JIS R 3204:2014 網入板ガラス及び線入板ガラス | ページ 2

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R 3204 : 2014
表2−網入,線入磨き板ガラスの点状欠点
欠点項目 網又は線から点状 点状欠点の径a) 1枚当たりの点状欠点
欠点までの距離 の個数の許容上限
球状又は半球状 ≦2.0 mm >2.0 mm,≦4.0 mm 1.0×Sb)
点状欠点 >4.0 mm 0
>2.0 mm >1.5 mm,≦4.0 mm 1.0×Sb)
>4.0 mm 0
欠点項目 点状欠点の幅 点状欠点の長さa) 1枚当たりの点状欠点
の個数の許容上限
だ円状点状欠点 ≦1.0 mm >2.0 mm,≦5.0 mm 5.0×Sb)
>5.0 mm,≦10.0 mm 1.0×Sb)
>10.0 mm,≦15.0 mm 0.5×Sb)
>15.0 mm 0
>1.0 mm >2.0 mm,≦5.0 mm 1.0×Sb)
>5.0 mm 0
注a) 点状欠点の径の寸法値は,最大外径とする。径及び長さの寸法値は,核の周囲にあるひずんで見
える部分は含まず,核だけとする。
b) 表中の計算式において,Sはm2を単位とするガラス板の面積であり,JIS Z 8401によって小数点
以下2桁に丸められた数値とする。また,点状欠点の許容上限値は,Sに係数を乗じて得られた
値の小数点以下を切り捨てた整数値とする。
5.1.2 線状・帯状欠点
線状・帯状欠点は,9.1によって試験を行ったとき,目視で識別できるものがあってはならない。
5.1.3 ひび
ひびは,9.1によって試験を行ったとき,目視で識別できるものがあってはならない。
5.1.4 切り口欠点
欠け,つの,はま欠け,逃げ,そげなどの切り口欠点は,9.1によって試験を行ったとき,ガラス板の面
に垂直に見るときの切りすじ線からの偏差が,a),c)及びd)はガラス板の厚さの呼び値以下,b)は,10 mm
以下とする(図2参照)。

――――― [JIS R 3204 pdf 6] ―――――

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a) 欠け・つの b) はま欠け
c) 逃げ d) そげ
図2−切り口欠点

5.2 網入,線入型板ガラスの場合

5.2.1  点状欠点
点状欠点は,9.1によって試験を行ったとき,表3に適合しなければならない。
表3−網入,線入型板ガラスの点状欠点
点状欠点の幅 点状欠点の長さa) 1枚当たりの点状欠点の
個数の許容上限
≦2.0 mm >8.0 mm,≦50.0 mm 最大外径の総和が≦200 mm
>50.0 mm 0
>2.0 mm >4.0 mm,≦10.0 mm 12.0×Sb)
>10.0 mm,≦20.0 mm 6.0×Sb)
>20.0 mm 0
注a) 長さの寸法値は,核の周囲にあるひずんで見える部分は含まず,核だけとする。
b) 表中の計算式において,Sはm2を単位とするガラス板の面積であり,JIS Z 8401によ
って小数点以下2桁に丸められた数値とする。また,点状欠点の許容上限値は,Sに
係数を乗じて得られた値の小数点以下を切り捨てた整数値とする。
5.2.2 線状・帯状欠点
線状・帯状の欠点は,9.1によって試験を行ったとき,目視で識別できるものがあってはならない。
5.2.3 ひび
ひびは,9.1によって試験を行ったとき,目視で識別できるものがあってはならない。
5.2.4 模様不良
模様不良は,9.1によって試験を行ったとき,顕著な模様不良があってはならない。

――――― [JIS R 3204 pdf 7] ―――――

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5.2.5 切り口欠点
欠け,つの,はま欠け,逃げ,そげなどの切り口欠点は,9.1によって試験を行ったとき,ガラス板の面
に垂直に見るときの切りすじ線からの偏差が,a),c)及びd)は,ガラス板の厚さの呼び値以下,b)は,10 mm
以下とする(図2参照)。

6 網及び線の管理項目及びその許容範囲

  網入,線入板ガラスの網及び線の管理項目は,9.2によって試験を行ったとき,表4に示す許容範囲内に
なければならない(図3参照)。
表4−網入,線入板ガラスの網及び線の寸法及びその許容範囲
網又は線の形状 管理項目 許容範囲 図3
かく 網目間隔[Xn/n a),Yn/n a)] ≦16 mm a)
かく網曲がり(y) ≦15 mm b)
ひしb) 網目間隔[Xn/n a),Yn/n a)] ≦32 mm c)
網伸び(Xn/Yn) ≧0.9,≦1.1 c)
線 線間隔(l) 50±5 mm d)
かく,ひし,線 露出 −
ガラス内部に挿入され,ガラス表面に露
出してはいけない。
ただし,切り口からの露出は不問とする。
切れ あってはならない。 −
注a) は,≧10
b) ひしの網目間隔は,対角寸法。

――――― [JIS R 3204 pdf 8] ―――――

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a) かく網目間隔
b) かく網曲がり
c) ひし網目間隔及びひし網伸び d) 線間隔
図3−網及び線の管理項目

7 形状及び寸法

7.1 形状

  形状は,正方形又は長方形の板とする。これ以外の形状については,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS R 3204 pdf 9] ―――――

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7.2 厚さ及びその許容差

  厚さは,9.3によって測定したとき,表5に示す厚さ及びその許容差の範囲内になければならない。
表5−厚さ及びその許容差
単位 mm
厚さの呼び 厚さ 許容差
6.8ミリ 6.8 ±0.6
10ミリ 10.0 ±0.9

7.3 辺の長さ及びその許容差

  辺の長さの寸法値は,9.4によって測定したとき,表6に示す許容差の範囲内になければならない。正方
形又は長方形以外の辺の長さ及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。
表6−辺の長さ及びその許容差
単位 mm
許容差
厚さの呼び >1 500 mm,
≦1 500 mmの長さの場合 >3 000 mmの長さの場合
≦3 000 mmの長さの場合
+3
6.8ミリ ±2 ±3
−4
+2
10ミリ ±3 ±4
−3

8 防火性

  網入板ガラスの防火性は,ガラス板面内又はガラス板と枠との間に防火上有害な隙間などができないよ
う,9.5によって加熱試験を行ったとき,加熱開始から60分間の時間経過中に,次の事項を満足しなけれ
ばならない。
a) 非加熱面側へ10秒を超えて継続する火炎の噴出がない。
b) 非加熱面で10秒を超えて継続する発炎がない。
c) 火炎が通る亀裂等の損傷及び隙間を生じない。
なお,加熱試験中に,ガラスに亀裂が生じること,及びガラス板に通常程度の熱反り,熱変形などが生
じることは差し支えない。また,防火上有害な隙間がなければ,部分的に金属線が切断することは差し支
えない。

9 試験方法

9.1 点状欠点,線状・帯状欠点,ひび,模様不良及び切り口欠点

  点状欠点,線状・帯状欠点,ひび,模様不良及び切り口欠点の試験は,次のとおり行う。
a) 点状欠点,線状・帯状欠点,ひび及び模様不良は,直射日光を受けない環境で,目視によって観察す
る。
b) 透過光による観察の場合,一例として図4に示すように垂直壁面上に水平に取り付けられた蛍光灯群
によって,その壁面に平行に置いた供試ガラスの背面から照明し,その供試ガラスを正面から目視に
よって観察する。供試ガラスと観察者との間の距離は,点状欠点及びひびでは約50 cmとし,線状・
帯状欠点では約4 mとする。

――――― [JIS R 3204 pdf 10] ―――――

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JIS R 3204:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3204:2014の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7502:2016
マイクロメータ
JISB7512:2018
鋼製巻尺
JISB7516:2005
金属製直尺
JISC1605:1955
放射線サーベイ・メータ
JISC1605:1995
シース熱電対
JISG0203:2009
鉄鋼用語(製品及び品質)
JISZ8401:2019
数値の丸め方