JIS R 5211:2009 高炉セメント

JIS R 5211:2009 規格概要

この規格 R5211は、高炉セメントについて規定。

JISR5211 規格全文情報

規格番号
JIS R5211 
規格名称
高炉セメント
規格名称英語訳
Portland blast-furnace slag cement
制定年月日
1950年3月16日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1950-03-16 制定日, 1953-03-26 確認日, 1953-07-17 改正日, 1955-04-14 改正日, 1956-07-17 改正日, 1959-07-17 確認日, 1960-11-01 改正日, 1963-11-01 確認日, 1964-03-01 改正日, 1967-11-01 確認日, 1969-11-01 改正日, 1972-12-01 確認日, 1973-12-01 改正日, 1977-02-01 改正日, 1979-10-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1992-07-01 改正日, 1997-04-20 改正日, 2002-01-20 確認日, 2003-11-20 改正日, 2009-11-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS R 5211:2009 PDF [12]
                                                                                   R 5211 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び構成・・・・[1]
  •  4 品質・・・・[2]
  •  5 原材料・・・・[2]
  •  5.1 クリンカー・・・・[2]
  •  5.2 ポルトランドセメント・・・・[2]
  •  5.3 高炉スラグ・・・・[2]
  •  5.4 せっこう・・・・[3]
  •  5.5 少量混合成分・・・・[3]
  •  5.6 粉砕助剤・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ・・・・[3]
  •  6.2 化学成分・・・・[3]
  •  6.3 水和熱・・・・[3]
  •  7 検査・・・・[3]
  •  8 包装・・・・[3]
  •  9 表示・・・・[4]
  •  10 報告・・・・[4]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 5211 pdf 1] ―――――

R 5211 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人セメント
協会(JCA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 5211:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 5211 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
R 5211 : 2009

高炉セメント

Portland blast-furnace slag cement

1 適用範囲

  この規格は,高炉セメントについて規定する。
なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Aに記載する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ
JIS A 6206 コンクリート用高炉スラグ微粉末
JIS M 8850 石灰石分析方法
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 ポルトランドセメントの化学分析方法
JIS R 5203 セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)
JIS R 5204 セメントの蛍光X線分析方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 5212 シリカセメント
JIS R 9151 セメント用天然せっこう
JIS Z 1505 クラフト紙袋−セメント用

3 種類及び構成

  高炉セメントは,高炉スラグの分量によって,表1の3種類とし,ポルトランドセメント(5.2参照)及
び高炉スラグ(5.3参照)で構成されるものと,クリンカー(5.1参照),せっこう(5.4参照),少量混合
成分1)(5.5参照)及び高炉スラグ(5.3参照)で構成されるものとがある。
なお,前者の構成の場合,ポルトランドセメントにJIS R 5210の5.3(少量混合成分)に規定する少量
混合成分として高炉スラグが含まれているときは,その量を表1の高炉スラグの分量に含める。後者の構
成の場合,少量混合成分(5.5参照)の量は,クリンカー,せっこう及び少量混合成分の合量に対し,質量
で5 %以下でなければならない。また,粉砕助剤の使用量は高炉セメントに対し,質量で1 %未満とする。
注1) ここでいう少量混合成分には,高炉スラグを含めない。

――――― [JIS R 5211 pdf 3] ―――――

2
R 5211 : 2009
表1−高炉セメントの種類及び高炉スラグの分量
種類 高炉スラグの分量
(質量%)
A種 5を超え 30以下
B種 30を超え 60以下
C種 60を超え 70以下

4 品質

  高炉セメントの品質は,箇条6によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。
なお,安定性は,パット法又はルシャテリエ法のいずれかの規定に適合すればよい。また,高炉セメン
トに,JIS R 5210の表2(ポルトランドセメントの品質)に示す中庸熱ポルトランドセメントの水和熱の
規定を適用する場合は,比表面積及び圧縮強さについてもJIS R 5210の中庸熱ポルトランドセメントの規
定を適用する。
表2−高炉セメントの品質
品質 A種 B種 C種
密度a) /cm3 − − −
比表面積 cm2/g 3 000以上 3 000以上 3 300以上
凝結 始発 min 60以上 60以上 60以上
終結 h 10以下 10以下 10以下
安定性 パット法 良 良 良
ルシャテリエ法 mm 10以下 10以下 10以下
圧縮 3d 12.5以上 10.0以上 7.5以上
強さ 7d 22.5以上 17.5以上 15.0以上
N/mm2 28 d 42.5以上 42.5以上 40.0以上
化学 酸化マグネシウム 5.0以下 6.0以下 6.0以下
成分 三酸化硫黄 3.5以下 4.0以下 4.5以下
% 強熱減量 5.0以下 5.0以下 5.0以下
注a) 測定値を報告する。

5 原材料

5.1 クリンカー

  JIS R 5210の5.1(クリンカー)に規定するクリンカーとする。

5.2 ポルトランドセメント

  JIS R 5210に規定するポルトランドセメントとする。

5.3 高炉スラグ

5.3.1  高炉水砕スラグ
高炉水砕スラグは,急冷砕したものであり,その塩基度は1.60以上でなければならない。
なお,塩基度は式(1)によって求め,その計算に用いる各成分の分析方法は,JIS R 5202又はJIS R 5204
を準用する。
CaO MgO Al2O3
b (1)
SiO2
ここに, b : 塩基度

――――― [JIS R 5211 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
R 5211 : 2009
CaO : 高炉水砕スラグ中の酸化カルシウムの含有率(%)
MgO : 高炉水砕スラグ中の酸化マグネシウムの含有率(%)
Al2O3 : 高炉水砕スラグ中の酸化アルミニウムの含有率(%)
SiO2 : 高炉水砕スラグ中の二酸化けい素の含有率(%)
5.3.2 コンクリート用高炉スラグ微粉末
JIS A 6206に規定するものとする。

5.4 せっこう

  JIS R 9151に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものとする。

5.5 少量混合成分

  少量混合成分は,次に規定する3種類とする。
a) IS R 5212の5.3(シリカ質混合材)に規定するシリカ質混合材。
b) IS A 6201に規定するフライアッシュI種又はフライアッシュII種。
c) 炭酸カルシウムの含有率が90 %以上,かつ,酸化アルミニウムの含有率が1.0 %以下の品質をもつ石
灰石。石灰石中の酸化アルミニウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって求める。石灰石中
の炭酸カルシウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって酸化カルシウム含有率を求め,式(2)
によって炭酸カルシウム含有率に換算する。
CaCO3 愀100.09 (2)
56.08
ここに, CaCO3 : 少量混合成分に用いる石灰石中の炭酸カルシウムの含有
率(%)
CaO : JIS M 8850又はJIS R 5204によって求めた石灰石中の酸化
カルシウム含有率(%)

5.6 粉砕助剤

  セメントの品質に影響を及ぼさないことを確かめたものとする。

6 試験方法

6.1 密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ

  密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さの試験は,JIS R 5201による。

6.2 化学成分

  化学成分の試験は,JIS R 5202又はJIS R 5204による。ただし,三酸化硫黄の測定は,JIS R 5202によ
って行わなければならない。

6.3 水和熱

  水和熱の試験は,JIS R 5203による。

7 検査

  高炉セメントの検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,箇条4については箇条6によって試
験を行い,合否を決定する。

8 包装

  高炉セメントを包装する場合は,JIS Z 1505に規定する紙袋を用いる。

――――― [JIS R 5211 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS R 5211:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 5211:2009の関連規格と引用規格一覧