JIS K 6779:2016 ポリブテン管継手

JIS K 6779:2016 規格概要

この規格 K6779は、JIS K 6778に規定する主に温度90℃以下の水輸送用に使用するポリブテン管の接合に用いる管継手について規定。

JISK6779 規格全文情報

規格番号
JIS K6779 
規格名称
ポリブテン管継手
規格名称英語訳
Polybutene (PB) pipe fittings
制定年月日
1990年6月1日
最新改正日
2016年8月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 15876-3:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

23.040.45, 83.140.30, 91.140.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1990-06-01 制定日, 1995-12-01 改正日, 1999-01-20 改正日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2009-03-20 改正日, 2010-03-23 改正日, 2011-03-22 改正日, 2016-08-22 改正
ページ
JIS K 6779:2016 PDF [18]
                                                                                   K 6779 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及び記号・・・・[2]
  •  5 性能・・・・[3]
  •  6 外観・・・・[3]
  •  7 構造及び形状・・・・[3]
  •  8 材料・・・・[5]
  •  9 試験方法・・・・[5]
  •  9.1 外観,構造及び形状・・・・[5]
  •  9.2 寸法・・・・[5]
  •  9.3 気密試験・・・・[5]
  •  9.4 水密試験・・・・[5]
  •  9.5 耐圧試験・・・・[5]
  •  9.6 負圧試験・・・・[6]
  •  9.7 熱間内圧クリープ試験・・・・[6]
  •  9.8 引抜試験・・・・[6]
  •  9.9 圧縮離試験 69.10 浸出試験・・・・[7]
  •  9.11 試験結果の数値の表し方・・・・[7]
  •  10 検査・・・・[7]
  •  11 表示・・・・[8]
  •  12 取扱い上の注意事項・・・・[8]
  •  附属書JA(規定)ポリブテン管継手の浸出試験方法・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)ポリブテン管継手のE種の継手と管との接合方法・・・・[10]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6779 pdf 1] ―――――

K 6779 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ポリブテンパイプ
工業会(JPBPA),日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業
標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産
業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS K 6779:2011は改正され,この規格に置き換え
られた。
なお,平成29年8月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 6779:2011によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6779 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6779 : 2016

ポリブテン管継手

Polybutene (PB) ipe fittings

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 15876-3を基とし,2011年に改正されたが,今回,
JIS K 6793(水道用ポリブテン管継手)との統合,また,浸出基準を厚生労働省令に追従しやすい表記と
するなどに対応するため,改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,JIS K 6778に規定する主に温度90 ℃以下の水輸送用に使用するポリブテン管(以下,管
という。)の接合に用いる管継手(以下,継手という。)について規定する。
なお,ポリブテン管は,使用圧力0.75 MPa以下の水道の屋内配管の性能に適合しており,この管継手も
同性能に適合している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15876-3:2003,Plastics piping systems for hot and cold water installations−Polybutylene (PB)−
Part 3: Fittings(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide21-1に基づき,“修正している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
JIS B 0254 管用平行ねじゲージ
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6778 ポリブテン管
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS S 3200-1 水道用器具−耐圧性能試験方法
JIS S 3200-7 水道用器具−浸出性能試験方法
JIS Z 8102 物体色の色名

――――― [JIS K 6779 pdf 3] ―――――

2
K 6779 : 2016
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
3.1
メカニカル式継手
継手に管を差し込み,ナット,バンド,スリーブなどを締め付けることによって水密性を確保する継手,
又はOリングによって水密性を確保する継手。
3.2
電気融着式継手
継手自体に電熱線などの発熱体を組み込んだ融着接合可能な差込み継手。
3.3
熱融着式継手
熱板などの接合工具によって,継手及び管を加熱して融着接合する差込み継手。
3.4
気密試験
金属材料の両端を適切な方法で封じ,内部に圧力を加え,漏れ,その他の異常の有無を確認する試験。
3.5
負圧試験
継手に管を接合し,適切な方法で内部を減圧して,吸い込み,その他の異常の有無を確認する試験。
3.6
圧縮離試験
継手に管を融着接合したものを半割りにし,接合した管の内面が接触するまで圧縮し,融着接合部の長
さに対する離長さの比率(離長さ率)を求める試験。
3.7
常温
JIS Z 8703に規定する標準状態の温度を20 ℃とし,その許容差をJIS Z 8703の3.1(標準状態の温度の
許容差)の温度15級(±15 ℃)とした温度状態で,20 ℃±15 ℃。

4 種類及び記号

  継手の種類及び記号は,接合方式によって区分し,表1による。
表1−継手の種類及び記号
継手の種類 記号
メカニカル式継手 M種
電気融着式継手(定電流方式) E種a) A形
電気融着式継手(定電圧方式) B形
熱融着式継手 H種
注a) 種の継手は,融着方法の違いからA形とB形との2種類とする(附
属書JB参照)。
なお,A形及びB形の誤作動防止を目的として,継手の通電端子
の外径についてA形は2.0 mm,B形は2.5 mmとする。

――――― [JIS K 6779 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 6779 : 2016

5 性能

  継手の性能は,9.39.10によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。
表2−継手の性能
性能項目 性能 継手の種類 適用箇条
気密性a) 漏れ,その他の異常があってはならない。 M種 9.3
水密性 漏れ,その他の異常があってはならない。 E種 9.4
耐圧性 漏れ,その他の異常があってはならない。 H種 9.5
負圧性 空気(又は水)の吸込み,その他の異常があ 9.6
ってはならない。
熱間内圧クリープ性 漏れ,その他の異常があってはならない。 9.7
引抜性 抜け出し,その他の異常があってはならない。 9.8
圧縮離性 融着接合部の離長さ率が15 %以下 E種 9.9
浸出性b) 濁度 給水装置の構造及び材質の基準に関する省ポリブテン成形 9.10
色度 令(平成9年厚生省令第14号)の別表第一 部分に適用する。
全有機炭素(TOC) 中の“給水装置の末端以外に設置されている
臭気 給水用具の浸出液,又は給水管の浸出液に係
味 る基準”による。
残留塩素の減量 0.7 mg/L以下
JA.4.2による浸出性 給水装置の構造及び材質の基準に関する省接水部がポリブ
令(平成9年厚生省令第14号)の別表第一 テン以外の成形
部分に適用する。
中の“給水装置の末端以外に設置されている
給水用具の浸出液,又は給水管の浸出液に係
る基準”による。
注a) 気密性は,連続鋳造以外の砂型鋳造等で製造したものに適用する。
b) 浸出性の試験温度は,95 ℃とする。ただし,残留塩素の減量だけは,常温とする。また,臭気及び味以外
は,空試験値との差から求める。

6 外観

  継手の外観は,次による。
a) 種の継手の外観は,拡大せずに目視した場合,内外面が滑らかで,鋳巣,鋳ばり,きず,割れなど
の使用上支障となる欠点があってはならない。
b) 種の継手の外観は,拡大せずに目視した場合,電熱線組込み部を除き,内外面が滑らかで,きず,
割れなどの使用上支障となる欠点があってはならない。
c) 種の継手の外観は,拡大せずに目視した場合,内外面が滑らかで,きず,割れなどの使用上支障と
なる欠点があってはならない。
d) 種及びH種の継手の樹脂部の色は,JIS Z 8102に規定する明るい灰みの赤みを帯びた黄(ベージュ)
とする。

7 構造及び形状

  継手の構造及び形状の例を図1図3に示す。
なお,継手の構造及び形状は,箇条5及び箇条6を満足すれば図1図3に示す以外でもよい。

――――― [JIS K 6779 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 6779:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15876-3:2003(MOD)

JIS K 6779:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6779:2016の関連規格と引用規格一覧