JIS R 5213:2009 フライアッシュセメント

JIS R 5213:2009 規格概要

この規格 R5213は、フライアッシュセメントについて規定。

JISR5213 規格全文情報

規格番号
JIS R5213 
規格名称
フライアッシュセメント
規格名称英語訳
Portland fly-ash cement
制定年月日
1960年11月1日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1960-11-01 制定日, 1963-11-01 確認日, 1964-03-01 改正日, 1967-11-01 確認日, 1969-11-01 改正日, 1972-12-01 確認日, 1973-12-01 改正日, 1977-02-01 改正日, 1979-10-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1992-07-01 改正日, 1997-04-20 改正日, 2002-01-20 確認日, 2007-03-20 確認日, 2009-11-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS R 5213:2009 PDF [10]
                                                                                   R 5213 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び構成・・・・[1]
  •  4 品質・・・・[2]
  •  5 原材料・・・・[2]
  •  5.1 クリンカー・・・・[2]
  •  5.2 ポルトランドセメント・・・・[2]
  •  5.3 フライアッシュ・・・・[2]
  •  5.4 せっこう・・・・[2]
  •  5.5 少量混合成分・・・・[2]
  •  5.6 粉砕助剤・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ・・・・[3]
  •  6.2 化学成分・・・・[3]
  •  7 検査・・・・[3]
  •  8 包装・・・・[3]
  •  9 表示・・・・[3]
  •  10 報告・・・・[3]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 5213 pdf 1] ―――――

R 5213 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人セメント
協会(JCA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 5213:1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 5213 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
R 5213 : 2009

フライアッシュセメント

Portland fly-ash cement

1 適用範囲

  この規格は,フライアッシュセメントについて規定する。
なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書Aに記載する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ
JIS M 8850 石灰石分析方法
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5202 ポルトランドセメントの化学分析方法
JIS R 5204 セメントの蛍光X線分析方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 5211 高炉セメント
JIS R 5212 シリカセメント
JIS R 9151 セメント用天然せっこう
JIS Z 1505 クラフト紙袋―セメント用

3 種類及び構成

  フライアッシュセメントは,フライアッシュの分量によって,表1の3種類とし,ポルトランドセメン
ト(5.2参照)及びフライアッシュ(5.3参照)で構成されるものと,クリンカー(5.1参照),せっこう(5.4
参照),少量混合成分1)(5.5参照)及びフライアッシュ(5.3参照)で構成されるものとがある。
なお,前者の構成の場合,ポルトランドセメントにJIS R 5210の5.3(少量混合成分)に規定する少量
混合成分としてフライアッシュが含まれているときは,その量を表1のフライアッシュの分量に含める。
後者の構成の場合,少量混合成分(5.5参照)の量は,クリンカー,せっこう及び少量混合成分の合量に対
し,質量で5 %以下でなければならない。また,粉砕助剤の使用量はフライアッシュセメントに対し,質
量で1 %未満とする。
注1) ここでいう少量混合成分には,フライアッシュを含めない。

――――― [JIS R 5213 pdf 3] ―――――

2
R 5213 : 2009
表1−フライアッシュセメントの種類及びフライアッシュの分量
種類 フライアッシュの分量
(質量%)
A種 5を超え 10以下
B種 10を超え 20以下
C種 20を超え 30以下

4 品質

  フライアッシュセメントの品質は,箇条6によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。
なお,安定性は,パット法又はルシャテリエ法のいずれかの規定に適合すればよい。
表2−フライアッシュセメントの品質
品質 A種 B種 C種
密度a) /cm3 − − −
比表面積 cm2/g 2 500以上 2 500以上 2 500以上
凝結 始発 min 60以上 60以上 60以上
終結 h 10以下 10以下 10以下
安定性 パット法 良 良 良
ルシャテリエ法 mm 10以下 10以下 10以下
圧縮 3d 12.5以上 10.0以上 7.5以上
強さ 7d 22.5以上 17.5以上 15.0以上
N/mm2 28 d 42.5以上 37.5以上 32.5以上
化学 酸化マグネシウム 5.0以下 5.0以下 5.0以下
成分 三酸化硫黄 3.0以下 3.0以下 3.0以下
% 強熱減量 5.0以下 − −
注a) 測定値を報告する。

5 原材料

5.1 クリンカー

  JIS R 5210の5.1(クリンカー)に規定するクリンカーとする。

5.2 ポルトランドセメント

  JIS R 5210に規定するポルトランドセメントとする。

5.3 フライアッシュ

  JIS A 6201に規定するフライアッシュI種又はフライアッシュII種とする。

5.4 せっこう

  JIS R 9151に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものとする。

5.5 少量混合成分

  少量混合成分は,次に規定する3種類とする。
a) IS R 5211の5.3(高炉スラグ)に規定する高炉スラグ。
b) IS R 5212の5.3(シリカ質混合材)に規定するシリカ質混合材。
c) 炭酸カルシウムの含有率が90 %以上,かつ,酸化アルミニウムの含有率が1.0 %以下の品質をもつ石
灰石。石灰石中の酸化アルミニウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって求める。石灰石中
の炭酸カルシウム含有率は,JIS M 8850又はJIS R 5204によって酸化カルシウム含有率を求め,式(1)

――――― [JIS R 5213 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
R 5213 : 2009
によって炭酸カルシウム含有率に換算する。
CaCO3 愀100.09 (1)
56.08
ここに, CaCO3 : 少量混合成分に用いる石灰石中の炭酸カルシウムの含有
率(%)
CaO : JIS M 8850又はJIS R 5204によって求めた石灰石中の酸化
カルシウム含有率(%)

5.6 粉砕助剤

  セメントの品質に影響を及ぼさないことを確かめたものとする。

6 試験方法

6.1 密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ

  密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さの試験は,JIS R 5201による。

6.2 化学成分

  化学成分の試験は,JIS R 5202による。

7 検査

  フライアッシュセメントの検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,箇条4については箇条6
によって試験を行い,合否を決定する。

8 包装

  フライアッシュセメントを包装する場合は,JIS Z 1505に規定する紙袋を用いる。

9 表示

  フライアッシュセメントを包装する場合は,袋の外面に次の事項を表示する。
なお,出荷日は,受渡当事者間の協定によって適切な形式の表示を記入することができる。
a) 名称
b) 種類
c) 正味質量
d) 製造業者名又はその略号

10 報告

  生産者は,購入者から要求があった場合には,試験成績表を提出しなければならない。試験成績表の標
準様式は,表3表5による。これらの表は,必要に応じて合併してもよい。
なお,フライアッシュの分量の範囲は備考に示す。

――――― [JIS R 5213 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS R 5213:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 5213:2009の関連規格と引用規格一覧