JIS K 6229:2015 ゴム―溶剤抽出物の求め方(定量) | ページ 3

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K 6229 : 2015
ここに, WA : 溶剤抽出分(質量分率%)
m0 : 試験片質量(mg)
m1 : フラスコだけの質量(mg)
m2 : 抽出分を含むフラスコ質量(mg)
m3 : 空試験におけるフラスコ質量増加分(mg)
8.2 B法
溶剤抽出分(質量分率%)は,次の式によって算出し,小数点1桁に丸める。
m4 m5
W=
B 100
m4
ここに, WB : 溶剤抽出分(質量分率%)
m4 : 抽出前の試験片質量(mg)
m5 : 抽出後の試験片質量(mg)
8.3 C法
溶剤抽出分(質量分率%)は,次の式によって算出し,小数点1桁に丸める。
a) 抽出後の試験片が単独でひょう量できる場合
m6 m7
WC 100
m6
ここに, WC : 溶剤抽出分(質量分率%)
m6 : 抽出前の試験片質量(mg)
m7 : 抽出後の試験片質量(mg)
b) 網布と試験片とを合わせてひょう量した場合
m6 (m8 m9 )
WC 100
m6
ここに, WC : 溶剤抽出分(質量分率%)
m6 : 抽出前の試験片質量(mg)
m8 : 抽出後の試験片と網布とを合わせた質量(mg)
m9 : 網布の質量(mg)
8.4 D法
溶剤抽出分(質量分率%)は,次の式によって算出し,小数点1桁に丸める。
m11 m12
WD 100
m11 m10
ここに, WD : 溶剤抽出分(質量分率%)
m10 : 金網の質量(mg)
m11 : 抽出前の試験片と金網とを合わせた質量(mg)
m12 : 抽出後の試験片と金網とを合わせた質量(mg)
8.5 試験結果
A法,B法,C法及びD法いずれの場合も,2回の測定値の平均を試験結果とする。

9 精度

  精度は,附属書Bに示す。

10 試験報告書

  試験報告書には,次の全てを記載する。
a) 試験室試料詳細

――――― [JIS K 6229 pdf 11] ―――――

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K 6229 : 2015
1) 試験室試料の詳細な記述
2) 試験室試料からの試験片調製法の詳細
b) 試験方法
1) この規格の番号
2) 使用試験方法(A法,B法,C法又はD法)
3) 使用装置
4) 使用抽出溶剤
c) 試験条件
1) 試験室温度及び相対湿度
2) 抽出後試験片の乾燥温度
3) この規格以外で,結果に影響を及ぼし得る事象の詳細
4) 抽出回数及び抽出時間(D法)
d) 試験結果
1) 個々の測定値
2) 個々の測定値の平均
e) 試験の年月日

――――― [JIS K 6229 pdf 12] ―――――

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附属書A
(参考)
適用ゴム及び推奨溶剤一覧
適用ゴム及び推奨溶剤の一覧を表A.1に示す。
表A.1−適用ゴム及び推奨溶剤一覧
適用ゴムの種類 略号 推奨溶剤
原料ゴム 未加硫配合ゴム 加硫配合ゴム
アクリルゴム ACM ヘキサン,ヘプタン ヘキサン,ヘプタン アセトン,ヘキサン,
ヘプタン,エタノール
エチルアクリレートとエチレンとの共重合体 AEM エタノール エタノール エタノール
塩素化ポリエチレン CM アセトン,ヘキサン アセトン,ヘキサン アセトン,ヘキサン
クロロスルホン化ポリエチレン CSM アセトン アセトン アセトン
アルキルクロロスルフォン化ポリエチレン ACSM アセトン アセトン アセトン
エチレンとプロピレンとの共重合体 EPM アセトン,2-ブタノン,
アセトン,2-ブタノン, アセトン
ETA ETA
エチレンとプロピレンとジエンとの共重合体 EPDM アセトン,2-ブタノン,
アセトン,2-ブタノン, アセトン
ETA ETA
エチレンとビニルアセテートとの共重合体 EVM エタノール エタノール エタノール
FKM
フルオロ及びパーフルオロアルコキシ基を側鎖にもつ共重合体 エタノール エタノール アセトン,ヘキサン,
エタノール
エピクロロヒドリンゴム CO ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
エチレンオキシドとエピクロロヒドリンとの共重合体 ECO ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
GCO
エピクロロヒドリンとアリルグリシジルエーテルとの共重合体 ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
K6
GECO
エチレンオキシド,エピクロロヒドリン及びアリルグリシジル ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
22
エーテルの共重合体 エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
9 : 2
GPO
プロピレンオキシドとアリルグリシジルエーテルとの共重合体 ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
01
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
5
3

――――― [JIS K 6229 pdf 13] ―――――

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K 6229 : 2015
K6
3
表A.1−適用ゴム及び推奨溶剤一覧(続き)
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適用ゴムの種類 略号 推奨溶剤
9 : 2
原料ゴム 未加硫配合ゴム 加硫配合ゴム
01
ポリジメチルシロキサン MQ アセトン アセトン アセトン
5
VMQ
ポリマー鎖にメチル置換基とビニル置換基とをもつシリコーン アセトン アセトン アセトン
ゴム
ブタジエンゴム BR アセトン,ETA アセトン,ETA アセトン,ETA
クロロプレンゴム CR アセトン,ヘキサン, アセトン,ヘキサン, アセトン,ヘキサン,
ヘプタン,エタノール, ヘプタン,エタノール
ヘプタン,エタノール,
ETA ETA
ブチルゴム IIR アセトン アセトン アセトン
塩素化ブチルゴム CIIR アセトン,ヘキサン アセトン,ヘキサン アセトン
臭素化ブチルゴム BIIR アセトン,ヘキサン アセトン,ヘキサン アセトン
天然ゴム NR アセトン,ETA アセトン,ETA アセトン,ETA
イソプレンゴム IR アセトン,ETA アセトン,ETA アセトン,ETA
ニトリルゴム NBR ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
水素化されたニトリルゴム HNBR ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,アセトン,ヘキサン,
エタノール エタノール ヘプタン,エタノール
カルボキシル化されたニトリルゴム XNBR ヘキサン,ヘプタン, ヘキサン,ヘプタン,ヘキサン,ヘプタン,
エタノール エタノール エタノール
スチレンとブタジエンとの共重合体 SBR アセトン,ETA アセトン,ETA アセトン,ETA
水素化されたスチレンとブタジエンとの共重合体 HSBR アセトン,ETA アセトン,ETA アセトン,ETA
ノルボルネンゴム NOR アセトン アセトン アセトン
ポリエステルウレタン又はポリエーテルウレタン AU又はEU エタノール エタノール アセトン
TPS-SBS
スチレンとブタジエンとのブロック共重合体(熱可塑性エラス アセトン,ETA アセトン,ETA
トマー)
TPS-SEBS
ポリスチレン−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン(熱 アセトン,ヘキサン, アセトン,ヘキサン,ETA
可塑性エラストマー) ETA
TPS-SIS
スチレンとイソプレンとのブロック共重合体(熱可塑性エラス アセトン,ETA アセトン,ETA
トマー)
TPS-SEPS
ポリスチレン−ポリ(エチレン−プロピレン)−ポリスチレン アセトン,ETA アセトン,ETA
(熱可塑性エラストマー)

――――― [JIS K 6229 pdf 14] ―――――

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K 6229 : 2015
表A.1−適用ゴム及び推奨溶剤一覧(続き)
適用ゴムの種類 略号 推奨溶剤
原料ゴム 未加硫配合ゴム 加硫配合ゴム
TPZ-(NBR+PVC)
アクリロニトリル−ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとのブレ エタノール エタノール
ンド物(熱可塑性エラストマー)
TPZ-(Syn.1,2-BR)
シンジオタクティック1,2-ポリブタジエン樹脂(熱可塑性エラス アセトン,エタノール,ETA
アセトン,エタノール,
トマー) ETA
オレフィン系熱可塑性エラストマー TPO アセトン アセトン
アミド系熱可塑性エラストマー TPA エタノール エタノール
エステル系熱可塑性エラストマー TPC エタノール エタノール
ウレタン系熱可塑性エラストマー TPU エタノール エタノール
注記 適用ゴムの略号については,JIS K 6397を,熱可塑性エラストマーの用語及び記号については,JIS K 6418を参照する。
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――――― [JIS K 6229 pdf 15] ―――――

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JIS K 6229:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1407:2011(MOD)

JIS K 6229:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6229:2015の関連規格と引用規格一覧