JIS A 6201:2015 コンクリート用フライアッシュ

JIS A 6201:2015 規格概要

この規格 A6201は、コンクリート又はモルタルに混和材料として用いるフライアッシュについて規定。

JISA6201 規格全文情報

規格番号
JIS A6201 
規格名称
コンクリート用フライアッシュ
規格名称英語訳
Fly ash for use in concrete
制定年月日
1958年3月3日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1958-03-03 制定日, 1961-03-03 確認日, 1964-03-01 確認日, 1967-04-01 確認日, 1970-06-01 確認日, 1974-03-01 改正日, 1977-05-01 改正日, 1980-08-01 確認日, 1985-11-01 確認日, 1991-05-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 1999-02-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 6201:2015 PDF [20]
                                                                                   A 6201 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 品質の均一性・・・・[3]
  •  7 試料・・・・[3]
  •  8 試験方法・・・・[3]
  •  8.1 二酸化けい素含有量・・・・[3]
  •  8.2 湿分・・・・[4]
  •  8.3 強熱減量・・・・[4]
  •  8.4 密度・・・・[4]
  •  8.5 粉末度・・・・[4]
  •  8.6 フロー値比・・・・[5]
  •  8.7 活性度指数・・・・[5]
  •  9 検査・・・・[5]
  •  10 包装・・・・[5]
  •  11 表示・・・・[5]
  •  12 報告・・・・[5]
  •  附属書A(規定)フライアッシュの二酸化けい素含有量の蛍光X線分析方法・・・・[7]
  •  附属書B(規定)45 μmふるい残分試験方法(網ふるい方法)・・・・[11]
  •  附属書C(規定)フライアッシュのモルタルによるフロー値比及び活性度指数の試験方法・・・・[13]
  •  附属書D(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6201 pdf 1] ―――――

A 6201 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本フライアッシ
ュ協会及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS A 6201:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6201 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 6201 : 2015

コンクリート用フライアッシュ

Fly ash for use in concrete

1 適用範囲

  この規格は,コンクリート又はモルタルに混和材料として用いるフライアッシュ(以下,フライアッシ
ュという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8615 炭酸カリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS M 8819 石炭類及びコークス類−機器分析装置による元素分析方法
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Q 0030 標準物質に関連して用いられる用語及び定義
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS R 1603 ファインセラミックス用窒化けい素微粉末の化学分析方法
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS Z 1505 クラフト紙袋−セメント用
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
基準モルタル
フライアッシュの品質の試験において,普通ポルトランドセメントを用いて作製した基準とするモルタ
ル。

――――― [JIS A 6201 pdf 3] ―――――

2
A 6201 : 2015
3.2
試験モルタル
フライアッシュの品質の試験において,普通ポルトランドセメントと試験の対象とするフライアッシュ
とを用いて作製したモルタル。
3.3
フロー値比
基準モルタルのフロー値に対する試験モルタルのフロー値の比を百分率で表したもの。
3.4
活性度指数
基準モルタルの圧縮強度に対する試験モルタルの圧縮強度の比を百分率で表したもの。

4 種類

  フライアッシュの種類は,次の4種類とする。
a) フライアッシュI種
b) フライアッシュII種
c) フライアッシュIII種
d) フライアッシュIV種

5 品質

  フライアッシュの品質は,箇条8によって試験を行ったとき,表1の規定に適合しなければならない。
表1−フライアッシュの品質
フライアッシュ フライアッシュフライアッシュ フライアッシュ
項目
I種 II種 III種 IV種
二酸化けい素含有量a) % 45.0以上
湿分 % 1.0以下
強熱減量b) % 3.0以下 5.0以下 8.0以下 5.0以下
密度 g/cm3 1.95以上
粉末度c) 網ふるい方法 10以下 40以下 40以下 70以下
(45 田 )%
ブレーン方法(比表面積) 5 000以上 2 500以上 2 500以上 1 500以上
cm2/g
フロー値比 % 105以上 95以上 85以上 75以上
活性度指数 % 材齢28日 90以上 80以上 80以上 60以上
材齢91日 100以上 90以上 90以上 70以上
注a) 二酸化けい素含有量は,溶解質量分析方法又は蛍光X線分析方法による。
b) 強熱減量に代えて,未燃炭素含有率の測定をJIS M 8819又はJIS R 1603に規定する方法で行い,その結果に
対し,強熱減量の規定値を適用してもよい。
c) 粉末度は,網ふるい方法又はブレーン方法による。ただし,網ふるい方法による場合は,ブレーン方法によ
る比表面積の試験結果を参考値として併記する。

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A 6201 : 2015

6 品質の均一性

  品質の均一性は,粉末度について次のとおりとする。
a) 粉末度を網ふるい方法によって評価する場合,45 田 は提出見本の値より5 %を超えて異
ならない。
b) 粉末度をブレーン方法によって評価する場合,比表面積は提出見本の値より450 cm2/gを超えて異な
らない。
なお,提出見本の値は,受渡当事者間で取り決めた基準の値である。

7 試料

  試料は,JIS R 5201の箇条5(試料)によって採取し,調整をする。

8 試験方法

8.1 二酸化けい素含有量

  二酸化けい素含有量は,次の溶解質量分析方法又は蛍光X線分析方法による。
8.1.1 溶解質量分析方法
溶解質量分析方法による二酸化けい素含有量の試験は,次のとおり行う。
a) 試料約0.5 gをJIS H 6201に規定する一般用白金るつぼ(PTCR20,PTCR25又はPTCR30)に0.1 mg
まで正しく量り採る(m1)。
b) これにJIS K 8625に規定する炭酸ナトリウム及びJIS K 8615に規定する炭酸カリウムによる混合融剤
[質量で炭酸ナトリウム(無水)1+炭酸カリウム1]35 gを加えて試料と均一に混合し,更に少量
の混合融剤で混合物の上を覆う。
c) るつぼに蓋をして,徐々に加熱し,内容物が融解してから更に2030分間強熱を続ける。
d) るつぼを放冷し,融解物をるつぼから離してJIS R 1302に規定する磁器蒸発皿(120 mm)に移し,る
つぼ及び蓋を少量の塩酸(1+1)及び温水で洗って洗浄液を磁器蒸発皿に加える。
e) 磁器蒸発皿を時計皿で覆い,JIS K 8180に規定する塩酸1520 mlを少しずつ静かに加えて融解物を
溶かした後,磁器蒸発皿中の溶液を水浴上で蒸発乾固する。このとき,乾いた内容物が大きな塊にな
らないようにガラス棒で突き砕いてときどきかき混ぜる。蒸発乾固は完全に行う。
f) 放冷後,塩酸約10 mlを加えてかき混ぜ12分間静置した後,水を加えて約100 mlとし,水浴上で
約5分間加熱して可溶性塩類を溶かす。
g) これを,JIS P 3801に規定するろ紙(5種B 直径110 mm)でろ過し,洗浄液に塩素イオンがほとん
ど認められなくなるまで温水で洗浄する。
注記 温水を用いた繰り返し洗浄回数は1012回でよい。
h) ろ液及び洗浄液を磁器蒸発皿に移し,再び水浴上で蒸発乾固し,最後に空気浴中に入れて110115 ℃
で1時間加熱した後,前と同様に操作してろ過する。
i) g) 及びh) で得た沈殿物をるつぼに入れて乾燥し,徐々に加熱して炎の出ないように注意しながらろ
紙を灰化した後,1 000±50 ℃に調節した電気炉で1時間強熱し,デシケーター中で放冷した後,質
量を0.1 mgまではかる(m2)。
j) 二酸化けい素含有量は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。
m2
A 100
1

――――― [JIS A 6201 pdf 5] ―――――

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JIS A 6201:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 6201:2015の関連規格と引用規格一覧