JIS H 2202:2016 鋳物用銅合金地金 | ページ 3

                                                                                              7
H 2202 : 2016

5 試験

5.1 分析試料の採取方法及び一般事項

  分析試料の採取方法及び一般事項は,JIS H 0321及び/又はJIS H 1012による。
なお,地金の分析試料を採る場合は,偏析に留意し,一溶解ごとに二つ以上の鋳込試料を採る。鋳込試
料を採るときは,できるだけ地金と同一品質を得るように,鋳型の形状,大きさ,鋳込の時期などに注意
しなければならない。地金から直接化学分析試料を採る場合は,地金に表示された溶解番号ごとに二つ以
上の地金から採る。

5.2 分析試験

  化学成分の分析試験は,次のいずれかによる。
JIS H 1051,JIS H 1052,JIS H 1053,JIS H 1054,JIS H 1055,JIS H 1056,JIS H 1057,JIS H 1058,
JIS H 1061,JIS H 1062,JIS H 1065,JIS H 1068,JIS H 1070,JIS H 1072又はJIS H 1292
なお,発光分光分析方法については,受渡当事者間の協定による。

6 検査

  検査は,次による。
a) 一般事項は,JIS H 0321による。
b) 地金の品質は,4.1に適合しなければならない。
c) 化学成分は,4.2に適合しなければならない。

7 表示

  地金又はこん(梱)包には,次の事項を適切な方法によって表示しなければならない。
a) 規格番号
b) 種類及び記号
c) 色別(鋳物用青銅合金地金について,表1による。)
なお,色別は,全ての地金の種類について,受渡当事者間の協定によることができる。
d) 溶解番号
e) 製造業者名又はその略号

8 報告

  製造業者は,化学成分の分析試験結果を注文者に提出しなければならない。
参考文献 JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
JIS H 5121 銅合金連続鋳造鋳物

JIS H 2202:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS H 2202:2016の関連規格と引用規格一覧