JIS H 8260:2007 溶射用粉末材料 | ページ 4

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測定(DSC)で測定することができる。その測定値を参考にして適切なフュージング温度を求
めることができる。

6 溶射材料の表示方法

  溶射材料には,適切な方法によって,種類のコード番号,種類の記号及び粒度範囲をこの順に“-”で区
切って表示する。粒度範囲は,粒径の上限値と下限値との間を“/”で区切って書き表す。
なお,溶射材料の製造方法にかかわる重要な情報(溶融粉砕粉末,焼結粉砕粉末,結合粉末,凝固粉末
及び噴霧粉末)を,粒度範囲の後に表示してもよい。
例 11.12-WC/Co 88 12-45/5-焼結粉砕粉末
この例は,タングステンカーバイド・コバルトの焼結粉砕粉末で,コード番号11.12(約12 %
のコバルト,約5 %のカーボンを含む。),粒度範囲の上限が45 μm,下限が5 μmの溶射材料の
場合の表示である。

7 出荷状態

  溶射材料は乾燥した状態とし,“異物”を含んでいてはならない。また,壊れにくい防湿容器に密封し,
出荷しなければならない。ただし,例えば,フランジの付いた真空容器など,特別な容器を利用する場合
は,受渡当事者間の協定による。
なお,容器には,“使用前に十分混合すること”及び“粉末の取扱いは定められた安全規程に従うこと”
を明記したラベルをはり付けなければならない。

8 試験報告書

  溶射材料の製造業者及び供給業者は,製造ロットごとに試験報告書を,溶射材料に添付しなければなら
ない。
なお,試験報告書には,化学成分及び物理的性質の試験結果に加え,粒度分布の測定方法,製造業者の
略号,製造ロット番号などを記載する。

――――― [JIS H 8260 pdf 16] ―――――

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附属書A
(参考)
溶射用粉末材料の粒子形状(SEM像)と製造方法との関係

序文

  この附属書は,溶射用粉末材料の粒子形状(SEM像写真)と製造方法との関係について記載するもので,
規定の一部ではない。
A.1 塊状粒子形状
図A.1−Cr2O3溶融粉砕粉末
図A.2−Cr2O3焼結粉砕粉末

――――― [JIS H 8260 pdf 17] ―――――

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A.2 不定形粒子形状
図A.3−NiAl水アトマイズ粉末
A.3 球状粒子形状
図A.4−NiAlガスアトマイズ粉末

――――― [JIS H 8260 pdf 18] ―――――

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図A.5−WC/Co造粒焼結粉末
A.4 コーティング粉末
注記 粒子形状は,しん(芯)の材料形状による。この写真は球状。
図A.6−NiAl多孔質コーティング粉末

――――― [JIS H 8260 pdf 19] ―――――

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注記 粒子形状は,しん(芯)の材料の形状による。この写真は塊状。
図A.7−Niグラファイト高密度コーティング粉末
参考文献 JIS K 0129 熱分析通則

――――― [JIS H 8260 pdf 20] ―――――

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JIS H 8260:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14232:2000(MOD)

JIS H 8260:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS H 8260:2007の関連規格と引用規格一覧