この規格ページの目次
JIS S 3022:2003 規格概要
この規格 S3022は、灯油を燃料とする燃焼機器の燃料供給に屋内で用いるゴム製及びその外側表面に金属製の保護を施した送油管について規定。
JISS3022 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S3022
- 規格名称
- 石油燃焼機器用ゴム製送油管
- 規格名称英語訳
- Oil discharge rubber hoses for oil burning appliances
- 制定年月日
- 1972年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 23.040.70, 83.140.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1972-03-01 制定日, 1975-07-01 改正日, 1978-09-01 確認日, 1979-07-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1997-02-20 確認日, 2001-12-20 確認日, 2003-11-20 改正日, 2010-02-22 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS S 3022:2003 PDF [13]
S 3022 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本燃焼
機器検査協会(JHIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS S 3022には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)接続金具
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 3022 pdf 1] ―――――
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 種類・・・・[1]
- 4. 性能・・・・[1]
- 4.1 使用性能・・・・[1]
- 4.2 品質性能・・・・[2]
- 5. 構造・・・・[2]
- 6. 寸法・・・・[3]
- 7. 外観・・・・[3]
- 8. 試験方法・・・・[3]
- 8.1 試験条件一般・・・・[3]
- 8.2 耐圧性試験・・・・[3]
- 8.3 耐低温性試験・・・・[3]
- 8.4 耐熱性試験・・・・[4]
- 8.5 オゾン劣化試験・・・・[4]
- 8.6 引張試験・・・・[4]
- 8.7 老化試験・・・・[5]
- 8.8 耐油性試験・・・・[5]
- 8.9 繰返し曲げ試験・・・・[7]
- 8.10 塩水噴霧試験・・・・[7]
- 8.11 継手金具の漏れ試験・・・・[7]
- 8.12 継手金具の引抜強さ試験・・・・[7]
- 8.13 構造・・・・[7]
- 8.14 寸法・・・・[7]
- 8.15 外観・・・・[7]
- 8.16 表示・・・・[7]
- 9. 検査・・・・[8]
- 9.1 型式検査・・・・[8]
- 9.2 製品検査・・・・[8]
- 10. 表示・・・・[8]
- 附属書(参考)接続金具 11序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 接続金具の形状及び寸法・・・・[11]
――――― [JIS S 3022 pdf 2] ―――――
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S 3022 : 2003
日本工業規格(日本産業規格) JIS
S 3022 : 2003
石油燃焼機器用ゴム製送油管
Oil discharge rubber hoses for oil burning appliances
序文
石油燃焼機器と分離している油タンクから燃料の供給を行うために屋内で使用するゴム製送油管の
標準化と燃料供給の安全性の確保を目的に,1972年にJIS S 3022(石油燃焼器具用送油管)が制定された。
その後,1991年の改正において,規格名称が“石油燃焼機器用ゴム製送油管”に改称され,また,石油燃
焼機器に油タンクを取り付けて燃料を供給するためのゴム製送油管の外側表面に金属製の保護を施し,両
端に継手金具を取り付けたアッセンブリの送油管が規定された。
1. 適用範囲
この規格は,灯油を燃料とする燃焼機器の燃料供給に屋内で用いるゴム製及びその外側表
面に金属製の保護を施した送油管(以下,送油管という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 6251 加硫ゴムの引張試験方法
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-熱老化特性の求め方
JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-耐液性の求め方
JIS K 6330-2 ゴム及び樹脂ホース試験方法-第2部 : 耐圧性試験
JIS K 6330-7 ゴム及び樹脂ホース試験方法-第7部 : 静的オゾン劣化試験
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
3. 種類
送油管の種類は,構造によって分け,表1のとおりとする。
表 1 種類
種類 構造
繊維補強送油管 内面ゴム層,繊維補強層及び外面ゴム層から成り立っているもの。
金属保護付繊維補強送油管 繊維補強送油管の外側表面に金属製の保護を施したもの。
総ゴム送油管 繊維補強層がなく,ゴム層だけのもの。
金属保護付総ゴム送油管 総ゴム送油管の外側表面に金属製の保護を施したもの。
4. 性能
4.1 使用性能
送油管の使用性能は,次による。
a) たわみ性に富むものでなければならない。
b) 燃料中に溶解し,着色その他によって燃料に悪影響を及ぼすような欠点があってはならない。
c) 締付金具を用いるものは,その締付けが容易,確実で,使用中に漏れ,外れなどの欠点を生じてはな
――――― [JIS S 3022 pdf 3] ―――――
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S 3022 : 2003
らない。
d) 継手金具を取り付けたものは,その取付けが確実で,使用中に漏れ,外れなどの欠点を生じてはなら
ない。
4.2 品質性能
送油管の品質性能は,8.によって試験したとき,表2による。
表 2 品質性能
項目 品質性能 試験方法
耐圧性 8.2
漏れ,膨れ,ひび割れ,き裂,変形などがあってはならな
い。
耐低温性 折れ,ひび割れ,き裂などがあってはならない。 8.3
耐熱性 8.4
ひび割れ,き裂,膨れなどの欠点がなく,8.2の耐圧性試
験を行い,漏れがあってはならない。
オゾン劣化 き裂が生じてはならない。 8.5
引張 引張強さ 7.0 MPa以上 8.6
切断時伸び 200 %以上
老化 引張強さの変化率 ±25 %以内 8.7
耐 繊維補強送油管,金属保護付繊維
引張強さの変化率 ±30 %以内 8.8
補強送油管の内面ゴム及び総ゴ 52 %以内
油 体積変化率
性 ム送油管並びに金属保護付総ゴ
ム送油管
繊維補強送油管及び金属保護付引張強さの変化率±40 %以内
繊維補強送油管の外面ゴム 体積変化率
500
%以内
継手金具のゴム,プラスチック材 質量変化率±20 %以内
繰返し曲げ 金属保護に折れ,破損などがあってはならない。 8.9
耐 金属製の保護 著しい腐食があってはならない。 8.10
食 締付金具
性 継手金具
継手金具の漏れ 漏れがあってはならない。 8.11
[自動閉鎖式特殊継手金具(1)付に限
る。]
継手金具の引抜強さ 離脱してはならない。 8.12
注(1) 自動閉鎖式特殊継手金具とは,一対になっている継手金具を接続することによって自動的に送油経路が
開かれ,外すことによって自動的に送油経路が閉じられる継手金具をいう。
備考 当該規格に適合している繊維補強送油管又は総ゴム送油管の外側表面に金属製の保護を施した金属保護
付繊維補強送油管又は金属保護付総ゴム送油管は,繰返し曲げ,耐食性,継手金具の漏れ,継手金具の
引抜強さについて適用する。
5. 構造
送油管の構造は,次による。
a) 送油管のゴム層は,用途に適合するように加硫製造したものでなければならない。
b) 繊維補強送油管は,内面ゴム層,繊維補強層及び外面ゴム層からなり,各層がはく離してはならない。
c) 総ゴム送油管は,ゴム層だけとし,内面ゴム層と外面ゴム層が異なるものは内面ゴム層と外面ゴム層
がはく離してはならない。
d) 金属保護付繊維補強送油管及び金属保護付総ゴム送油管は,繊維補強送油管又は総ゴム送油管に金属
保護を施したものとし,次による。
1) 金属保護は,鋼線を編み上げたものとし,締付効果が十分にある締付金具によってゴム製送油管及
び金属保護が容易に離脱しないように固定されていなければならない。
2) 両端には,継手金具が取り付けられていなければならない。
――――― [JIS S 3022 pdf 4] ―――――
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S 3022 : 2003
3) 締付金具及び継手金具は,耐食材料又は耐食処理を施した材料で作られたものでなければならない。
6. 寸法
送油管の寸法は,表3による。
表 3 寸法
単位 mm
種類 内径 外径 内面ゴムの厚さ
繊維補強送油管及び金属 6.3 ± 0.514 ± 1.0 1.5以上
保護付繊維補強送油管
総ゴム送油管及び金属保 6.3 ± 0.514 ± 1.0 ―
護付総ゴム送油管
備考 金属保護付繊維補強送油管及び金属保護付総ゴム送油管の外径
は,金属保護を取り外したゴム層の外径とする。
参考 燃料タンクと機器の間に,防火上有効な遮へいを設けないで直
に接続する場合の送油管の長さは,2.5 m以上とする。
7. 外観
送油管は,きず,気泡,その他使用上有害な欠点がなく,内径及び厚さは均等で,かつ,内面
は平滑でなければならない。
8. 試験方法
8.1 試験条件一般
8.1.1 試験室の温度 試験室の温度は,特に指定のある場合を除き,20 ℃±10 ℃とする。
8.1.2 試料 試験に用いる試料は,製造後16時間以上経過したものとし,特に指定のある場合を除き,
製品の状態とする。
なお,燃料油が接触する部分に熱可塑性樹脂などによって耐油処理を施したものは,そのままの状態を
試料とする。
8.1.3 試験用の計測器等 試験用の計測器等は,付表1に示すもの又はこれと同等以上のものを用いる。
8.2 耐圧性試験
耐圧性試験は,次によって行う。
8.2.1 試料 試料は,繊維補強送油管及び総ゴム送油管は任意の箇所から採った,長さ 300mmのもの2
本,また,金属保護付繊維補強送油管及び金属保護付総ゴム送油管は製品長さの状態で2本とする。ただ
し,金属保護付繊維補強送油管及び金属保護付総ゴム送油管は,金属保護を外したものを試料とする。
8.2.2 方法 JIS K 6330-2(ゴム及び樹脂ホース試験方法−第2部 : 耐圧性試験)の7.1(耐圧試験)に規
定する方法によって漏れ,膨れ,ひび割れ,き裂,変形などの有無を調べる。ただし,試験媒体は水を用
い,試験圧力は0.3 MPaとする。
8.3 耐低温性試験
耐低温性試験は,次によって行う。
8.3.1 試料 試料は,送油管の任意の箇所から採った,長さ約300 mmのもの2本とする。ただし,金属
保護付繊維補強送油管及び金属保護付総ゴム送油管は,金属保護を外したものを試料とする。
8.3.2 方法 試料を-20 ℃±2 ℃の低温槽内に連続8時間放置した後,これを取り出し,直ちに図1に示
すジグを用い,速やかに約90度に1回折り曲げたとき,折れ,ひび割れ,き裂などの有無を調べる。
――――― [JIS S 3022 pdf 5] ―――――
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JIS S 3022:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.40 : ホース
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.70 : ホース及びホースアセンブリ
JIS S 3022:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2201:1991
- 工業ガソリン
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6258:2016
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐液性の求め方
- JISK6330-2:2013
- ゴム及びプラスチックホース試験方法―第2部:ホース及びホースアセンブリの耐圧性
- JISK6330-7:2011
- ゴム及びプラスチックホース―第7部:静的条件下での耐オゾン性評価
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法