JIS K 0463:2009 アリル炭化水素受容体結合レポーター遺伝子アッセイ通則―ダイオキシン類のAhRアッセイ

JIS K 0463:2009 規格概要

この規格 K0463は、工業用水,工場敷地,産業活動によって生じる排ガス,ばいじん,燃え殻,工場排水,汚染土壌及び汚染底質中のダイオキシン類及びその類縁化合物を,ほ乳類由来の組換え培養細胞を用いたアリル炭化水素受容体結合レポーター遺伝子アッセイによって定量分析する場合の通則について規定。

JISK0463 規格全文情報

規格番号
JIS K0463 
規格名称
アリル炭化水素受容体結合レポーター遺伝子アッセイ通則―ダイオキシン類のAhRアッセイ
規格名称英語訳
Guidelines for reporter gene assay binding on arylhydrocarbon receptor -- Assay of Dioxins in an Ah Receptor
制定年月日
2009年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.060.50, 13.080.05, 71.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 0463:2009 PDF [21]
                                                                                   K 0463 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[3]
  •  5 組換え培養細胞・・・・[3]
  •  6 試薬・・・・[3]
  •  7 器具及び機器・・・・[4]
  •  8 サンプリング,前処理及び試料調製・・・・[4]
  •  8.1 サンプリング・・・・[4]
  •  8.2 前処理・・・・[4]
  •  8.3 標準液の調製・・・・[4]
  •  8.4 試料調製・・・・[4]
  •  9 細胞の管理・・・・[5]
  •  9.1 一般・・・・[5]
  •  9.2 細胞の起眠・・・・[5]
  •  9.3 細胞の継代培養・・・・[5]
  •  9.4 細胞の保存・・・・[5]
  •  10 測定操作・・・・[5]
  •  10.1 一般・・・・[5]
  •  10.2 は(播)種操作・・・・[6]
  •  10.3 暴露操作・・・・[6]
  •  10.4 洗浄操作・・・・[6]
  •  10.5 検出操作・・・・[6]
  •  11 分析方法のバリデーション(妥当性確認)・・・・[6]
  •  11.1 一般・・・・[6]
  •  11.2 精度プロファイル・・・・[6]
  •  11.3 検出下限・・・・[7]
  •  11.4 定量範囲・・・・[7]
  •  12 計算・・・・[8]
  •  12.1 検量線・・・・[8]
  •  12.2 測定試料の定量・・・・[8]
  •  13 日常精度管理・・・・[9]
  •  14 検査報告書・・・・[9]
  •  附属書A(参考)サンプリング及び前処理・・・・[11]
  •  附属書B(参考)細胞培養のフローチャート・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 0463 pdf 1] ―――――

K 0463 : 2009

pdf 目次

ページ

  •  附属書C(参考)測定操作例・・・・[14]
  •  附属書D(参考)誤差要因及び妨害要因並びにその対策・・・・[15]
  •  附属書E(参考)レセプターアッセイの分類・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 0463 pdf 2] ―――――

                                                                                   K 0463 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS K 0463 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 0463 : 2009

アリル炭化水素受容体結合レポーター遺伝子アッセイ通則−ダイオキシン類のAhRアッセイ

Guidelines for reporter gene assay binding on arylhydrocarbon receptor-Assay of Dioxins in an Ah Receptor

1 適用範囲

  この規格は,工業用水,工場敷地,産業活動によって生じる排ガス,ばいじん,燃え殻,工場排水,汚
染土壌及び汚染底質中のダイオキシン類及びその類縁化合物を,ほ乳類由来の組換え培養細胞を用いたア
リル炭化水素受容体結合レポーター遺伝子アッセイによって定量分析する場合の通則について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0461 競合免疫測定方法通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1106 液化二酸化炭素(液化炭酸ガス)
JIS K 3600 バイオテクノロジー用語
JIS K 3603 細胞凍結保存用プラスチック製容器
JIS K 3800 バイオハザード対策用クラスIIキャビネット
JIS K 3801 除菌用HEPAフィルタの性能試験方法
JIS K 3802 膜用語
JIS Z 8122 コンタミネーションコントロール用語
JIS Z 9021 シューハート管理図

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0461,JIS K 3600,JIS K 3802及びJIS Z 8122によるほ
か,次による。
3.1
ダイオキシン類及びその類縁化合物
アリル炭化水素受容体に結合することのできるPCDDs (polychlorodibenzo-p-dioxins),PCDFs
(polychlorodibenzofurans),ダイオキシン様(よう)PCB (dioxin-like PCB) 及びその他のハロゲン化芳香族
炭化水素類。
3.2
アリル炭化水素受容体 (arylhydrocarbon receptor)

――――― [JIS K 0463 pdf 4] ―――――

2
K 0463 : 2009
ダイオキシン類などの多環芳香族炭化水素をリガンドとする受容体。芳香族炭化水素受容体
(aromatichydrocarbon receptor)ともいい,Ah受容体やAhRと略すこともある。
注記1 通常細胞質にhsp90複合体として存在し,リガンドの結合によってhsp90が離れ,核内に移
行し,ARNT (arylhydrocarbon receptor nuclear translocator) というたん白質と複合体を形成して,
ダイオキシン応答配列 (DRE) に結合する。この結合によって下流にあるCYP1A1遺伝子な
どの転写活性化が誘導される。
注記2 ダイオキシン類の生体影響の多くは,この受容体とリガンドとが結合することによって引き
起こされる。
3.3
レポーター遺伝子 (reporter gene)
遺伝子産物又はその反応物を検出・定量するため,プロモーター下流に配置された遺伝子。通常ルシフ
ェラーゼなどの酵素遺伝子が用いられる。
3.4
相対発光量 (RLU : relative light unit)
発光光度計によって検出・測定された光子の量を示す値。
注記 測定機器の特性からサンプル由来の光子の絶対量を測定することは困難であるため,一般には
検出器によって測定された光子の量を示す値を相対値 (RLU) として用いる。
3.5
ダイオキシン応答配列 (DRE : dioxin responsive element)
アリル炭化水素受容体とリガンドとの結合体及びARNTから成る複合体が特異的に結合する遺伝子の塩
基配列部分。
3.6
ルシフェラーゼ (luciferase)
ホタル,ウミシイタケなどから得られる生物発光反応を触媒する酵素の総称。ルシフェラーゼの基質と
なり,酸化分解によって光を発する化学物質を総称してルシフェリンという。
3.7
継代培養 (subculture)
凍結保存した細胞又は培養した細胞の一部を分取して,別の新鮮な培地に移植して培養を繰り返す操作。
用いる細胞は,無限又は有限の細胞分裂能があるが,継代 (Passage) していくうちに細胞の性質が変化し
ていくことがある。このため,安定した結果を得るために継代回数が一定数以下の細胞だけを用いる。
3.8
起眠 (initial culture)
凍結保存しておいた細胞を用いて培養を開始する操作。
3.9
EC50 (50 % effective concentration)
化学物質の生物学的影響,例えば,レポーター遺伝子アッセイにおけるルシフェラーゼ由来の発光量を
測定した場合に,その化学物質によって生じる最大の影響を100 %としたとき,50 %の影響を与える濃度。
3.10
試料における定量下限 (minimum limit of determination in samples)
定量が可能な試料中の分析対象成分の最小濃度。用いた試料の量及び標準物質(6.3参照)における検出

――――― [JIS K 0463 pdf 5] ―――――

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JIS K 0463:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 0463:2009の関連規格と引用規格一覧