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K 0150 : 2009 (ISO 16962 : 2005)
1 : 亜鉛
2 : めっき層中のアルミニウム
3 : 鉄
4 : めっき層中の鉄
5 : 亜鉛最大値の95 %
注記 Alの値は,10倍に拡大して示す。
図C.1−方法1を説明するための合金化溶融亜鉛めっきの定量深さ方向分布
C.3 方法2
C.3.1 g/m2/s対秒の単位の深さ方向分布を用いた計算手順
方法1と同じように合金亜鉛めっきを例にして説明する(図C.2を参照)。主成分の亜鉛及び鉄の縦軸の
値が等しくなる時間をtsとする。時間 tLは7.2 c) で定義した積分の深さに相当する時間とする。単位面積
当たりの鉄のめっき量Fecoatは,g/m2の単位で,次の式 (C.1) によって算出する。
FecoatFe0 to ts (C.1)
Znts to tL
ここに, Fe0tots : 時間ゼロから時間ts間の鉄のめっき量の積分値
Zntsto tL : 時間tsから時間tL間の亜鉛のめっき量の積分値
α : 式 (C.1) の係数,次の式で表される1−めっき中
の鉄推定質量分率×2/100
めっき中の鉄質量分率が約10 %のときの係数αは,鉄及び亜鉛の原子量比55.84/65.37 (=0.854) に等し
い。
――――― [JIS K 0150 pdf 26] ―――――
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K 0150 : 2009 (ISO 16962 : 2005)
1 : 亜鉛
2 : 鉄
3 : 鉄量からめっき中の鉄量を差し引いた量
4 : 亜鉛の対称分布
5 : 0.854×亜鉛の対称分布
図C.2−方法2を説明するための合金亜鉛めっきの定量深さ方向分布;g/m2/s対秒
注記 この計算値は,図C. 2において時間0から時間tLまでの,鉄量の積分値から(鉄−めっき中の
鉄)量の積分値を差し引いた値に等しい。
基板の材料中にはそれほど存在しない成分については,その成分のめっき層中の単位面積当たりの全質
量は,時間ゼロから時間tLまでの積分値として求める。
C.3.2 質量分率対深さの単位の深さ方向分布を用いた計算手順
ここで述べる手順は,質量分率を縦軸に,深さ(通常マイクロメータ)を横軸にとった組成深さ方向分
布(図C.3参照)のもとで,めっき中に含まれる鉄の単位面積当たりの質量を自動的に計算するソフトウ
エアを機器製造業者が組み込んでいる場合に適用する。次に述べる例は,合金化溶融亜鉛めっきの場合の
計算手順である。
亜鉛の質量分率がその最大値の84 %,16 %及び50 %になる深さを求めて,各々の深さをZn 84 %,
Zn 16 %及びZn 50 %とする。
境界領域におけるZn 84 %とZn 16 %との間の幅を境界深さWとする。
Zn 50 %に境界深さWを加えた深さをLとする。鉄を除いた成分について,深さ0から深さLまでのめ
っき中の単位面積当たりの質量を算出する。
亜鉛と鉄の質量分率とが等しくなる深さをSとする。鉄について,深さ0から深さSまでのめっき中の
単位面積当たりの質量を全鉄量として算出する。
亜鉛について,深さSから深さLまでのめっき中の単位面積当たりの質量を算出する。対称性及び質量
――――― [JIS K 0150 pdf 27] ―――――
26
K 0150 : 2009 (ISO 16962 : 2005)
比を使って,深さSから基板側の亜鉛の単位面積当たりの質量を,深さSからめっき側の鉄等価質量に換
算する。めっき中の鉄の単位面積当たりの質量 (g/m2) は,次の式 (C.2) によって算出する。
Fecoat Fe0 to S (C.2)
ZnS to L
ここに, 鉄の原子量 55.847
嬰 傑 .0854
65.37
W 境界領域の深さ
L Zn 50 %にWを加えた深さ
S 亜鉛と鉄の質量分率とが等しくなる深さ
図C.3−方法2を説明するための合金化溶融亜鉛めっきの定量深さ方向分布;質量分率対深さ
――――― [JIS K 0150 pdf 28] ―――――
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K 0150 : 2009 (ISO 16962 : 2005)
附属書D
(規定)
共同実験に関する追加情報
表1及び表2のデータは,亜鉛アルミニウムめっき試料を使って2001年及び2002年に3か国の4試験
所が参加して行った国際共同実験の結果から導かれたものである。これらの結果の詳細は,ISO/TC 201/SC
8の資料番号N 38の改訂版及びN 55に述べられており,ISO/TC 201/SC 8幹事国から入手できる。
共同実験に用いた試料について,得られた単位面積当たりのめっき量及び元素質量分率の平均値を表
D.1に示す。
精度に関するデータは,図D.1及び図D.2に示す。この中には,バルク試料での結果及びECISS/TC20
で行った共同実験の結果も合わせて示す。
表D.1−共同実験に用いた試料名及び実験結果
試料 めっきの種類 めっき質量 元素質量分率
番号 g/m2 %
Zn Fe Al Ni Si Pb
3 Zn-Fe (合金化溶融亜鉛めっき;ガルバニー57 89.1 10.23 0.210
ル)
101 Zn-Fe (合金化溶融亜鉛めっき;ガルバニー49.0 88.3 11.3 0.37
ル)
102 Zn-Fe (合金化溶融亜鉛めっき;ガルバニー50.7 89.5 10.05 0.38
ル)
103 Zn-Fe (合金化溶融亜鉛めっき;ガルバニー49.7 90.6 9.0 0.39
ル)
104 Zn-Fe (合金化溶融亜鉛めっき;ガルバニー53.3 86.6 13.03 0.37
ル)
4 Al-Zn (溶融めっき) 91.4 42.6 54.9 1.29
12 Zn-Ni (電気めっき) 17.81 86.2 12.5
201 Zn (溶融めっき) 113 99.5 0.35 0.11
202 Zn-Ni (電気めっき) 44 86.7 13.2
203 Zn (溶融めっき;ガルファン) 110 94.9 5.1
204 Al-Zn (溶融めっき;アルジンク) 81 45.4 53.2 1.9
注記 合金化溶融亜鉛めっきとは,溶融亜鉛めっき処理後に焼鈍処理を施しためっきの種類である。
――――― [JIS K 0150 pdf 29] ―――――
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K 0150 : 2009 (ISO 16962 : 2005)
◆ 合金化溶融亜鉛めっき
× バルク試料(Zn-5 %Al)
■ Zn-Al(溶融めっき,ガルファン,アルジンク)
□ Zn-Al(ECISSa)データ)
▲ Zn-Ni
△ Zn-Ni(ECISSa)データ)
注a) CISS : 欧州鉄鋼標準化委員会
図D.1−単位面積当たりのめっき質量と併行標準偏差との関係
――――― [JIS K 0150 pdf 30] ―――――
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JIS K 0150:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16962:2005(IDT)
JIS K 0150:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 0150:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0417:1999
- 鉄及び鋼―化学成分定量用試料の採取及び調製
- JISK0144:2018
- 表面化学分析―グロー放電発光分光分析方法通則
- JISZ8402-1:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第1部:一般的な原理及び定義
- JISZ8402-2:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第2部:標準測定方法の併行精度及び再現精度を求めるための基本的方法
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方