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JIS P 8141:2004 規格概要
この規格 P8141は、紙及び板紙のクレム法による吸水度の試験方法について規定。吸取紙のような無サイズ紙や比較的吸水性の高い紙に適用。
JISP8141 規格全文情報
- 規格番号
- JIS P8141
- 規格名称
- 紙及び板紙―吸水度試験方法―クレム法
- 規格名称英語訳
- Paper and board -- Determination of water absorptiveness (capillary rise) -- Klemm method
- 制定年月日
- 1965年6月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8787:1986(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 85.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 紙・パルプ 2021
- 改訂:履歴
- 1965-06-01 制定日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 1996-03-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS P 8141:2004 PDF [8]
P8141 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS P 8141:1996は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8787:1986,Paper and board−
Determination of capillary rise−Klemm methodを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS P 8141には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS P 8141 pdf 1] ―――――
P 8141 :2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 原理・・・・[2]
- 5. 装置及び器具・・・・[2]
- 5.1 浸せき容器・・・・[2]
- 5.2 つり下げ具・・・・[2]
- 5.3 目盛板・・・・[2]
- 5.4 タイマ・・・・[2]
- 5.5 クリップ・・・・[2]
- 5.6 鉛筆・・・・[2]
- 5.7 水・・・・[2]
- 6. 試験片の採取及び調製・・・・[3]
- 7. 操作・・・・[3]
- 8. 試験結果の表し方・・・・[4]
- 9. 精度(参考)・・・・[4]
- 10. 報告・・・・[4]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS P 8141 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
P 8141 : 2004
紙及び板紙−吸水度試験方法−クレム法
Paper and board−Determination of water absorptiveness(capillary rise)− Klemm method
序文
この規格は,1986年に第1版として発行されたISO 8787:1986,Paper and board−Determination of
capillary rise−Klemm methodを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,紙及び板紙のクレム法による吸水度の試験方法について規定する。この規格
は,吸取紙のような無サイズ紙や比較的吸水性の高い紙に適用する。
この測定方法は,吸水高さが5 mm未満の紙及び板紙には適さない。そのような紙及び板紙については,
JIS P 8140 紙及び板紙−吸水度試験方法−コッブ法がより適している。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8787:1986,Paper and board−Determination of capillary rise−Klemm method (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
備考 ISO 186:1994 Paper and board−Sampling to determine average qualityが,この規格と一致して
いる。
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
備考 ISO 187:1990 Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and
procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samplesが,この規格と一致している。
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 3696 Water for analytical laboratory use−Specification and test methods
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
――――― [JIS P 8141 pdf 3] ―――――
2
P 8141 :2004
a) クレム吸水度 紙の下端を鉛直に水の中に浸せきし,毛管現象によって,10分間に水が上昇した高さ
(mm)。
4. 原理
a) 試験片の下端を鉛直に水の中に浸せきし,毛管現象によって,10分間に水が上昇した高さを測定する。
b) 測定は,開放型の容器を用いてJIS P 8111に規定する標準条件で行い,水が上昇した高さをカセトメ
ータ又は目盛板で測定する。
5. 装置及び器具
装置及び器具は,次による。装置の一例を,図1に示す。
5.1 浸せき容器
試験片の長さ方向の一端を,必要な深さに浸せきできる大きさの容器。
5.2 つり下げ具
試験片を鉛直につるすことができ,かつ,試験片の長さ方向の一端を15 mmの深さに
浸せきできる構造とする。
5.3 目盛板
浸せきした試験片の水の上昇した高さをmm単位で測定できるもの。
参考 2点間の鉛直距離を測定するための器具であるカセトメータを使用することによって,測定精度
が向上し,水の上昇した高さの読み取りが容易になる。
5.4 タイマ
タイマは,測定時間を秒単位で計れるもの(警報付きのものが望ましい。)。
5.5 クリップ
試験片の一端に取り付け,重みによって試験片の一端を水中に確実に浸せきさせるため
の金属製のクリップ。
5.6 鉛筆
試験片に標線を引くために使用する。
5.7 水
ISO 3696,グレード3(1) に規定する蒸留水,又は蒸留水と同等の結果が得られる脱イオン水又
は飲料水。
注(1) H(25 ℃)5.07.5,電気伝導率(mS/m,25 ℃)<0.5,被酸化性物質(mgO/l)<0.4全蒸発
残留物(mg/kg,110 ℃)<2
――――― [JIS P 8141 pdf 4] ―――――
3
P 8141 :2004
図 1 クレム吸水度測定装置の一例
6. 試験片の採取及び調製
a) 試験片は,JIS P 8110に規定する方法によって採取した試験用紙から採取し,JIS P 8111に規定する標
準条件で前処置する。
b) 試験片の寸法は,幅15±1 mm,長さ200 mm以上とし,正確に縦方向及び横方向にそれぞれ10枚採
取する。採取に当たっては,つり下げに必要な長さを余分に確保する。
備考 200 mm以上の長さの試験片を採取できない場合は,可能な限りの長さを取り,紙の断面同士
をすき間がないように密着させて,吸水性がなく,かつ,疎水性のフィルムなどの材料を裏当
てしてステープラでつなぎ,必要長さを確保する。
c) それぞれの試験片の短辺から15 mmのところに平行に鉛筆で標線を引く。その標線と短辺の間に,水
に浸せきさせるためのクリップ又はおもりを取り付ける。
備考 図1に示した装置を用いる場合は,クリップ又はおもりを取り付ける必要がない。
7. 操作
操作は次による。
a) 操作は,JIS P 8111に規定する標準条件で行う。
b) 装置を水平に調節する。
c) 浸せき容器を23±1 ℃の水で満たし,それぞれの試験片の標線を引いてない端を,つり下げ具に取り
付ける。試験片の標線が一直線になっていることを確認し,標線まで素早く水に入れ,タイマをスタ
ートさせる。
――――― [JIS P 8141 pdf 5] ―――――
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JIS P 8141:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8787:1986(MOD)
JIS P 8141:2004の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8141:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8111:1998
- 紙,板紙及びパルプ―調湿及び試験のための標準状態
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方