。
9.2.2 試験片
引張試験片,曲げ試験片及び衝撃試験片は,次による。
a) 引張試験片は,JIS Z 2241の1A号又は10号試験片による。
b) 曲げ試験片は,JIS Z 2248の1号試験片による。
c) 衝撃試験片は,JIS Z 2242のVノッチの標準サイズ試験片による。
9.2.3 試験方法
引張試験,曲げ試験及び衝撃試験の方法は,次による。
a) 引張試験の方法は,JIS Z 2241による。
b) 曲げ試験の方法は,JIS Z 2248による。曲げ角度及び内側半径は,表5による。

――――― [JIS G 4110 pdf 8] ―――――

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c) 衝撃試験の方法は,JIS Z 2242による。ただし,振子の衝撃刃の形式は,半径2 mmの衝撃刃を適用
する。
注記 この規格に規定する以外の試験として,受渡当事者間の協定によってJIS G 0560(鋼のサルフ
ァプリント試験方法)のサルファプリント試験,JIS G 0801(圧力容器用鋼板の超音波探傷検
査方法)などの非破壊試験が行われることがある。この場合,事前に試験片の採り方,試験方
法,合否判定基準などについて,受渡当事者間で協定される。

10 検査

  検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条5に適合しなければならない。
c) 機械的性質は,箇条6に適合しなければならない。
d) 形状,寸法,質量及びその許容差は,箇条7に適合しなければならない。
e) 外観は,箇条8に適合しなければならない。

11 再検査

  再検査は,次による。
a) 機械試験(衝撃試験を除く。)で合格にならなかった鋼板は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再
試験を行って,合否を決定してもよい。
b) 衝撃試験で合格にならなかった鋼板は,3個の試験片の平均値が規定値の85 %以上で,個々の試験値
が表6の規定値に2個以上合格の場合は,同一供試材の最初に試験片を採った近くから更に3個の試
験片を採取して再試験を行い,合否を決定してもよい。この場合,6個の試験片の平均値及び再試験
の3個の個々の試験値が,表6に適合する場合,合格とする。
c) 試験で合格とならなかった鋼板は,熱処理又は再熱処理を行った後,改めて試験を行い,合否を決定
してもよい。

12 表示

  検査に合格した鋼板は,鋼板ごとに次の項目を適切な方法で表示する。ただし,受渡当事者間の協定に
よって,製品識別が可能な範囲で項目の一部を省略してもよい。
a) 種類の記号及び4.2.2の熱処理の記号
b) 溶鋼番号又は検査番号
c) 寸法。寸法の表示は,JIS G 3193の箇条3(寸法の表し方)による。
d) 製造業者名又はその略号

13 報告

  製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404の箇条13(報告)によ
る。ただし,注文時に特に指定がなければ,検査文書の種類は,JIS G 0415の5.1(検査証明書3.1)によ
る。
なお,化学成分は,表3及び表4に規定する全ての元素の含有率及び表3及び表4の注a)によった場合
は,添加した合金元素の含有率を報告しなければならない。

――――― [JIS G 4110 pdf 9] ―――――

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参考文献
[1] JIS G 0560 鋼のサルファプリント試験方法
[2] JIS G 0801 圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法

――――― [JIS G 4110 pdf 10] ―――――

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JIS G 4110:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9328-1:2018(MOD)
  • ISO 9328-2:2018(MOD)

JIS G 4110:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 4110:2021の関連規格と引用規格一覧