JIS K 8027:2020 アセチルアセトン(試薬) | ページ 2

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K 8027 : 2020
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,更に水
を加えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“澄明”を用いる。
澄明の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)0.2 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)
参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,更に水を加えて
20 mLとし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 容量50 mL,直径約24 mmで目盛りのあるもの。
d) 操作 操作は,次による。
1) 試料溶液の調製は,試料2 g(2.1 mL)を共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,水を加えて混合
し,更に水を加えて20 mLにする。
2) 試料を溶かした直後に,試料溶液の濁りの程度をb)と比較する。また,ごみ,浮遊物などの異物の
有無を共通すり合わせ平底試験管の上方又は側方から観察する。
e) 判定 次の1)及び2)に適合するとき,“水溶状 : 試験適合(規格値)”とする。
1) 試料溶液の濁りは,b)の濁りより濃くない。
2) 試料溶液には,ごみ,浮遊物などの異物は,ほとんど認めない。

6.5 エタノール溶状

  エタノール溶状の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) エタノール(95) JIS K 8102に規定するもの。
2) 硝酸(1+2) 6.4 a) 1)による。
3) 硝酸銀溶液(20 g/L) 6.4 a) 2)による。
4) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) 6.4 a) 3)による。
b) 濁りの程度の適合限度標準 6.4 b)による。
c) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 6.4 c)による。
d) 操作 操作は,次による。
1) 試料溶液の調製は,試料2 g(2.1 mL)を共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,エタノール(95)
を加えて混合し,更にエタノール(95)を加えて20 mLにする。
2) 試料を溶かした直後に,試料溶液の濁りの程度をb)と比較する。また,ごみ,浮遊物などの異物の
有無を共通すり合わせ平底試験管の上方又は側方から観察する。
e) 判定 次の1)及び2)に適合するとき,“エタノール溶状 : 試験適合(規格値)”とする。
1) 試料溶液の濁りは,b)の濁りより濃くない。
2) 試料溶液には,ごみ,浮遊物などの異物は,ほとんど認めない。

6.6 密度(20 ℃)

  密度(20 ℃)の試験方法は,JIS K 0061の7.2(比重瓶法)又は7.3(振動式密度計法)による。

――――― [JIS K 8027 pdf 6] ―――――

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6.7 屈折率n20D
屈折率n20Dの試験方法は,JIS K 0062による。
6.8 水分
水分の試験方法は,JIS K 0068の6.3(容量滴定法)又は6.4(電量滴定法)による。ただし,試料量は,
容量滴定法の場合は5.0 g(5.1 mL)をはかりとり,電量滴定法の場合は1.0 g(1.0 mL)をはかりとる。滴
定溶媒又は電解液は,ピリジン−エチレングリコール混合液(ピリジンの体積5とエチレングリコールの
体積1とを混合する。)又は使用に適切な市販のケトン類水分測定溶媒を用いる。

6.9 酸(CH3COOHとして)

  酸(CH3COOHとして)の試験方法は,次による。
a) ガス及び試験用溶液類 ガス及び試験用溶液類は,次による。
1) 窒素 純度がJIS K 1107に規定する2級以上のもの。
2) 0.02 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 0.799 9 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム
を用い,JIS K 8001のJA.6.5 c) 2)(0.02 mol/L 水酸化ナトリウム溶液)に従って調製する。
3) 0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 4.000 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを
用い,JIS K 8001のJA.6.4 r) 4)(0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液)に従って調製,標定及び計算す
る。
4) 二酸化炭素を除いた水 JIS K 8001の5.8 c)(二酸化炭素を除いた水)による。
5) ブロモクレゾールグリーン−メチルレッド溶液 JIS K 8840に規定するブロモクレゾールグリーン
0.15 g及びJIS K 8896に規定するメチルレッド0.10 gをはかりとり,JIS K 8102に規定するエタノ
ール(95)を加えて溶かし,更にJIS K 8102に規定するエタノール(95)を加えて200 mLにする。
調製した溶液は,褐色ガラス製瓶に保存する。
b) 器具 主な器具は,次による。
1) メスピペット又はミクロビュレット 最小目盛0.01 mLのもの。
2) シリンジ 容量10 mL50 mLのもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料溶液の調製は,あらかじめ窒素を約200 mL/minの流量で約2分間通じて,空気を置換した三角
フラスコ200 mLに二酸化炭素を除いた水50 mL及びブロモクレゾールグリーン−メチルレッド溶
液3滴を速やかに加え,液面に窒素を通じながら,0.02 mol/L 水酸化ナトリウム溶液を液の色が緑
になるまでメスピペット又はミクロビュレットを用いて加える。
2) 直ちに,シリンジなどを用いて試料2 g(約2.1 mL)を加え,液面に窒素を通じながら,メスピペ
ット又はミクロビュレットを用いて,0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液1.0 mLを加え,液の色を観
察する。
d) 判定 試料溶液から得られた液の色が,アルカリ性側の色(緑)を示すとき,“酸(CH3COOHとして) :
質量分率0.3 %以下(規格値)”とする。
注記 0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液1 mLは,0.006 005 g CH3COOHに相当する。

6.10 不揮発物

  不揮発物の試験方法は,JIS K 0067の4.3.4(1)(第1法 水浴上で加熱蒸発する方法)による。ただし,
この場合,試料10 g(約10.3 mL)をはかりとる。

――――― [JIS K 8027 pdf 7] ―――――

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7 容器

  容器は,遮光した気密容器とする。

8 表示

  容器には,次の事項を表示する。
a) この規格の番号
b) 名称“アセチルアセトン”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 化学式及び式量
e) 純度
f) 内容量
g) 製造番号
h) 製造年月又はその略号
i) 製造業者名又はその略号

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