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K 6252-2 : 2015
附属書B
(規定)
試験装置の校正
B.1 点検
試験装置の校正を行う場合,事前に,校正する項目の現状を,校正報告書又は証明書で記録された点検
結果によって確認する。校正が,納入時の状態の校正なのか,異常又は欠陥を修理した後の校正なのかも
記録する。
試験装置が,規定した測定値を含め,要求試験精度を満たしていて,正式に校正する必要がない場合も,
そのことを確認する。要求測定値が変化しやすい傾向にある場合は,定期点検の必要性を詳細な校正手順
に記載する。
B.2 試験装置の校正計画
試験装置の校正及び校正証明書は,この規格の要求事項である。校正周期については,特に規定されな
い場合,ISO 18899の指針を参考にして各規格使用者の自由裁量で決めてよい。
表B.1には,校正計画を規定する要求試験項目及び要求事項を示す。要求試験項目及び測定値は,試験
装置本体,装置の一部又は補助的な装置にも関連している。
それぞれの測定値についての校正手順は,ISO 18899,その他の発行文書又は詳細に記載された試験方法
を用いてもよい(ISO 18899よりも詳細に規定した校正手順が記載されている場合には,それを用いる。)。
それぞれの項目の校正周期は,略号で示す。校正計画に用いた略号を次に示す。
S : ISO 18899による標準的な構成周期
表B.1−校正計画
要求試験項目 要求事項 ISO 18899:2004の箇条番号 校正周期a)
打抜き型 図1及び図2に示す形状で図3 15.2 S(1回/2年)
の形状の試験片を作製できる 15.3 S(1回/2年)
ように刃は,鋭利で欠けがな 15.9 S(1回/2年)
いこと
引張試験機 引張試験機 JIS K 6272 − −
力の等級 1級 21.1 S(1回/2年)
速度 (500±50) m/min 23.4 S(1回/2年)
注a) 括弧内の校正周期は,例である。
表B.1に加えて次のものが必要である。
a) タイマー
b) 状態調節及び温度を確認するための温度計
c) 状態調節及び湿度を確認するための湿度計
d) 試験片の寸法を測定するための器具
――――― [JIS K 6252-2 pdf 11] ―――――
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K 6252-2 : 2015
附属書JA
(参考)
測定方法1 : 読取顕微鏡による測定
JA.1 趣旨
デルフト形試験片の引き裂かれた実際の幅は,切込み部の両外側の合計の幅に相当する。切込みの幅は,
6.2.2.3(測定方法2 : 打抜き刃の形状からの算出)では,打抜き刃の幅と切込み刃の幅との差を用いる。
しかし,同じ打抜き刃によって試験片を作製しても,硬さの異なる加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの場合に,
切込み長さ及び試験片の幅において変動が生じることがある。さらに,切込みがその深さ方向に均一にな
らないこと及び/又は切り込まれた表面が広くなることがある。このため正確を期すためには,測定方法
は困難で一般的ではないが,次の方法で,切込みの幅を測定することが望ましい。
JA.2 測定
JA.2.1 読取顕微鏡
読取顕微鏡は,倍率10倍以上で0.01 mm間隔の目盛をもつものを用いるとよい。
JA.2.2 測定方法
打抜き型から打ち抜いた切込み入りの予備試験片(試験片と同一のもの)を用い,その予備試験片の切
込み面に沿ってかみそり刃で切断する。その断面を読取顕微鏡を用いて,次の手順で,試験時に引き裂か
れる幅(切込み部の両外側の合計の幅)を測定する。
a) 切込みの端は,図JA.1に示すように湾曲しており,切込みの両側の幅を測定する場合は,その湾曲を
考慮する。
b) 左側b1の幅は,線ABから全体の面積がS1+S2=S3となる仮想線A B までの距離とする。右側におい
ても同様に,全体の面積S 1+S 2=S 3となる仮想線C D を推定し,b2の幅を得る。
c) 切込み両外側の引き裂かれるゴムの全幅bは,b1+b2となる。
単位 mm
図JA.1−デルフト形試験片の切込み部分の切断面
――――― [JIS K 6252-2 pdf 12] ―――――
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K 6252-2 : 2015
参考文献
[1] JIS K 6252-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方−第1部 : トラウザ形,アングル形及
びクレセント形試験片を用いる方法
注記 対応国際規格 : ISO 34-1,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tear strength−Part
1: Trouser, angle and crescent test pieces(MOD)
[2] ISO/TR 9272,Rubber and rubber products−Determination of precision for test method standards
――――― [JIS K 6252-2 pdf 13] ―――――
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K 6252-2 : 2015
K6
2
附属書JB
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(参考)
2-
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
015
ISO 34-2:2011,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of tear strength
JIS K 6252-2:2015 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方−第2部 : デル
フト形試験片を用いる方法 −Part 2: Small (Delft) est pieces
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 適用範囲 1 変更 一部を原理に移動 構成の変更であり,技術的な差異
囲 はない。
2A 用語 − − 追加 JISとして必要な追加で技術的な
用語及び定義の箇条を追加し,
及び定義 JIS K 6200によるとした。ま 差異はない。
た,それ以外に,デルフト形引
裂強さの定義を追加した。
3 原理 3 変更 適用範囲の一部を移動 構成の変更であり,技術的な差異
はない。
4.2 図1 4.2 図1 削除 b3=W−wを削除 b3は,6.2.2.3で説明しているので
図中でb3の説明が必要になる。
図中表示は不要。技術的な差異は
ない。
6.1 試験 6.1 追加 試料の作成方法を追加 JIS K 6252-1に合わせた追加で,
片の形状 技術的な差異はない。
及び打抜
き
6.2.2.2 測定方法1 削除 測定方法1は,実施が困難であ難易度が高く,実施困難な測定方
法であるため,参考情報とするこ
るため,本文から削除し,附属
書JA(参考)に移動 とをISOに提案する。
6.4 試験 6.4 追加 列理の方向を追加 分かりやすくするための追加で,
片の数 技術的な差異はない。
7 試験温 7 追加 標準試験温度以外の試験条件 分かりやすくするための追加で,
度 を追加 技術的な差異はない。
――――― [JIS K 6252-2 pdf 14] ―――――
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K 6252-2 : 2015
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
9 計算 9 追加 JISとして必要な引用で,技術的
数値の丸め方(JIS Z 8401)を
追加 な差異はない。
附属書B B.2 試験装置の校 B.2 追加 校正周期の欄にISO 18899に 分かりやすくするための追加で,
(規定) 正計画 よるSに具体的な校正周期の 技術的な差異はない。
例を追記した。
追加 湿度計を追加 JIS K 6252-1に合わせた。
附属書JA 6.2.2.2 測定方法1 追加 測定方法1は,実施が困難であ難易度が高く,実施困難な測定方
(参考) 法であるため,参考情報とするこ
るため,本文から削除し,附属
書JA(参考)に移動 とをISOに提案する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 34-2:2011,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
K6 252-
2 : 2015
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JIS K 6252-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 34-2:2011(MOD)
JIS K 6252-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6252-2:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6272:2003
- ゴム―引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)―仕様
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方