JIS K 8390:2011 サリチルアルデヒド(試薬)

JIS K 8390:2011 規格概要

この規格 K8390は、試薬として用いるサリチルアルデヒドについて規定。

JISK8390 規格全文情報

規格番号
JIS K8390 
規格名称
サリチルアルデヒド(試薬)
規格名称英語訳
Salicylaldehyde (Reagent)
制定年月日
1952年7月22日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 8390:2011 PDF [7]
                                                                                   K 8390 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C7H6O2)(GC)・・・・[3]
  •  6.3 エタノール溶状・・・・[3]
  •  6.4 密度(20 ℃)・・・・[4]
            20
6.5 屈折率 nD 4
  •  6.6 水分・・・・[4]
  •  6.7 アセトン分析適合性・・・・[5]
  •  7 容器・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[5]
  •  9 取扱い上の注意事項・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8390 pdf 1] ―――――

K 8390 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS K 8390:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成23年12月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS K 8390:1992によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8390 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
K 8390 : 2011

サリチルアルデヒド(試薬)

                               Salicylaldehyde(Reagent)
C7H6O2 FW : 122.12

序文

  この規格は,1952年に制定され,その後6回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1992年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるサリチルアルデヒド1) について規定する。
注1) 化学名 : 2-ヒドロキシベンズアルデヒド
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)

――――― [JIS K 8390 pdf 3] ―――――

2
K 8390 : 2011
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  サリチルアルデヒドは,無色からうすい黄色の油状の液体で,時間の経過とともに着色することがある。
エタノール及びジエチルエーテルに極めて溶けやすく,水にやや溶けにくい。沸点は約196 ℃である。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数1 664 cm−1,1 620 cm−1,1 581 cm−1,
1 459 cm−1,1 386 cm−1,1 277 cm−1,1 200 cm−1,1 150 cm−1,883 cm−1,762 cm−1,714 cm−1及び666 cm−1
付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の5.4(液体)a)(液膜法)による。
窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 8390 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8390 : 2011
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C7H6O2)(GC) 質量分率 % 97.0以上 6.2
エタノール溶状 試験適合 6.3
密度(20 ℃) g/ml 1.1631.168 6.4
20
屈折率 nD 1.5711.574 6.5
水分 質量分率 % 0.2以下 6.6
アセトン分析適合性 試験適合 6.7

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(C7H6O2)(GC)

  純度(C7H6O2)(GC)の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) ガスクロマトグラフ JIS K 0114に規定するもの。
2) マイクロシリンジ又は試料導入装置 少量の定容量の測定溶液をガスクロマトグラフのカラムに導
入するマイクロシリンジ又は装置。
b) 分析条件 分析条件は,次による。
なお,別の分析条件でも同等の試験結果が得られることが確認されている場合には,その条件を用
いてもよい。
1) 検出器の種類 水素炎イオン化検出器
2) 固定相液体名 フェニルメチルシリコーン
3) 固定相液体の膜厚 1.5
4) カラム用キャピラリーの材質,内径及び長さ 石英ガラス,0.53 mm,30 m
5) 設定温度 カラム槽 : 100 ℃で5分間保持した後,毎分10 ℃の割合で220 ℃まで昇温して,3分
間保持する。
試料気化室 : 230 ℃
検出器槽 : 230 ℃
6) キャリヤーガスの種類及び流量 ヘリウム,10 ml/min
7) 試料の導入方式 直接注入法
8) 試料の導入量 0.1
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料の導入及び記録 試料をマイクロシリンジ又は試料導入装置を用いてガスクロマトグラフに導
入してクロマトグラムを記録する。
なお,あらかじめ,サリチルアルデヒドの保持時間を確認しておく。
2) ピーク面積の測定 クロマトグラムのピーク面積の測定は,JIS K 0114の11.3(ピーク面積の測定)
b)(データ処理装置を用いる方法)による。
d) 定量法 各成分のピーク面積を測定し,JIS K 0114の11.5(面積百分率法)によって純度を算出する。

6.3 エタノール溶状

  エタノール溶状の試験方法は,次による。

――――― [JIS K 8390 pdf 5] ―――――

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JIS K 8390:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8390:2011の関連規格と引用規格一覧