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JIS R 2207-1:2007 規格概要
この規格 R2207-1は、耐火物の線熱膨張率,線熱膨張率曲線及び線熱膨張係数を求めるための,非接触法による熱膨張の試験方法について規定。
JISR2207-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R2207-1
- 規格名称
- 耐火物の熱膨張の試験方法―第1部 : 非接触法
- 規格名称英語訳
- Test methods for thermal expansion of refractory products -- Part 1:Non-contact method
- 制定年月日
- 2007年10月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 81.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2007-10-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS R 2207-1:2007 PDF [10]
R 2207-1 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 装置,器具及び標準試料・・・・[3]
- 6 試験片・・・・[5]
- 6.1 試験片の寸法及び形状・・・・[5]
- 6.2 試験片の調製方法・・・・[6]
- 7 操作・・・・[6]
- 8 計算及び作図・・・・[6]
- 9 試験報告・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 2207-1 pdf 1] ―――――
R 2207-1 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,耐火物技術協会(TARJ)及び財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 2207:1976,JIS R 2555:1981,JIS R 2577:1981及びJIS R 2617:1985は,廃止され,
この規格群に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS R 2207の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS R 2207-1 第1部 : 非接触法
JIS R 2207-2 第2部 : 円筒試験片を用いる接触法
JIS R 2207-3 第3部 : 棒状試験片を用いる接触法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 2207-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 2207-1 : 2007
耐火物の熱膨張の試験方法−第1部 : 非接触法
Test methods for thermal expansion of refractory products- Part 1: Non-contact method
1 適用範囲
この規格は,耐火物の線熱膨張率,線熱膨張率曲線及び線熱膨張係数を求めるための,非接触法による
熱膨張の試験方法について規定する。
注記 耐火物の熱膨張の試験方法は,JIS R 2207-1,JIS R 2207-2及びJIS R 2207-3の規格群によって
構成される。この規格群における特徴を,表1に示す。
表1−この規格群における特徴
適用区分 第1部 : 非接触法 第2部 : 円筒試験片を 第3部 : 棒状試験片を
用いる接触法 用いる接触法
小さな粒で構成される耐火物 ◎ ◎ ◎
大きな粒を含む耐火物 ◎ ◎ △
軟化しやすい耐火物 ○ △ △
荷重を負荷した測定 × ◎ ○
荷重を負荷しない測定 ◎ × ×
注記 ◎ : 最適な試験方法 ○ : 適用できる △ : 目的によって適用できる × : 適用できない
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS C 1602 熱電対
JIS R 2001 耐火物用語
JIS R 2553 キャスタブル耐火物の強さ試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 2001によるほか,次による。
3.1
起点温度(T0)
熱膨張結果の取りまとめ上の起点となる温度(20 ℃)。
――――― [JIS R 2207-1 pdf 3] ―――――
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R 2207-1 : 2007
3.2
標準試料
線熱膨張率及び線熱膨張係数が既知の物質。試験片と同じ形状にして用いる。
3.3
下限温度(T1)
線熱膨張を測定する温度範囲中の最低温度。
3.4
上限温度(T2)
線熱膨張を測定する温度範囲中の最高温度。
3.5
線熱膨張(εi=ΔLi/L0)
温度を起点温度T0からある温度Tiへ変化させ,試験片の長さがL0からLiに変化したときの,その長さ
変化ΔLi(=Li−L0)の起点温度での長さL0に対する比。
3.6
線熱膨張率[Ei=(ΔLi/L0)×100]
線熱膨張(εi=ΔLi/L0)を百分率で表したもの。
3.7
線熱膨張率曲線
横軸に温度をとり,縦軸に線熱膨張率をとって描かれる曲線。物質の自然膨張のほか,試験片中の含有
物の分解,化学変化,相変化などに伴って起こる寸法変化及び収縮も含まれる。昇温曲線及び冷却曲線が
ある。
3.8
昇温曲線
昇温によって生じる線熱膨張率の変化を示す曲線。通常,これを線熱膨張率曲線という。
3.9
冷却曲線
冷却によって生じる線熱膨張率の変化を示す曲線。加熱変化後の試料の寸法挙動を見ることを目的とす
る。
3.10
平均線熱膨張係数(aT2−T1)
線熱膨張率曲線において温度T1及びT2における試験片長さをL1及びL2とすると,試験片の起点温度で
の長さL0に対する長さ変化ΔL(=L2−L1)の比を温度差ΔT(=T2−T1)で除した値。単位は,℃−1で表す。
3.11
線熱膨張係数(aTi)
3.10において,ΔTを限りなく零に近付けた場合のΔLi/(L0・ΔTi)の値。すなわち所定の温度ΔTiにおける線
熱膨張(εi=ΔLi/L0)と温度との関係線の接線のこう配。単位は,℃−1で表す。
4 原理
棒状試料を加熱炉に設置し,一定速度で加熱しながら,炉外から棒状試験片の両端の位置を非接触計測
器によって連続的又は一定温度間隔でその長さの変化を測定し,線熱膨張率,線熱膨張率曲線,平均線熱
――――― [JIS R 2207-1 pdf 4] ―――――
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R 2207-1 : 2007
膨張係数及び線熱膨張係数を求める。
5 装置,器具及び標準試料
5.1 熱膨張試験装置
5.1.1 一般
熱膨張試験装置は,加熱炉,試料支持台,変位検出器などで構成する。非接触式試験装置の概念図を,
図1及び図2に示す。
a : 送光器(白熱灯) b : 透明石英ガラス窓 c : 電気炉
d : 熱電対及び温度指示器e : 試験片 f : 透明石英ガラス窓
g : 受光器(半導体検出器) h : 試料位置変換器 i : コンピュータ
j : プリンタ k : 不活性ガス(必要に応じ)
図1−熱膨張試験装置概念図−可視光投影方式
a : レーザ送光器 b : 透明石英ガラス窓 c : 電気炉
d : 熱電対及び温度指示器e : 試験片 f : 透明石英ガラス窓
g : レーザ受光器 h : 試料位置変換器 i : コンピュータ
j : プリンタ k : 不活性ガス(必要に応じ)
図2−熱膨張試験装置概念図−赤外線レーザ投影方式
――――― [JIS R 2207-1 pdf 5] ―――――
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JIS R 2207-1:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.080 : 耐火物
JIS R 2207-1:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISR2001:1952
- 耐火レンガの一般通則
- JISR2001:1985
- 耐火物用語
- JISR2553:1992
- キャスタブル耐火物の強さ試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方