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JIS H 7904:2012 規格概要
この規格 H7904は、50%以上の気孔率をもつポーラス金属の室温における高速圧縮試験方法について規定。この試験方法の適用可能な試験速度範囲は,0.1~100m/s(試験片高さが100mmの場合の初期ひずみ速度1~10×3s×-1に相当)とする。
JISH7904 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H7904
- 規格名称
- ポーラス金属の高速圧縮試験方法
- 規格名称英語訳
- High speed compression test for porous and cellular metals
- 制定年月日
- 2012年3月21日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.120.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2012-03-21 制定日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS H 7904:2012 PDF [12]
H 7904 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 試験機・・・・[2]
- 5.1 試験機の型式・・・・[2]
- 5.2 落すい式衝撃試験機・・・・[2]
- 5.3 サーボ式圧縮試験機・・・・[3]
- 6 試験片・・・・[4]
- 6.1 試験片の作製・・・・[4]
- 6.2 試験片の形状及び寸法・・・・[4]
- 7 落すい式高速圧縮試験・・・・[5]
- 7.1 準備・・・・[5]
- 7.2 試験・・・・[6]
- 8 サーボ式高速圧縮試験・・・・[6]
- 8.1 準備・・・・[6]
- 8.2 試験・・・・[6]
- 9 計算・・・・[6]
- 9.1 圧縮ひずみ・・・・[6]
- 9.2 圧縮応力・・・・[7]
- 9.3 圧縮応力-圧縮ひずみ曲線・・・・[7]
- 9.4 プラトー応力・・・・[7]
- 9.5 緻密化開始応力・・・・[7]
- 9.6 緻密化開始ひずみ・・・・[7]
- 9.7 エネルギー吸収量・・・・[7]
- 10 試験報告書・・・・[8]
- 附属書A(参考)計測データのフィルタ処理・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 7904 pdf 1] ―――――
H 7904 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人大阪科学技術センター付属ニューマ
テリアルセンター(OSTEC)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 7904 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 7904 : 2012
ポーラス金属の高速圧縮試験方法
High speed compression test for porous and cellular metals
1 適用範囲
この規格は,50 %以上の気孔率をもつポーラス金属の室温における高速圧縮試験方法について規定する。
この試験方法の適用可能な試験速度範囲は,0.1100 m/s(試験片高さが100 mmの場合の初期ひずみ速度
1103 s−1に相当)とする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
JIS H 7009 ポーラス金属用語
JIS H 7902 ポーラス金属の圧縮試験方法
JIS H 7903 ポーラス金属の熱伝導率試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS H 7009によるほか,次による。
3.1
試験速度
試験片に圧縮試験力が付与された瞬間の駆動側加圧ジグの移動速度。
3.2
初期ひずみ速度
試験速度を試験片の初期高さで除した値。
3.3
サンプリング周波数
単位時間当たりに測定データを取得する頻度。
3.4
落下高さ
落すい(錘)式衝撃試験機において,落下開始時の加圧ジグ加圧面と試験片上面との距離。
――――― [JIS H 7904 pdf 3] ―――――
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H 7904 : 2012
3.5
加速距離
サーボ式圧縮試験機において,駆動側加圧ジグが移動を開始してから他方の加圧ジグが試験片に接触す
るまでの移動距離。
4 原理
ポーラス金属に0.1100 m/sの試験速度で圧縮試験力を付与し,試験力及び変位を測定し,プラトー応
力,エネルギー吸収量などの高速圧縮変形特性を評価する。ポーラス金属に高速で圧縮試験力を付与する
試験方法として,落すい式高速圧縮試験及びサーボ式高速圧縮試験がある。
落すい式高速圧縮試験は,所定の高さから重すい(錘)を落下させて圧縮試験力を付与する試験方法で
ある。試験速度は,重すいの落下高さによって変化させる。圧縮変形するときに重すいが減速することに
十分注意する必要がある。また,規定の試験速度に必要な落下高さを得られない場合は,重すいに初速度
を与えることも可能である。
サーボ式高速圧縮試験は,油圧サーボ機構又は電気サーボ機構によって加圧ジグを高速で移動させて圧
縮試験力を付与する試験方法である。試験速度は,サーボ制御によって変化させる。駆動装置は,速度制
御に追従できる性能が必要である。
5 試験機
5.1 試験機の型式
ポーラス金属の高速圧縮試験に用いる試験機は,落すい式衝撃試験機又はサーボ式圧縮試験機による。
5.2 落すい式衝撃試験機
5.2.1 構成要素
落すい式衝撃試験機は,重すい,加圧ジグ,ロードセル,変位計,アブソーバ及びガイドフレームによ
って構成し,その基本構成の例を図1に示す。
5.2.2 基本構成
落すい式衝撃試験機の基本構成は,次による。
a) 重すい 重すいは,ガイドフレームに沿って鉛直方向下向きに落下し,試験片に試験力を付与するた
めに使用する。
重すいは,落下の際の衝撃によって変形せず,任意に質量を変化させることができるものとする。
b) 加圧ジグ 加圧ジグは,試験片の上下に位置し,試験片に圧縮試験力を加えるために使用する。
加圧ジグは,試験力によって変形せず,圧縮試験力が正しく軸方向に加わり,曲げ応力などの試験
力以外の力が加わらない構造とする。
加圧面の面積は,試験片の断面積より大きくしなければならない。
加圧面は,平たんに研磨し,加圧面の中心が機枠の中心線上に一致し,互いに平行に設置する。
c) ロードセル ロードセルは,試験片に作用する試験力を測定するために使用する。
試験力の指示精度は,設定した試験速度において,指示値の±1 %の精度で連続測定が可能なもの
とする。
重すいに加速度計を取り付け,試験力を測定する場合は,その信号を試験力に変換できるものとす
る。
d) 変位計 変位計は,試験中の加圧ジグの移動量を測定するために使用する。変位計は,慣性力の影響
――――― [JIS H 7904 pdf 4] ―――――
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H 7904 : 2012
を受けない非接触式のレーザ式変位計,光学式変位計などが望ましい。
変位計の応答速度は試験速度以上とする。
e) アブソーバ アブソーバは,所定の変形量まで試験片を圧縮した後,ロードセルの定格容量の範囲内
で重すいを確実に停止できる材質及び構造とする。
図1−落すい式衝撃試験機の基本構成の例
5.3 サーボ式圧縮試験機
5.3.1 構成要素
サーボ式圧縮試験機は,加圧ジグ,ロードセル,変位計,破断ピン,ストッパ,サーボ駆動装置及び機
枠本体によって構成し,その基本構成の例を図2に示す。
5.3.2 基本構成
サーボ式圧縮試験機の基本構成は,次による。
a) 加圧ジグ 加圧ジグは,5.2.2 b)による。
b) ロードセル ロードセルは,5.2.2 c)による。
c) 変位計 変位計は,5.2.2 d)による。
d) 破断ピン 破断ピンは,過大試験力によるロードセル及び加圧ジグの損傷を防止するために設ける試
験力伝達部品である。
破断ピンの材質は,所要試験力には十分に耐え,かつ,ロードセル及び加圧ジグの耐荷重以下で大
きな塑性変形を伴わず破断できるものとする。
――――― [JIS H 7904 pdf 5] ―――――
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JIS H 7904:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.99 : その他の非鉄金属及び合金
JIS H 7904:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISH7009:2016
- ポーラス金属用語
- JISH7902:2016
- ポーラス金属の圧縮試験方法
- JISH7903:2008
- ポーラス金属の熱伝導率試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方