JIS K 0462:2008 非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)通則

JIS K 0462:2008 規格概要

この規格 K0462は、工業用水,工場排水及び工場敷地の汚染の指標となる高分子バイオマーカー,微生物などを,非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)を用いて分析する場合の通則について規定。

JISK0462 規格全文情報

規格番号
JIS K0462 
規格名称
非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)通則
規格名称英語訳
Guidelines for non-competitive immunoassay (Sandwitch method)
制定年月日
2008年3月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.060.25, 13.060.50, 13.060.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 0462:2008 PDF [15]
                                                                                   K 0462 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 妨害・・・・[2]
  •  5 原理・・・・[2]
  •  6 試薬・・・・[3]
  •  7 器具及び機器・・・・[3]
  •  8 サンプリング及び試料調製・・・・[3]
  •  8.1 サンプリング・・・・[3]
  •  8.2 固相のコーティング・・・・[3]
  •  8.3 標識抗体・・・・[4]
  •  8.4 溶液・・・・[4]
  •  8.5 標準溶液の調製・・・・[4]
  •  8.6 試料の調製・・・・[4]
  •  9 操作方法・・・・[4]
  •  9.1 注意事項・・・・[4]
  •  9.2 固相化抗体結合反応・・・・[4]
  •  9.3 標識抗体結合反応・・・・[4]
  •  9.4 洗浄操作・・・・[4]
  •  9.5 分析対象成分の検出・・・・[4]
  •  9.6 反応生成物の測定・・・・[5]
  •  9.7 非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)(2ステップ法)の例・・・・[5]
  •  9.8 ゼロ標準の測定・・・・[5]
  •  9.9 校正・・・・[5]
  •  10 分析方法バリデーション(妥当性確認)・・・・[5]
  •  10.1 一般・・・・[5]
  •  10.2 精度プロファイル・・・・[6]
  •  10.3 定量下限及び定量上限・・・・[6]
  •  10.4 検出下限・・・・[7]
  •  10.5 他の分析方法との比較・・・・[7]
  •  11 計算・・・・[8]
  •  11.1 繰返し・・・・[8]
  •  11.2 検量線・・・・[8]
  •  12 精度・・・・[8]
  •  13 検査報告書・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 0462 pdf 1] ―――――

K 0462 : 2008

pdf 目次

ページ

  •  附属書A(参考)フローチャート・・・・[10]
  •  附属書B(参考)試験室間試験から得られた精度データの例・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 0462 pdf 2] ―――――

                                                                                   K 0462 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS K 0462 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 0462 : 2008

非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)通則

Guidelines for non-competitive immunoassay (Sandwitch method)

1 適用範囲

  この規格は,工業用水,工場排水及び工場敷地の汚染の指標となる高分子バイオマーカー,微生物など
を,非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)を用いて分析する場合の通則について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0094 工業用水・工場排水の試料採取方法
JIS K 0410-3-1 水質−サンプリング−第1部 : サンプリング計画策定の指針
JIS K 0410-3-2 水質−サンプリング−第2部 : サンプリング技術の指針
JIS K 0410-3-3 水質−サンプリング−第3部 : 試料の保存及び取扱いの指針
JIS K 0461 競合免疫測定方法通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 0970 プッシュボタン式液体用微量体積計
JIS K 3600 バイオテクノロジー用語
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9009 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 9020 りん酸水素二ナトリウム(試薬)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0461及びJIS K 3600によるほか,次による。
3.1
親和性 (affinity)
分析対象成分への抗体の結合の強さ(JIS K 0461参照)。
注記 結合の強さは,Ab+Ag=AbAgで表す反応の平衡定数(K)によって定義する。ここで,Ab は抗体の
結合部位,Agは抗原である。 K は,質量作用式K=cAbAg/(cAb×cAg)で示す。
3.2

――――― [JIS K 0462 pdf 4] ―――――

2
K 0462 : 2008
分析対象成分 (analyte)
非競合免疫測定方法の対象となる,水・土壌中の測定成分。
3.3
固相化抗体 (coating antibody)
固相に固定化した抗体。
3.4
非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)[non-competitive immunoassay (sandwitch method)]
固相化抗体と標識抗体とによって試料中の分析対象成分を挟み込み,定量する試験方法。
3.5
交差反応性 (cross-reactivity)
抗体又は抗血清が,分析対象成分とは構造的に異なる物質に対して反応する度合い(JIS K 0461参照)。
注記1 このような物質に対する抗体又は抗血清の交差反応性は,各検量線の比較によって求められ
る。抗体又は抗血清の選択性(いわゆる特異性)は,交差反応性と逆の関係にある。抗体又
は抗血清は,異なる物質に対して異なる親和性を示す。ある特定の物質に対する抗血清の交
差反応性は,その測定濃度範囲内でも変化することがある。大抵の場合,免疫原の構造が抗
血清の選択性(いわゆる特異性)を本質的に決定する。抗血清でよく見られるように,種々
の抗体が集合体として存在していることによって交差反応が生じている場合,望ましくない
抗体は,交差吸収によって取り除くことができる。
注記2 検出可能な濃度で存在している交差反応性を示すすべての物質は,より高濃度値として又は
偽陽性としての結果をもたらす。
3.6
標識抗体 (antibody conjugate)
酸素,蛍光色素などで標識された抗体。トレーサーともいう(JIS K 0461参照)。

4 妨害

  測定への妨害は,不適切な試料採取(例えば,分析対象成分を吸着又は溶出するような用具),又は材料
を選択したことによって起こる。測定条件,例えば,pH,試料に含まれる金属イオン,フミン酸,防せい
(錆)剤,試験成分に影響する溶媒(例えば,マトリックス効果)などは分析に影響する。マトリックス
効果の影響は,分析対象成分の一定量を試料に添加することによって推定できる。

5 原理

  免疫測定方法は,分析対象成分の濃度を定量するために,分析対象成分又はその集団に対して調製した
抗体を,生化学的センサーとして使用する方法である。免疫測定方法は,スクリーニング用の分析手法と
して特に有用である。
分析対象成分に同時に2分子の抗体が結合できる場合の測定方法として,非競合免疫測定方法(サンド
イッチ法)を用いる。非競合免疫測定方法(サンドイッチ法)では,固相化抗体と標識抗体との2種類の
抗体を用いる。一定量の固相化抗体で分析対象成分を固相に捕らえ,一定量の標識抗体を作用させること
によって,2種類の抗体で分析対象成分を挟み込む。抗原抗体反応に関与しない成分は洗浄によって取り
除く。妨害的なマトリックス効果の大部分もこれによって除去される。より多くの分析対象成分が存在す
る場合,2種類の抗体に挟み込まれる分析対象成分も多くなり,標識抗体の濃度も高くなる。

――――― [JIS K 0462 pdf 5] ―――――

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JIS K 0462:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 0462:2008の関連規格と引用規格一覧