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K 6264-2 : 2005
(8) 各試験の標準試験片の欄で,
・ウイリアムスは,ウイリアムス摩耗試験の略
・アクロンは,アクロン摩耗試験の略
・改良ランボーンは,改良ランボーン摩耗試験の略
・DINは,DIN摩耗試験の略
・ピコは,ピコ摩耗試験の略
(9) ウイリアムス摩耗試験の標準試験片には,配合A又はCのいずれかを用いるが,通常は配合Cを用いる
のが望ましい。
(10) アクロン摩耗試験には,配合A,B,C又はD1から目的に近似した配合を用いるが,通常は配合Cを用
いる。
(11) 配合D1は,DIN摩耗試験の基準試験片に用いるほか, DIN摩耗試験機の研磨布の校正及び調整に用いる。
(12) 配合E1E5は,ピコ摩耗試験の基準試験片に用いるほか,ピコ摩耗試験機の確認に用いる。配合の混練
方法を附属書2に示す。
備考 品質を規定していない配合剤の品質は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS K 6264-2 pdf 36] ―――――
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K 6264-2 : 2005
附属書2(参考)ピコ摩耗試験用基準配合の混練方法
この附属書は,附属書1に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 混練装置
1.1 密閉式混練機 密閉式混練機は,JIS K 6299による接線形密閉式混練機A1タイプの実混練容積1 170
±40 cm3,ロータ回転速度は毎分77 回転,ロータ回転速度比1.125 : 1を標準とする。
1.2 練りロール機 練りロール機は,JIS K 6299による直径150155 mm練りロール機又は直径200 mm
練りロール機を標準とする。
備考 他の密閉式混練機や練りロール機を用いる場合は,バッチ量,ロータ回転速度又は混練サイク
ルの調整が必要である。
2. 混練方法
2.1 密閉式混練機混練りの場合 密閉式混練機混練りの場合は,1段練りは密閉式混練り機,2段練りは
練りロール機を用い,その混練り手順を附属書2表1に示す。
a) 1段練りは,混練り開始時の混合室温度が50 ℃となるようにし,バッチ量が全混合室容積の70 %と
する。
b) 2段練りは,200 mm練りロール機(1)を用い,混練り開始時のロール温度が60 ℃となるようにする。
注(1) 150155 mm練りロール機を用いる場合は,1段練りのバッチの約1/3を正しく量り,それに対
応する加硫剤(TBBSと硫黄)を配合(附属書1表1)から計算して添加する。この場合の混練
サイクルは,200 mm練りロール機を用いた場合と同じ試料を得るためには,調節が必要となる。
2.2 練りロール機混練りの場合 JIS K 6299の7.1(練りロール機の標準混練操作)による。
附属書2表 1 標準配合の混練手順
単位 min : s
混練手順 配合番号
E1 E2 E3 E4 E5
1段練り ゴム添加 0 : 00 0 : 00 0 : 00 0 : 00 0 : 00
配合剤(加硫剤以外)添加 0 : 30 0 : 30 0 : 30 0 : 30 0 : 30
ラム掃除 2 : 00 1 : 45 2 : 10 2 : 00 2 : 00
オイル添加 2 : 30 2 : 10 2 : 55 2 : 25 2 : 30
ラムばき落とし 3 : 10 3 : 00 3 : 50 3 : 15 3 : 10
排出 4 : 15 3 : 50 5 : 05 4 : 00 4 : 10
2段練り バッチ巻付け 0 : 00 0 : 00 0 : 00 0 : 00 0 : 00
加硫剤添加 0 : 30 0 : 40 0 : 45 0 : 40 0 : 40
丸め通し 2 : 30 2 : 15 3 : 00 2 : 15 2 : 00
シート出し 6 : 15 6 : 30 6 : 15 5 : 30 5 : 30
――――― [JIS K 6264-2 pdf 37] ―――――
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K 6264-2 : 2005
附属書3(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS K 6264-2 : 2005 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐摩耗性の求め方−第2部 : 試験方法 ISO 4649 : 2002,加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−回転円筒型摩耗試験機を用い
た耐摩耗性の求め方
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異
規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本文
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
6.1 目的 ISO 4649 4 原理 IDT −
6.2 DIN摩耗試験機 5 試験装置 MOD/追 研磨布の研磨材を規 技術的な差異は軽微。
加 定しているJISを引用
研磨布の別の取付方
法を追加。
6.3 試験片 6 試験片 IDT −
5.2 試験温度 7 試験温度 IDT −
6.4 試験方法 8 試験方法 IDT −
6.5 計算 9 計算 IDT −
− − 10 精度 MOD/削 JISは精度について記 20年前の古いデータであり,削除した。
除 載しなかった。 次回ITPが実施される際参加する。
6.6 記録 11 記録 MOD/追 その他必要事項を追 JISとして必要なため追加。技術的差異
加 加。 は軽微。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/削除········· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
K6
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
264
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
-
2 : 2
― MOD··············· 国際規格を修正している。
00
3
5
5
JIS K 6264-2:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4649:2002(MOD)
JIS K 6264-2:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6264-2:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK1410:1995
- 酸化亜鉛
- JISK3331:2009
- 工業用硬化油・脂肪酸
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6220-2:2018
- ゴム用配合剤―有機薬品―試験方法―第2部:スルフェンアミド促進剤
- JISK6220-3:2018
- ゴム用配合剤―有機薬品―試験方法―第3部:パラフェニレンジアミン(PPD)系老化防止剤
- JISK6222-1:2010
- ゴム用配合剤―硫黄―試験方法
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6264-1:2005
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐摩耗性の求め方―第1部:ガイド
- JISK6268:1998
- 加硫ゴム―密度測定
- JISK6299:2012
- ゴム―試験用試料の作製方法
- JISR6111:2005
- 人造研削材
- JISR6111:2020
- 人造研削研磨材
- JISR6210:2006
- ビトリファイド研削といし
- JISR6212:2006
- レジノイド研削といし
- JISR6251:2006
- 研磨布
- JISR6252:2006
- 研磨紙