JIS M 0201:1974 選炭廃水試験方法

JIS M 0201:1974 規格概要

この規格 M0201は、石炭鉱山から排出される選炭廃水の流量測定及び性状試験について規定。

JISM0201 規格全文情報

規格番号
JIS M0201 
規格名称
選炭廃水試験方法
規格名称英語訳
Testing method for effluents from coal preparation plant
制定年月日
1967年11月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

73.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1967-11-01 制定日, 1970-12-01 確認日, 1974-05-01 改正日, 1977-11-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1987-10-01 確認日, 1993-02-01 確認日, 2002-05-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS M 0201:1974 PDF [31]
                                                                                    M 0201-1974

pdf 目次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 一般事項・・・・[1]
  •  3. 流量測定・・・・[2]
  •  4. 温度・・・・[14]
  •  5. 比重・・・・[14]
  •  6. 透視度・・・・[15]
  •  7. pH・・・・[16]
  •  8. 蒸発残留物・・・・[18]
  •  9. 懸濁物質・・・・[19]
  •  10. ふるい分け試験・・・・[26]
  •  11. 沈降性物質・・・・[27]
  •  12. 沈降試験・・・・[27]
  •  13. 酸素消費量・・・・[29]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS M 0201 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
M 0201-1974

選炭廃水試験方法

Testing Method for Effluents from Coal Preparation Plant

1. 適用範囲

 この規格は,石炭鉱山から排出される選炭廃水の流量測定及び性状試験について規定する。
備考 選炭廃水には,坑水及び捨石集積場からの流出水も含む。
引用規格 :
JIS B 8302 ポンプ揚水量測定方法
JIS C 1601 指示熱電温度計
JIS C 1602 熱電対
JIS K 0050 化学分析通則
JIS K 0102 工場排水試験方法
JIS M 8810 石炭類及びコークス類についてのサンプリング,分析並びに測定方法の通則
JIS M 8811 石炭類及びコークス類のサンプリング方法並びに全水分・湿分測定方法
JIS R 1306 化学分析用磁器燃焼ボート
JIS R 1401 熱電対用非金属保護管
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8704 温度の電気的測定方法
JIS Z 8801 標準ふるい
JIS Z 8802 pH測定方法

2. 一般事項

2.1   試薬,ろ紙及び器具 JIS K 0050(化学分析通則)による。
2.2 試料 この試験方法でいう試料とは,各種の試験を行うために採取した水を指し,検水とは個々の
試験を行うにあたり試料から分取した水を指す。検水及び試料は,原水の性質を代表するものでなければ
ならない。
試料は,あらかじめ清浄にした後原水でよく洗浄した試料容器に入れ,ほとんど満水し,密せんして試
験室又は試験現場に運び,各試験はこの試料から適当な量の検水を分取し,速やかに試験する。
2.2.1 試料の採取 選炭廃水は,選炭工場の操業状況の変化,選炭系統中の各機種の状態,使用水量の変
化などに影響されて刻々その性状が変化する。したがって,試料の採取は試験の目的を十分に理解し,試
験目的と完全に一致するような原水を試料として採取するようにする。試料採取の方法は,それぞれの状
況に応じて原水の性質を最もよく代表するように,必要ならば流れの方向,形状を変えて(流れに落差を
つけるなど),また数回にわたって試料を採取する。
試験目的によって試料採取の場所,時刻,方法なども違ったものになることもあるから,試料採取の条

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件,場所,期日,時刻,方法及び選炭工場の運転状況なども明記しておく。
2.2.2 試料採取量 試料の採取量は,下記のとおりとする。
ふるい分析 10l以上
沈降試験 10l以上
その他の試験 2l以上
2.2.3 試料容器 試料容器は,ポリエチレンびん又はガラスびんを使用する。
試料容器は試料の汚染,汚濁物の混入などを防ぐため,汚染,汚濁を生じないもので密せんする。
試料容器は,あらかじめ十分に清浄にしておいたものを原水で5回以上洗浄して使用する。
2.2.4 試料の運搬及び保存 試料は原水の性質を保ったまま試験室に運搬し,速やかに試験する。試料の
運搬と保存には,試料容器が運搬の途中や保存中に破損したり,また試料が変質したりしないように十分
に注意し,保存する場所にも注意する。
2.2.5 試料採取時の観測,測定及び記載事項 試料採取時の現場で行う観測は,採取場所の位置,期日,
時刻,天候(当日及び前日)など,記録可能なものを観測する。
気温,水温は正確に測定し,pHもできるだけ現場で測定する。
その他試料の状態(におい,懸濁物の色と大体の量,沈降状態など)の概略を観測し記載する。また当
日の選炭工場の運転状況を記載する。
2.3 結果の表示
(1) 試験結果を表示する場合,試験方法が二つ以上あるときは,いずれの方法によったかを明記する。
(2) 測定値の表示は定量範囲内において原則として有効数字2けた〔3けた目をJIS Z 8401(数値の丸め
方)によって丸める〕とする。

3. 流量測定

3.1   測定方法の種類 流量の測定は,次の方法による。
(1) 容器による測定
(2) 直角三角せきによる測定
(3) 四角せきによる測定
(4) 全幅せきによる測定
(5) 流速計による測定
3.2 測定方法の種類の選択 測定方法の種類の選択については,原則として,表1による。
表1
適用範囲 m3/min 測定方法の種類
1未満 容器による測定
4未満 直角三角せきによる測定
2以上8未満 四角せきによる測定
8以上 全幅せきによる測定,又は流
速計による測定
3.3 せき
3.3.1 せきの構造 せきは,水路及びせき板からなる。
(1) 水路
(a) 水路は木造のみぞとし,四角に組んだ数個の補強わくと,わく内側の側面と底面を張る板によって

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作られる。
(b) 水路の作製寸法は,3.3.1(2)(j)に水路のうちのりをもって定めるが,わく角材の太さ,板の厚さ及び
その材質については定めない。
(c) 水路は,底面を水平とし,水路を流れる水の重量によって変形して水位の読みに誤差を生じないよ
う,堅固なものでなければならない。
(d) 水路の側面と底面とは,内側が直角に接する平面として仕上げ,漏水のないようにしなければなら
ない。
(e) せきに近寄る流れを一様にし,かつ水面の波をなくすために,せきの上流にふるい網(1025mm
目の鉄板の古いふるい網を使用してよい)あるいは適当な多孔板で作った整流装置を設ける。その
位置は別に定める。
(f) せきの水路は,せきから上流に向かって水位測定部分,整流部分,流水導入部分からなり(図1参
照),整流装置の多孔板は2枚以上,できれば4枚とし,整流部分に等間隔に流水に直角かつ垂直に
取付ける。
図1
(g) 流水の導入部分は,上流側の水路がせきの水路の幅,深さなどより大きい場合はなくてもよい。貯
水量は,なるべく大きいほうがよい。
(2) せき板
(a) せき板の材料は,3mm以上の厚さをもつ鉄板とする。
(b) せき板のふちは図2に示すように,せき板の内側から約2mmの間は,せき板内面に直角な平面を
なし,それより外側に向かって,約45度の傾斜面をなすものとする。
図2
(c) せき板の内側のふちは直線をなし,そのかどは鋭く,丸みをもたないよう,やすり仕上げとする。
(d) せき板の内面は平面とし,特にふちから100mm以内は,できるだけ滑らかに仕上げる。
(e) せき板は,流水の水圧により外側にわん曲しないよう,せき板外面の切欠底点(直角三角せき),切
欠下縁(四角せき)から30mm以上離れて図3のように補強材を取付ける。
図3

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(f) せき板は水路の長軸に直角であって,かつ垂直にこれを水路末端の外わくに漏水のないように固定
する。
(g) せき板の大きさは,水路の取付けわく寸法に合わせ,切欠の寸法は別に定める。
(h) 直角三角せきの切欠は,図4に示すように切欠角を90度とし,その二等分線は垂直で,かつ水路の
幅の中央に位置させるように取付ける。
(i) 四角せきの切欠は図5に示すように下縁と両縁とが,それぞれ直角をなすものとする。せき板は切
欠下縁の二等分線が水路の中央に位置し,また,その下縁が水路底面と水平で,かつ平行となるよ
うに取付ける。
図4 図5
(j) せきを作製するときの,直角三角せき及び四角せきの主要寸法は,例えば次のとおりとする。
(i) 直角三角せき
図6
(ii) 四角せき
図7

――――― [JIS M 0201 pdf 5] ―――――

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