JIS A 6206:2013 コンクリート用高炉スラグ微粉末

JIS A 6206:2013 規格概要

この規格 A6206は、コンクリート又はモルタルに混和材料として用いる高炉スラグ微粉末について規定。

JISA6206 規格全文情報

規格番号
JIS A6206 
規格名称
コンクリート用高炉スラグ微粉末
規格名称英語訳
Ground granulated blast-furnace slag for concrete
制定年月日
1995年3月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1995-03-01 制定日, 1997-08-20 改正日, 2002-07-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS A 6206:2013 PDF [11]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 原材料・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  8 検査・・・・[4]
  •  9 包装・・・・[4]
  •  10 表示・・・・[4]
  •  11 報告・・・・[4]
  •  附属書A(規定)高炉スラグ微粉末のモルタルによる活性度指数及びフロー値比の試験方法・・・・[6]
  •  附属書B(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6206 pdf 1] ―――――

A 6206 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,鐵鋼スラグ協会
(NSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 6206:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6206 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
A 6206 : 2013

コンクリート用高炉スラグ微粉末

Ground granulated blast-furnace slag for concrete

序文

  この規格は,せん鉄製造過程で生成する高炉水砕スラグを粉砕した微粉末を,コンクリートとして用い
るために必要な品質などについて規定したものである。この規格は,1995年に制定され,その後3回の改
正を経て今日に至っている。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Bに記載する。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,コンクリート又はモルタルに混和材料として用いる高炉スラグ微粉末について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 セメントの化学分析方法
JIS R 5204 セメントの蛍光X線分析方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 9151 セメント用天然せっこう
JIS Z 1505 クラフト紙袋−セメント用
JIS Z 1534 重包装用ポリエチレン袋
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順−第0部 : JIS Z 9015抜取検査システム序論

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
高炉水砕スラグ
高炉でせん鉄と同時に生成する溶融状態の高炉スラグを水によって急冷したもの。
3.2
高炉スラグ微粉末
高炉水砕スラグを乾燥・粉砕したもの,又はこれにせっこうを添加したもの。

――――― [JIS A 6206 pdf 3] ―――――

2
A 6206 : 2013
3.3
基準モルタル
高炉スラグ微粉末の品質の試験において,普通ポルトランドセメントを用いて作製した基準とするモル
タル。
3.4
試験モルタル
高炉スラグ微粉末の品質の試験において,普通ポルトランドセメントと試験の対象とする高炉スラグ微
粉末を,質量で等量ずつ用いて作製したモルタル。
3.5
活性度指数
基準モルタルの圧縮強度に対する試験モルタルの圧縮強度の比を分率で表したもの。
3.6
フロー値比
基準モルタルのフロー値に対する試験モルタルのフロー値の比を分率で表したもの。

4 種類

  高炉スラグ微粉末の種類は,比表面積によって次の4種類とする。
a) 高炉スラグ微粉末3000
b) 高炉スラグ微粉末4000
c) 高炉スラグ微粉末6000
d) 高炉スラグ微粉末8000

5 品質

  高炉スラグ微粉末の品質は,表1による。
表1−高炉スラグ微粉末の品質
品質 高炉スラグ 高炉スラグ 高炉スラグ 高炉スラグ
微粉末3000 微粉末4000 微粉末6000 微粉末8000
密度 g/cm3 2.80以上 2.80以上 2.80以上 2.80以上
比表面積 cm2/g 2 750以上 3 500以上 5 000以上 7 000以上
3 500未満 5 000未満 7 000未満 10 000未満
材齢7日 − 55以上 75以上 95以上
活性度指数 % 材齢28日 60以上 75以上 95以上 105以上
材齢91日 80以上 95以上 − −
フロー値比 % 95以上 95以上 90以上 85以上
酸化マグネシウム % 10.0以下 10.0以下 10.0以下 10.0以下
三酸化硫黄 % 4.0以下 4.0以下 4.0以下 4.0以下
強熱減量 % 3.0以下 3.0以下 3.0以下 3.0以下
塩化物イオン % 0.02以下 0.02以下 0.02以下 0.02以下

――――― [JIS A 6206 pdf 4] ―――――

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A 6206 : 2013

6 原材料

6.1   高炉水砕スラグ
高炉水砕スラグは,塩基度が1.60以上のものを用いる。
塩基度は,次の式によって算出する。各成分の定量方法は,JIS R 5202又はJIS R 5204による。ただし,
試料は,比表面積が4 000 cm2/g程度になるように粉砕したものを用いる。
CaO+MgO+Al2O3
b=
SiO2
ここに, b : 塩基度
CaO : 高炉水砕スラグ中の酸化カルシウムの含有量(%)
MgO : 高炉水砕スラグ中の酸化マグネシウムの含有量(%)
Al2O3 : 高炉水砕スラグ中の酸化アルミニウムの含有量(%)
SiO2 : 高炉水砕スラグ中の二酸化けい素の含有量(%)
6.2 せっこう
せっこうは,JIS R 9151に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものを用いる。
6.3 粉砕助剤
高炉水砕スラグを粉砕するときに粉砕助剤を用いる場合は,高炉スラグ微粉末の品質に影響を及ぼさな
いことを確かめなければならない。その使用量は,高炉スラグ微粉末に対して,質量で1 %以下とする。

7 試験方法

7.1   試料
試料の調製は,次による。
a) 試料は,検査単位について平均品質を示すように,適当量の高炉スラグ微粉末を採取し縮分する。そ
の採取方法及び縮分方法は,受渡当事者間の協議によって決める。
なお,適当量とは,縮分後の試料が5 kg以上になる量をいう。
b) 採取し縮分した試料は,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるい850 μmでふるって雑物を除去し,防
湿性の気密な容器に密封して保存する。試験に際しては,あらかじめ試験室内に入れ,室温と等しく
なるようにする。
7.2 密度
密度の試験は,JIS R 5201の6.(密度試験)による。ただし,試料の質量は,90 gとする。
注記 セメントの場合よりも空気が抜けにくいので,注意する必要がある。
7.3 比表面積
比表面積の試験は,JIS R 5201の7.1(比表面積試験)による。ただし,試料の質量は,ブレーン空気透
過装置のセルに粉末度測定校正用標準試料と同程度の加圧力で詰めることのできる量とする。
7.4 活性度指数及びフロー値比
活性度指数及びフロー値比の試験は,附属書Aによる。
7.5 酸化マグネシウム
酸化マグネシウムの定量方法は,JIS R 5202の箇条11(酸化マグネシウムの定量方法)又はJIS R 5204
による。
7.6 三酸化硫黄
三酸化硫黄の定量方法は,JIS R 5202の箇条12(三酸化硫黄の定量方法)による。

――――― [JIS A 6206 pdf 5] ―――――

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JIS A 6206:2013の国際規格 ICS 分類一覧

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