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JIS K 0071-1:2017 規格概要
この規格 K0071-1は、常温で液体の化学製品,又は加熱して溶融状態になる化学製品の色を試験する方法について規定。この試験方法は,白金-コバルト色標準液の色と類似の色調をもつ透明液体に適用。
JISK0071-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K0071-1
- 規格名称
- 化学製品の色試験方法―第1部 : ハーゼン単位色数(白金-コバルトスケール)
- 規格名称英語訳
- Test methods for colour of chemical products -- Part 1:Estimation of colour in Hazen units (platinum-cobalt colour scale)
- 制定年月日
- 1998年10月20日
- 最新改正日
- 2017年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2211:1973(MOD), ISO 6271:2015(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.50, 87.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 化学分析 2021, 色彩 2019
- 改訂:履歴
- 1998-10-20 制定日, 2005-10-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-11-20 改正
- ページ
- JIS K 0071-1:2017 PDF [13]
K 0071-1 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 測定試料の採取及び前処理・・・・[2]
- 6 白金-コバルト色標準液の調製・・・・[2]
- 7 測色計による測定・・・・[3]
- 7.1 一般・・・・[3]
- 7.2 装置及び器具・・・・[3]
- 7.3 手順・・・・[3]
- 8 目視による測定・・・・[3]
- 8.1 一般・・・・[3]
- 8.2 装置及び器具・・・・[3]
- 8.3 手順・・・・[4]
- 9 試験結果の表し方・・・・[5]
- 10 試験報告書・・・・[5]
- 附属書A(規定)白金-コバルト色標準液の調製・・・・[6]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 0071-1 pdf 1] ―――――
K 0071-1 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
化学工業協会(JCIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。これによって,JIS K 0071-1:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 0071の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 0071-1 第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0071-2 第2部 : ガードナー色数
JIS K 0071-3 第3部 : セーボルト色数
JIS K 0071-4 第4部 : ASTM色数
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 0071-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 0071-1 : 2017
化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
Test methods for colour of chemical products- Part 1: Estimation of colour in Hazen units (platinum-cobalt colour scale)
序文
この規格は,1973年に第1版として発行されたISO 2211及び2015年に第3版として発行されたISO 6271
を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項又は対応
国際規格にはない事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,常温で液体の化学製品,又は加熱して溶融状態になる化学製品の色を試験する方法につい
て規定する。この試験方法は,白金−コバルト色標準液の色と類似の色調をもつ透明液体に適用する。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2211:1973,Liquid chemical products−Measurement of colour in Hazen units (platinum-cobalt
scale)
ISO 6271:2015,Clear liquids−Estimation of colour by the platinum-cobalt colour scale(全体評価 :
MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注記2 化学製品とは,化学反応によって生成する物質全般をさす。個別の製品又は製品群の規格に
おいて,この規格と異なる試験方法が規定されている場合は,その規格に従う。
警告 化学製品には,揮発性,爆発性,放射性などの性質をもつものがある。この規格に規定する試
験方法を適用する場合は,安全データシート(SDS)などを参考にして,各自の責任において
安全,健康及び環境に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
――――― [JIS K 0071-1 pdf 3] ―――――
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K 0071-1 : 2017
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8163 ヘキサクロロ白金(IV)酸カリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色
JIS Z 8781-1 測色−第1部 : CIE測色標準観測者の等色関数
JIS Z 8781-2 測色−第2部 : CIE測色用標準イルミナント
JIS Z 8781-3 測色−第3部 : CIE三刺激値
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0211,JIS Z 8105及びJIS Z 8781-1JIS Z 8781-3による
ほか,次による。
3.1
ハーゼン単位色数(Hazen unit)
1 L中にヘキサクロロ白金イオンの形態の白金1 mg及び塩化コバルト(II)六水和物2 mgを含む溶液の
色を1とする尺度。
注記 “ハーゼン単位色数”は,“白金−コバルトスケール(platinum-cobalt colour scale)”,“APHA色
(APHA colour)”とも呼ばれている。
4 原理
液体の化学製品及び加熱して溶融状態となった化学製品の色を,測色計を用いて測定し,白金−コバル
ト色標準液から作成した検量線によってハーゼン単位色数を求める(箇条7参照)。又は,液体の化学製品
及び加熱して溶融状態となった化学製品の色と白金−コバルト色標準液の色とを比較し,該当する白金−
コバルト色標準液の色数をハーゼン単位色数とする(箇条8参照)。
5 測定試料の採取及び前処理
測定試料は,その化学製品を代表するように採取する。測定試料に濁り又は気泡がある場合は,ろ過,
遠心分離,加熱,超音波処理などの処理を行い,除去する。測定試料は,前処理によって色が変わるもの
がある。
なお,個別の化学製品又はその製品群において,測定試料の採取方法が規定されている場合は,その規
格の方法に従って採取する。
6 白金-コバルト色標準液の調製
白金−コバルト色標準液の調製は,附属書Aによる。
――――― [JIS K 0071-1 pdf 4] ―――――
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K 0071-1 : 2017
7 測色計による測定
7.1 一般
測色計を用いて,測定試料の透過測定を行い,JIS Z 8722に従って2度視野かつ補助標準イルミナント
Cにおける三刺激値X,Y及びZを求める。
同一の測色計を用いた白金−コバルト色標準液の三刺激値X,Y及びZから作成した検量線を用いて,
測定試料に対応する白金−コバルト色標準液の色数を求め,測定試料のハーゼン単位色数とする。検量線
が内蔵されている測色計の場合,ハーゼン単位色数を直読する。
7.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
7.2.1 測色計 測色計は,JIS Z 8722に規定する分光測光器若しくは光電色彩計,又はJIS K 0115に規定
する分光光度計を用いる。
7.2.2 吸収セル 測色計が異なる光路長の吸収セルを指定している場合を除き,測定面が無色透明で,測
定試料によって腐食などが生じない光路長50 mmのものを用いる。
注記 校正及び測定に使用する吸収セルは,同一であることが望ましい。
7.2.3 試験管 測色計専用に製作された機器及びアタッチメントを用いることによって,吸収セルの代わ
りに,光路長が11 mm以上の試験管を用いてもよい。
なお,試験管を用いた測定は,吸収セルによる測定に比べて精度が劣る場合があることを考慮する。ま
た,試験報告書には,試験管による測定であることを明記する。
7.3 手順
7.3.1 校正
吸収セルを洗浄し,測定面に付着物がないことを確認する。また,吸収セルの測定面に触れないように
注意する。吸収セルに入れた水の三刺激値X,Y及びZを,2度視野かつ補助標準イルミナントCにおけ
る完全透過体の三刺激値X,Y及びZとして校正する。
7.3.2 検量線の作成
検量線の作成は,次による。
a) 白金−コバルト色標準液を段階別で用意する。
b) 白金−コバルト色標準液を吸収セルに入れ,校正が完了した測色計を用いて三刺激値X,Y及びZを
測定する。
c) 白金−コバルト色標準液から求めた三刺激値X,Y及びZによって検量線を作成する。
7.3.3 測色計によるハーゼン単位色数の測定
測定試料を吸収セルに入れ,測色計を用いて三刺激値X,Y及びZを測定し,検量線からハーゼン単位
色数を求める。
8 目視による測定
8.1 一般
比色計又は白色板を用いて,比色管に調製した測定試料と白金−コバルト色標準液(表A.3参照)との
色を比較し,最も近似した白金−コバルト色標準液の色数を読み取り,測定試料のハーゼン単位色数とす
る。
8.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
――――― [JIS K 0071-1 pdf 5] ―――――
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JIS K 0071-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2211:1973(MOD)
- ISO 6271:2015(MOD)
JIS K 0071-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 0071-1:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0211:2013
- 分析化学用語(基礎部門)
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8129:2016
- 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8163:1994
- ヘキサクロロ白金(IV)酸カリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ8105:2000
- 色に関する用語
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色
- JISZ8781-1:2012
- 測色―第1部:CIE測色標準観測者の等色関数
- JISZ8781-2:2012
- 測色―第2部:CIE測色用標準イルミナント
- JISZ8781-3:2016
- 測色―第3部:CIE三刺激値